表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追放された二人の冒険者の物語集 〰 第四章パーティー追放されたからって冒険者家業はやめられない「医療・犯罪・不老不死」  作者: 飛騨牛太郎
パーティー追放されて仕事が回ってきたので女子高の講師をやると思ってました。
106/303

23話

 また学校、というより役場というのは手続き社会。ちょっと隣に顔を出すのも面倒な許可がいる。

 ドーリーも普段は多少の規則はなぁなぁで許すし、弓の練習中などで話が合った人に「ちょっと見てくれませんか?よろしければご指導でも」とでも言われれば「見るくらいなら」と付いていくタイプの男。

 だが、今回は組合のメンツもかかわると釘を刺されているので、下手なことをして学校に文句を言われたくはない。


「そんなメンドクサイ交渉してまでやる義理はないよ。そもそも何教えればいいかがわからんしな」

「まぁ、そうですね」

 二人としては波風立てずそつなく講習を終わらせて、禿げた教頭から「良かった良かった」と言われながら報酬貰って終わりたいのだ。

 女学生の大会への情熱、そう言った青春物に熱をあげる、そしてそれに仕事を疎かにし自分の生活を捨ててまで協力できるほど人はできてないし生活に余裕もない。

 しかしそういう訳にはいかないから世の中辛い物。



「先生!」

 そんな話をしながら定食を食べ終えた二人を呼び止める声。

 昨日の片割れ、赤毛の後輩の方だ。

「僕のことかい?」

「二人ともです。二人。魔法の先生に弓の先生」

「僕はまぁ講習をしているのでわかりますけど、ドーリーさんは断ったでしょう」

「学校の許可を取ってきました!!正式に依頼が行くとおもいます!!ですからよろしくお願いします!!」

 後輩は明るい声でそう言った。

「えぇ」

 このなんと表現したらいいかわからないのはドーリーの声。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ