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追放された二人の冒険者の物語集 〰 第四章パーティー追放されたからって冒険者家業はやめられない「医療・犯罪・不老不死」  作者: 飛騨牛太郎
パーティー追放されて仕事が回ってきたので女子高の講師をやると思ってました。
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24話

職員室


「正式な依頼変更は明日くらいに届くかと思いますが、生徒達、と言っても二名ですが、弓を見てやってくれますか。費用は追加って形になるかと思います。期間の延長はありません。残り3日だけですので、終わったらついでに程度で結構です」

 二人が話を聞きに言った禿げた教頭は言った。

「いや、えぇ」

「問題ありましたか?」

「特にはない、ないんですが、要望が出たのは昨日でしょう。で今日決定とはえらく融通が効くなと」

 ドーリーは呆れたように言う。

「わが校の校風は実践教育と生徒の自主性を重んじることです」

 職員室の一角、教頭の席に座る禿げた男。

 この2つフレーズはいろんな教育機関でよく聞くが

「こう、言ってはなんですけど、自主性と実践とかいうフレーズを掲げる学校でその2つが実践されてるところなんてほとんど聞いたことないですよ」

 Vが言うとおり、実践と言いつつ教科書を読み、自主性と言いつつ教師が指示をする学校が殆ど。

「そこがわが校がわが校たる所以であり自慢でして。実習で生徒に実際の治療行為を行わせる学校など少なくとも首都にはありません」

 教頭はそう言って立ち上がり、自分の机の近くにある棚から一冊の本を出す。

「うちのカリキュラムです。基本的に帝国の指導に従いますが、そこに+αしまして、卒業後社会にでてすぐ働けるようにする実践教育を希望制で行います」


 渡された本をパラパラとめくるVとドーリー。おそらく生徒の親や関係者、生徒に説明する際に見せるの物なのだろう。授業の名前と説明にちょっとした挿絵が入っている。

 並ぶのは、事務、帳簿の付け方と言った事務仕事に、回復魔法や攻撃魔法、騎士団や病院で働くための技術、代用教員として学校の先生になるためのカリキュラム、礼儀作法や料理など日常生活や嫁入りの為のスキル、そして女がならってどうするんだという、剣や槍まで幅広い内容。



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