第二話【見〜つけた】
食卓のシーンから始まる。
ムイ『おはよう!』
トキコ『おはよう!ご飯できてるよ』
ムイ『あれ?ママは?』
ライ『また灯台、、。』
ムイ『そっか、、』
トキコ『あのさぁ、探してみる?ガミのこと。』
ライ『もう、お姉ちゃんまでそんな事を。いるかもわかんないんだよ?』
トキコ『そうなんだけど、私もガミに会ってるし、あれは夢じゃないのかもっておもっててさ。』
ライ『私は反対。これ以上旅行を台無しにしたくないし。』
ムイ『私も、がみねぇを探したい。』
ライ『もう、みんな信じらんない。勝手に探せば?』
ライ怒って退場
トキコとムイは今までにガミを目撃した場所へと訪れる。
痕跡や手がかりを探すため、町の住人にも声をかけるが、手がかりはなし。
博物館
ムイ『なんの手がかららもないね。あれからガミも見ないし。やっぱりあれは夢だったのかな?』
トキコ『今日はもう疲れたし、帰ろうか。』
ムイ『そうだね』
『本当ですか!?』
博物館を出ようとすると、ロビーで館長に話しかけているライを見つけた。
ムイ『らいねぇ!』
トキコ『何してるの?』
ライ『べ、別に!!ガミのことなんか、探してないんだからね!』
ムイ『ライねぇ好き!』
トキコ『もう、ライったら素直じゃないんだから!』
ライ『それはそうと、2人とも!朗報よ!館長さんから最近見かけない女の子が私達以外にもう1人いるらしいの!』
ムイ『それってガミねぇ?』
ライ『館長さんによると、その子は北にある空き家を寝床にしてるそうよ!』
トキコ『行ってみる価値はあるわね。』
ムイ『でも、あの廃虚昔からあって誰も寄り付かない不気味な所なのよ!』
ライ『でもそこにならガミもいるかも。』
トキコ『ムイ!勇気を出して行くわよ!』
ムイ『う、うん。』
一行は廃虚へ。
建物に入ると、少女の泣き声が聞こえる。
ライ『ムイやめて!』
ムイ『私何も言ってない!』
ライ『じゃお姉ちゃん?』
トキコ『奥から聞こえない?』
ムイ『やだぁ、帰りたい。』
『あなたたち!!!』
一行は振り返る。
そこにはママの姿が。
みんな『ママ!どうしてここに?』
ママ『帰り際にみんなの姿が見えて、ここに入って行くのが見えたから。それよりダメじゃない!人の家に勝手に入っちゃ!全員吊すわよ?』
ムイ『そんなことより、さっきの声はママだったの?』
ママ『声?』
泣き声が聞こえる。
ママ『こ、この声、ガミ!!!!』
ママは一目散に奥の部屋へ走る
ムイ『ママ!勝手に行ったら危ないよ!』
3人はママを追いかける。
部屋に入るとママが驚きと嬉しさのあまり立ち止まっており、ガミが後ろを向いて泣いていた。
ママ『が、がみ!!。。。』
ママはゆっくりとガミの元へと駆け寄る。
ガミは振り返り
ガミ『ま、ママ?』
ママ『ガミちゃん、みぃ〜つけた!!』
ガミ『ママぁ!!』
2人は大泣き、それを見て全員大泣き。