表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追放された二人の冒険者の物語集 〰 第四章パーティー追放されたからって冒険者家業はやめられない「医療・犯罪・不老不死」  作者: 飛騨牛太郎
パーティーから追い出されたので繋ぎの仕事を受けた。と思ったけどなにか違うようです
67/303

67話

「古いな」

 ドーリーが砦の周りをみて回っても、それ以上の感想はなかった。

 昨日の夜にも見たが、中央の建物以外は、朽ちた柱が残ってるか、柱が立っていた場所が残っているか、それとも後数か月か数年かで朽ちた柱になるか、の違いでしかない。

 建物らしきものが残っていても中には入れない。倒壊して下敷きになってはこまる。

 やはり残ってるのは中央の建物くらいだけのようだ。

「オークの足跡とか、鳥の羽みたいなやつはあるけどモンスターはいませんね」

 Vの見方はVドーリーとは少し違う。

 確かにモンスターが居た形跡はあるが、もういない。

「みんな、どこかに行った。おかぁさん。きたから」

二人の行動を見ていた子供のドラゴンの言葉。

 その一言で二人は村にモンスターが増えた原因を察した。


 もともと猟師が狩猟をやめて獣やモンスターが増えていた村の周辺。

 そこに出てきたろくでもない男に引っかかって群れから追放された女ドラゴン。

 首都の近くで密猟者かなにかに襲われダンジョンに不時着。

 ダンジョンにいたモンスターたちは大きな争いを起こすこともなく、モンスターの神に場所を明け渡す。

 その結果、ダンジョン崩壊。

 それに加えて子供とは言えドラゴンが、親子の食料を取るためにダンジョンの周りを飛び回って獣なんかをとっていたのだ。

 そうなればモンスターも獣も大移動する。それが結果として村のほうまでモンスター逃げてくることになった。

 それを村人から見たら「猟師が辞めたころから増えてはいたが、最近はモンスターが妙に多い」という事になる。



「Vの考えが概ね正しかったな。ダンジョンが崩壊した結果、回りまわってモンスターが村まで来たんだ。ただどっかの素人集団じゃなくて、不時着した怪物の神が一匹でやったわけだが。しかしドラゴンが飛んでたら誰か見てそうなもんだがな」

「ろくでなし男にひっかかたドラゴンがいるんですよ?誰も見てないなんて些細な偶然で済ませましょうよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ