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追放された二人の冒険者の物語集 〰 第四章パーティー追放されたからって冒険者家業はやめられない「医療・犯罪・不老不死」  作者: 飛騨牛太郎
パーティーから追い出されたので繋ぎの仕事を受けた。と思ったけどなにか違うようです
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47話

 弓の撤収とオークの火葬を行うだけで昼になってしまった。

 ドーリーとVの一行が起きてきたのが若干遅いこともあるが、一番はオークのデカさの問題。

 穴を掘るにもその穴に落とすのも一苦労、貴重な薪をいくら使っても足りない。

「他じゃどう処分してるんだか」

 ドーリーの疑問には

「専門の冒険者に頼むか、みんなで苦労して穴に落とすかのどっちかですよ」

とVが答える。つまり金を払うか自分でやるかだ。


 粗方火葬も終わったあたりで、村人たちは解散ということで自分の家に。自分の家の仕事は何もしてないが、大仕事だ。

 村長の娘と山菜採りの名人が残り火の始末をする、ということで元猟師と冒険者二人も解散。

 猟師は仕事場である公衆浴場に戻っていく。


 今日は酒場の女主人が公衆浴場で人を使って仕出し弁当を作って売ってるのだそうだ。こういった村でも独り身や年寄り、あと嫁さんと一緒に畑をやってるような家では昼飯をつくるのも一苦労。そういう層を狙った商売。

 前日の昼から暇な時間に保存が効くもの物をたくさん作り、朝のうちに村の幹部である旦那が近所のおばさんを招集し陣頭指揮をしながら弁当につめていく。

 おばさんたちは現金収入、公衆浴場は場代に「ついでに風呂も行こうか」という客を集める、女主人は楽に現金収入を得ながら村に貢献と旦那の株もあげる。

 田舎ながら商売上手なものだ。とはVの考え。


「俺達は酒場で食おう。でよ、今後の相談と行こうじゃないか」

「そうですね。罠は全部なくなりましたし、あと一週間は仕事がある」

 そう言って二人は酒場に向かっていった。


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