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追放された二人の冒険者の物語集 〰 第四章パーティー追放されたからって冒険者家業はやめられない「医療・犯罪・不老不死」  作者: 飛騨牛太郎
パーティー追放されて仕事が回ってきたので女子高の講師をやると思ってました。
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16話

「終了の合図?」

「そうですね」

「じゃぁ今日はこれで終了ですね。えぇ、魔法の話をしてないや、いいのかな。まぁ魔法についてはまた明日ってことで」

 冴えない挨拶。それを受け取って教頭が締めの挨拶。



「いや、いいお話でした。こういうのを期待してるんですよ。ほんと」

 教頭は職員室でそんなことを二人に言った。

「定期的にこう言った講習を行って、現場の方のご意見をうかがうことにしてるんですが、どうも、そのね、冒険者の方にこんなこというのはどうかと思うんですが」

「冒険者の話はぱっとしない?」

「えぇ、まぁ、正直に言っちゃえばそうです。ぱっとしないとか分かりにくいならいいんっですが、顰蹙を買いそうな話を並べかねない人も居まして」

「学校でまともな話ができるほど常識があるやつは冒険者なんかやらねぇよ」

 教頭の嘆きにドーリーはそう言って笑った。


「いや、毎回組合から直接依頼をうけるような一流は結構常識人多いですよ。まぁとんでもない人も同じくらいいるんですが。朝から晩までゴブリン退治しかやらないって変人とか」

 Vはそんなことを答えた。

「そんな感じの話も含めて話してもらえれば、と思うんですが、明日以降はどうしましょうか?」

「そうですね」

 Vと教頭がそう言って講義の内容について話だしたあたりで、ドーリーは言った。

「すまないが、俺はそれに口出しできるようなインテリでも経験者でもないんだ。昼飯食いに行っていいか。あとから決めた内容を教えてくれ。そこに付け加える感じになると思う」

「わかりました。どこで落ち合いますか?」

 そんな二人の会話を聞いた教頭は、そうそう、とポケットの中からチケットの束を取り出す。


「良かったらこれどうぞ。うちの学校の食堂で日替わり定食が無料になります。おいしいですよ」

「いいかい?」

「えぇ、校長からの差し入れです」

 じゃぁ、と受け取ったチケットをドーリーとVで半分ずつに分ける。

「そこで会いましょうか。簡単な相談だけ済ませますから」

「わかった。じゃぁ、すまないがお先に」


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