61/303
61話
Vはどうにかドラゴンの体によじ登り、ケガをしているという翼を見る。
その間、ドーリーは二人から話を聞くことにした。二羽じゃないか、とも思ったが人の言葉が話せるんだし人扱いでも怒らないだろう。というドーリーの考え。
「えっと、とりあえず聞きたいんだが、二人はなんでここに来たんだ」
「※※※※!」
「おかぁさん、話そう。そして、おうち、帰る、みんなに、助けて、もらおう、悪い、人じゃない、とおもう」
「君はおうちに帰りたいか」
「うん。友達、おじいちゃん、みんないる。だから、帰りたい」
「追い出されたのよ。今更帰れないわ」
そう吐き捨てるように言うドラゴンの声。
そしてつい出てしまったドーリの声。
「君も追い出されたのか」




