38 婚約パーティー
婚約式の終わりと同時に婚約式が始まります。
婚約式を行った教会は王都で一番大きい教会で、となりには直ぐにパーティーが行えるようにとても大きな会場が用意されています。
婚約式に参加されていない、子爵家以下の招待客はすでにそちらで待たれていて、私たちが移動して直ぐにパーティーが始まりました。
私達はお父様のもとへ向かい、お父様達と一緒にいる王様、王妃様に挨拶をしました。
「王様、王妃様、本日はお越し頂き、誠にありがとうございます」
「ああ、こちらこそお招きありがとう。カリーナ嬢、ヴィルテイト君婚約おめでとう」
「「ありがとうございます」」
「ほら、主役は他にも挨拶が、有るだろう。行ってきなさい」
「はい、失礼いたします」
その後、生徒会メンバーのところへ向かいました。
「殿下、テオバルト様、フラン様、フリード様、ギュータス様、本日はお越し頂き、ありがとうございます。それと、今日まで生徒会のお仕事を代わって頂き、ありがとうございました」
「ああ、問題ない。仕事と言っても今は大したことないからな。それよりも今日は一段と綺麗だな。婚約おめでとう」
「あ、ありがとうございます。殿下がそんな事言われるなんて、照れますね」
「殿下、リーナは私のです」
「分かってるよ。安心しろ、お前が府抜けない限り大丈夫だ」
「そうですか、それは安心です」
イーリス殿下は周りの方々が顔が赤くなるような笑顔で、ヴィル様は目が笑っていません。
「今日の殿下いつもと違うね~」
「殿下は春が来たとたんに、終わりを告げられましたからね。諦めきれてない部分もあるのでしょう」
「い、今かかわったら、あ、危ないよ」
「ほっとくのが一番ですね」
生徒会のメンバーに挨拶し終え、リーリエ様達のもとへ向かいました。
「「「カリーナ様~おめでとうございます~」」」
「ありがとうございます、リーリエ様、アリサ様、ナタリー様」
「そのドレスとっても似合ってます‼これから、後2着着られるのですよね?楽しみです‼」
「ありがとうございます‼私もこのドレス可愛いと思ってるのです」
「ドレスだけじゃなく、カリーナ様もとても可愛らしいですよ‼」
「そうですよ‼」
「あ、ありがとうございます。そんな風に言ってもらえて嬉しいです。あ、すみません、着替えの時間になりましたので、失礼いたします」
「「「はい‼」」」




