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12話
最初に書いておけば、夜中に着いた冒険者にしては非常に良い扱いだとVとドーリーは思った。
田舎の村長の家という感じの広い平屋の家につくと、晩飯の残りに火を入れたものが夕食として振る舞われ、畑以外で地域唯一の特色という温泉に入る
村には村人なら無料で入れる公衆浴場があるが、ほとんどの家の人間はそこからお湯を貰ってきて家で入るのだそうだ。
村長の家はそこまで豊富ではないとはいえ裏に源泉がある。なので小さいながらいつでもかけ流しの温泉に入れる
そして温泉から出てきたところにちょっと草臥れてるがそれでも立派な客用布団が敷いてある部屋。
そういうわけで荷物を片付けるわけでもなく、寝間着に着替えもせずにそこに倒れ込み、二人共そのまま睡眠。
この合間、月が少し地上に近づいた程度。
この後少しばかりだが酒でも出そうかと思ってた村長には悪いが、長旅で疲れた二人にとって十分な歓待。




