21 もう一人の生徒会メンバー
ブクマ数1,000人越えました~
めちゃめちゃ嬉しいですo(^o^)o
もっともっと頑張りたいと思います‼
生徒会室へたどり着き、部屋に入ると男の子がソファーに座っていました。
「あ、こんにちは、先に着いたので、座って待たせて頂きました。私、ギュータス・サラディーと申します」
「ああ、遅れてすまない。私は生徒会長のイーリス・ホルンだ。こちらこそ、よろしく頼む」
「遅れて申し訳ございません。副会長のフラン・ツーリストです。よろしくお願いいたします」
「ごめんね〜副会長補佐のテオバルト・ドリュートです。よろしく〜」
「フ、フリード・フォンスで、です。会計です。よ、よろしく…」
「お待たせして、申し訳ございません。今年からサラディー様とご一緒の書記を任されました、カリーナ・フェルダと申します。後ろの者は私の従者のヴィルテイトと申します。これから一緒に頑張りましょうね」
「よろしく、フェルダ嬢。私のことギュータスって呼んでいいから、カリーナ嬢と呼ばせてもらっても構わないかな?」
「はい!喜んで!では、ギュータス様と呼ばせて頂きますね」
ギュータス様は伯爵家の生まれで、乙女ゲームでの助太刀キャラです。
私とギュータス様が話しているときに、イーリス殿下達が私の後ろを見てぎょっとした顔をしていました。
「どうかしましたか?」
「い、いや、なんでも...」
「? そうですか?」
「ああ、...で、ではこれからの生徒会活動の説明をする。まず、この学院の主なイベントはこれから3ヶ月後の生徒の懇親会、5ヶ月後の学院際、9ヶ月後の能力試験、12ヶ月後の卒業パーティーがある。これから3ヶ月後の懇親会に向けて何をするのかを考えなければならない」
「とりあえずこれが去年の資料だよ~」
「こちらを参考に考えてみて下さい」
「はい、分かりました」
イーリス殿下が少しどもりながら生徒会の活動の説明を初め、テオバルト様が資料を渡し、フラン様が最後を締めくくりました。
「今日は私たちだけで行うので、お二人は明日から、お願いいたします」
「はい、分かりました。明日からどうぞよろしくお願いいたします」
「「失礼いたします」」
私たち二人は明日から、活動を開始するとのことなので先に寮に帰らせていただくことになりました。廊下に出て一階に降り応接棟を出るとギュータス様が「じゃあ、また明日~」と男子寮の方へ行きました。
「では、私たちも寮へ向かいましょう」
「はい!」




