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追放された二人の冒険者の物語集 〰 第四章パーティー追放されたからって冒険者家業はやめられない「医療・犯罪・不老不死」  作者: 飛騨牛太郎
パーティー追放されて仕事が回ってきたので女子高の講師をやると思ってました。
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19話

「そりゃ無理だよ」

「人の話聞いてた?すぐに否定しすぎ」

「そんなこと言っても矢は基本前に飛ぶか上に飛ぶもんだ」

 食堂についたVと学園長が見たのは、えらく盛り上がっているドーリーとこの学校の生徒だった。

 ドーリーと一人は食べ終え、あとの一人も食べながら参戦している。

「でも私は見たんです。壁を過ぎたあたりで、こう、キュって感じで方向転換して的を射貫くのを子供の頃に」

「そりゃ多分エルフの話だろ?」

「そうです。父の友人の召使だったエルフの戦士が教えてくれたんです。私たちはあのショットをマスターしてどうしても今度の大会に勝ちたいんです」

「隠してるんじゃないんですか?」

「あなた達、お客様相手に随分と白熱しているわね」

「学園長先生」

「おはようございます!」

 学園長に声をかけられた二人は議論をやめ立ち上がり大声で挨拶。

「静かにしなさい。彼があなたのパーティーの方かしら」

「はい。今回手伝ってくれるドーリーです。あ、こちらこの学校の学園長先生で、先ほど廊下で会いました」

「これはどうも、冒険者のドーリーです。登録ジョブは剣士ですが弓の方が得意です。短い期間ですがよろしくお願いします。チケットの方はさっそく使わせてもらいましたよ」

 ドーリーも立ち上がり握手と共に挨拶。マナーというものはあまり詳しくない男だが、ないなりに嫌われない立ち回りというのを知ってる。

 だから自分の年の半分以下の女学生たちと盛り上がれるのだ。普通のおっさんはこうはいかない。


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