表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/104

魔王と女王蜂




奴隷の腕輪を付けたロゲルが、執務室で言い放った言葉に、俺はすぐに反応した。


「なんだと!帝国にも強敵がいるだと」


「これは、少数の人しか知らない事です。それは皇帝と宰相の2人だけです。わたしは偶然にも最近知った・・・その為に反逆罪の罪を擦り付けられたのです。家宅捜査して知る切っ掛けとなった手紙を奪ったのです。そして禁呪きんじゅの制約の刻印を体に埋め込まれた。しかし奴隷の腕輪で解除されたので話せるようになったのです。この事を話していいものか悩みました。わたしと同じ運命になりかねないかと・・・心配してます」


なにやら問題発言が多過ぎる。それに禁呪なんて・・・


「それで帝国の敵とはなんなんだ」


「魔王を復活させようとする魔教です」


え!魔王。俺の事か・・・いやいや死霊術を使えるのを知っているのは、ここの者で数人だけでかたく口止めしているはずだ。

帝国との接触も数回だけだし・・・う~ん、訳が分からん。


俺が知らないだけで死霊術士が現れたのか、しかし現れたら討伐対象になって世界の国が協力して立ち向かうはずだ。


もしかして死霊術士をつくり出す方法が有るのか・・・

俺の錬金術のように材料を探してるのか、疑問ばかりで・・・謎が謎を生んではっきりしないぞ。



「その魔教は何処にいるんだ」


「それはわたしも知りません。しかし確実に帝国内部にも入り込んでます」


「だからクソ親父は、黙認して見ていたのか」


「そうかも知れません。内部に入り込んだ敵を探す為には、息子など気にしない方です。反逆の事件を使って魔教を探し出しているのです」


「では、今も内密に探している最中か・・・」


「それも暗部を使って探してます。暗部は諜報部も知らない組織で殺しが専門の組織です。それは恐ろしい組織で間違いありません」


「そんな組織があるのか、やっかいだな。それにしもお前は知り過ぎだ。何故殺されなかった」


「わたしもバカではありません。わたしが死んだら秘密がばれるようにしてます。多分その秘密を探しだしてから殺す積もりでしょう」


「それでいいのか」


「いい訳がありません。守るものがなくなったので復讐だけが生きがいです」




商売人のロゲルは、帝国とは昔戦って痛み分けになった国へと、商売人候補を引き連れて行ってしまった。

俺の命令だが、商売人の教育と商売をさせる為だ。

なんでも帝国に無い武器や防具や様々な魔道具が存在している。

それらを買って本の購入をしっかりと伝えた。

俺は、魔眼で見ればどんな文字でも理解出来るのが特徴だ。


魔眼を授かった日から、帝国の図書館にこもりっきりで読みきった。

本の価値をよく知っているのは、俺だけだ。


買う為の代価として魔石を有り余るほどに手渡したはずだ。


念の為に護衛として兵士20人も同行している。

雷銃10丁、火銃10丁のおまけ付だ。





ロゲルの話を聞いて、居ても立っても居られなくなった。


我が領内の強みを生かすべく、俺は魔の森で暴れまくった。


今は、巨大な赤いスズメバチを相手に戦っていた。

俺の連発雷銃がバリバリバリと雷弾を撃ちだしていた。

全長が3メートル以上のスズメバチどもを10体もほうむったところだ。


黒騎士らも100体以上を倒した。


黒シーフがスズメバチに飛びつき、首を切り落とした。

死んだハチを土台にして、空中をジャンプして次のスズメバチの羽を切り落とした。


地面に落下したスズメバチは、必死に羽ばたくが飛べない。

そこへ黒狼に乗った黒騎士のハルバードが一撃をくわえた。

脳天はぐちゃとなって、スズメバチは死に絶えた。



俺を頭上から襲うハチの針を、連発雷銃で「ガチッ」と防いだ。

危なかった。どうにか雷銃で押さえ込んで、何度も何度も踏み付けてやった。


「俺を刺し殺そうなど百年早いわーー」


踏み付けた靴は緑の液でぐちゃぐちゃだ。


又、きやがったので何度も撃ち続けた。

100発以上撃って40発は当たった。



全て倒した時だ。最後の大物が現れた。

女王蜂だ。全長6メートルもあった。


俺は充分に狙って、撃った。

女王蜂の右の羽は20発も受けてもげ落ちた。


そこへ騎乗した黒騎士が30人で取り囲んだ。

攻めて斬り付けすぐに下がった。


1人が攻められれば、あっちこっちから斬られ刺され女王蜂はボロボロだ。

仕留めたのは、ハルバードの一撃だ。


「ようやく終わった」



早速、死霊術を施した。


こいつらは、骨が無いので甲殻こうかくが骨代わりだ。


432体のスズメバチがアンデットとして蘇った。


「荷馬車の金属を持って来い」


用意された金属で錬金術を施す。

今度は熟練度も上がって、スズメバチの甲殻にコーティングする形で施した。


あれ!何かが変だ。赤い甲殻に金属が交じり合ってるぞ。

なんかピンクに輝く金属の甲殻になった。

魔眼で見ても、まあまあの防御力があった。

金属で作った物より数段凄いぞ。


しばらく、感心して見てた。

触った感じもつるっとしていて、なんだかいい感じだ。



女王蜂が俺に頭をさげた。

名前が欲しいようだ。なので女王蜂に名前を与えた。


お前はジョーバだ。



ジョーバ


HP100

MP70


STR14  VIT11

DEF11  INT14

DEX11  AGI25★


魔法

風魔法


「ジョーバ、しっかりとこの隊をレベルアップして来い」


頭をさげてから飛び去った。

431体のハチ部隊を連れて・・・




もし面白ければ。

下の項目の☆☆☆☆☆でポイント応援して下さい。


良ければ5点、悪い1点でもお願いします。


気になる方は、ブックマークを付けて下さい。

書く為の応援をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ