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食人植物




執務室のドアがノックされた。


「セバスです。リアン・ポーが退院されてお会いしたいと来てます」


「入ってくれ」


セバスに促されて、リアンがおずおずと入ると、セバスが静かにドアを閉めて去った。

どうしたものかとリアンは立ったままだ。


「そこの椅子に座ってくれ。体は大丈夫なのか?」


「はい、目覚めて1日中寝てばかりでした」


「そうか大変だったね。君にそんな事をさせたロゲルは、奴隷落ちしたがおおやけには公表しない。君には悪いと思っている。償いの気持ちだ受取ってくれ」


テーブルの上に袋を差出した。「ザラッ」とわずかな音で金だと容易にわかる。

袋にひもをといて「え!こんなに・・・」と驚いていた。


「ロゲルは今後も使える男だ。危険な仕事もさせる積もりだ。だから秘密にしてくれ・・・」


「はい、分かりました。ロゲルさんの事情もセバスさまから聞きました。わたしにも分かる気がします。だから恨んでなんかいません」


「そう言ってもらえると嬉しいよ。それで、ブッタ国でいい種が手に入ったか?」


「はい、色々と手に入りました。バルザックの実は、肉をやわらくして臭みをなくす効果がありまして、食欲旺盛しょくよくおうせいの効能が御座います」



持っていたメモ帳を開いて、この種はこうでこんな効能があってと延々に話続けた。

聞いただけで100種類以上の種の話だ。





そしてテーブルの上には、卵程大きさの種があった。


「これも種なのか? 少し大きくないか・・・」


「これはただの種ではありません。太古の時代に死に絶えた食人植物の種です・・・ブッタ国には太古の遺跡があったので観光していたら、このような石がゴロゴロしていたのですが、その石の中から気になった物を発見。手に取った感覚で生きた種だと実感しました。その途端に種の知識がわんさかと流れ込んで、食人植物だと理解して何故だか知りませんが私の使い魔になっていました。今でも私から少ないですが魔力を吸収し続けてます。私には種が変化しているのが分かるのです」


成る程、俺が見ても使い魔と鑑定結果が出ていた。



その食人植物の特色は、始めてあった人間との共生だった。

種が発芽するには人間の魔力が必要だった。

そして人間から、その時代の知識を吸収する事で生きながらえていた。




そして流れ込んだ知識と状況を事細かく話してくれた。


私は、太古の遺跡にはまだ見ぬ植物が、長い時間を通して生存しているのではと考えていました。

遺跡には、太古の言葉がかかれ、神秘な石像もあったのです。

そして私が1番に興味を持ったのが、卵の形の石でした。

それが所狭しと点在していて、どうゆうことかた探し続けました。


そして、ピンッときたのです。

私は、必死に石を掘り起こして1時間が経過した時です。

ついに見つけたのです。


手に取った瞬間、眩い世界にいったのです。




ーーある植物の記憶ーー



目覚めた時に、なんと可愛らしい生き物が私を見てました。

私は感じた。

この生き物が何を考えているのか、そしてこの生き物の能力を私が授かった事を・・・

そして、成長すると周りの植物と違って、私は自由に動けました。


そして、可愛らしい生き物は、年月を重ねるごとに変化してゆき逝ったのです。

そして私も長い眠りについた。




そして目覚めた。

又も可愛い生き物が、私を見てた。


私は、他の生き物を惑わして摂取せっしゅして、強くなれたのです。

可愛い生き物を可愛がりました。


しかし、私が他の生き物を摂取する為に出かけて帰って来た時には、その可愛い生き物は死んでたの・・・私はなぜか悲しかった。

そして、死んだ訳を知った。


この国の王が、あの可愛い生き物を魔女だと言って殺した事を・・・


私は復讐にこの国のみにくい生き物を殺し尽くしてやった。

そして又もや長い眠りについてしまった。




目覚めた時に、可愛い生き物が、私を見てた。


この可愛い生き物から、離れることもなく見守っていた。

そして成長して、仲間を増やすすべを手に入れたの・・・

仲間は私の思い通りに従った。


そして、その仲間と国を作った。



あの可愛い生き物を守りながら幸せにくらした。

しかし、あの生き物は死んでしまった。老衰ろうすいで死んだので仕方ないことだった。


けれど、私は眠ることは無かった。


長い月日が経過して、醜い生き物を奴隷として飼う事にしたの・・・

だってお腹が空いた時に食べれるから、美味しいように太らせた生き物だけを食べた。


長い長いくらしだった。


しかし、眠くなったの・・・


そしてあなたが居た。





「そんな時間旅行をした気分でした」


なんと不思議な話だ。ついつい聞き入っていた。


「わたしは、どうしたらいいですか? このままだと・・・」


「心配しなくていいぞ。その話は古い本を読んで知っている。俺のアンデットの方が各上だから負けないから、それに君が生きていれば言う事も聞くと思うぞ」


「はい、わたしもそう思います」


「なら大丈夫だ」



俺が本で知った事は次のような内容だった。


その植物の発芽は人間とリンクして、人間の能力を授かる事で発芽していた。

リンクしなければ永遠に発芽しない。そして置かれた状況で石のように硬くなるのだ。

これも食人植物が強くなる為の試練の進化だった。


そして成長した食人植物は、人や魔物を食らって成長続けて親木になると、種を人や魔物に植え付けるのだ。

そして、親木を守る食人植物へと成長。


まさに人や魔物を刈っ生きてゆくらしい。そして数を増やしてゆく。

しかし、親木も永遠でなく1000年目の時に大量の種を放出。

そして枯れてしまう運命だった。

残された食人植物は、自然に弱まり人や魔物によって絶滅させられた。



今回は、リアン・ポーが選ばれた。

選ばれた恩義か、その人間が生きている限り忠誠をつくすそうだ。




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