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気をつける人、要注意な人





教室に移動して直ぐ、オリエンテーションが始まった。今日は私たち従者は主人の隣に立つことになっているので、リーナの隣に立って、リーナを見ていると、堂々とでは無いけれど周りをチラチラと見ていた。


それは先生の話が終わるまで続いた。


「リーナ、終わったので寮の部屋に向かいましょう」


「あ、はい、ヴィル様」


「誰か探して居たようですが...どなたをお探しだったのですか?」


「あ..いえ、ど、どんなかたがいらっしゃるのかと見ていただけですよ?」


「そうですか.....まぁそういうことにしときましょう」


明らかになにかを隠している感じでしたが、話したく無いことを無理に話させることもないだろうと思い、諦めて、教室から出ようとしたところで、リーナの担任のターニャ先生がリーナに生徒会室へ向かってと話しかけてきた。


そんななかに、マリーレーヌさんという方が大きな声を上げ、先生に怒られ、離れていくときにリーナの事を睨んでいたのを見た。


マリーレーヌは気を付けないといけない人と心に刻んだ。


そうして、生徒会室へ向かうと、まぁ何て言うか人のゴミが出来上がっていた。


さすがにこの中を入っては行けないと思い、時間をずらそうと提案しかけたときにイーリスとフラン、後は知らない二人がやって来た。


イーリスが来たので、リーナとの後ろで臣下の礼をした。


イーリスの顔を上げよの言葉に姿勢を戻し、リーナとイーリスが話しているのを聞いてると、私の知らない二人のうちのチャラい方が話しに割り込んできた。


話を聞いてると、そいつはイーリスの一つ年下の騎士志望の人だと分かった。


こんなんで大丈夫なのかと考えていると「え~、カリーナ嬢婚約するの~可愛いから狙おうかなぁ~って思ってた」と聞こえ、ふざけるなと睨むと顔を青くしていた。


こいつは要注意人物と覚えておくことにする。







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