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22 寮で...



この学院の構造は学院の門を入ってまっすぐ向かうと学舎棟があり、その右横に応接棟、左横に特別棟があります。寮は学舎棟の後ろに位置し特別棟側が男子寮、応接棟側が女子寮になっていてます。男子寮と女子寮は一階が繋がっていてそこは食堂になっています。


男子寮、女子寮と別れてはいますが、従者は主人の部屋の続き部屋になっていますので、男子寮、女子寮関係なく、男女まざっています。


ただし、部屋に入れるのはその部屋の住人か、従者じゃないと入れないように魔法がかかっているので、何かが起こる心配はありません。


友達同士でも、部屋に入れないようになっているので、寮には応接室が備わっています。この応接室は事前に予約しないと使えません。


「とりあえず夕飯まで時間がありますから、お茶にしましょう」


「はい、では私もお手伝いします!!」


「直ぐに用意しますので、座って待っててもらって大丈夫ですよ?」


「いえ、一緒に準備した方が早いですよ!さ、やりましょう!」


そう言って、私は部屋の中にある簡易キッチンへ向かいました。ヴィル様は「しょうがないですね」と言いながら後ろを着いて来ています。


「明日から授業が始まりますが、どうですか?」


「そうですね~今までヴィル様と一緒に勉強してきたので、不安はないのですが、緊張はしています」


「そうですか。リーナは今までと同じようにしていれば大丈夫ですよ。それでもダメなときは私が助けますから」


「はい‼」


私が返事をすると、ヴィル様は頭を撫でて下さいました。それが嬉しいのと恥ずかしいのとで、下を向いてしまったのですが上から「ふふ」と笑い声が聞こえてさらに恥ずかしくなり、顔が熱くなりました。


「では、準備も終わりましたし、お茶にいたしましょう」


「はい...」


それから、席に着いてお茶を入れてもらい、ヴィル様にも席に座っていただいて、一緒にお茶を飲みました。


夕食の時間まで話をし、時間に食堂向かい、部屋に戻って寝る準備をし、明日からの学院生活を思いながら眠りにつきました。




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