出会いの前にはプロローグ
幼稚でうまく内容が入ってこない
文だと思います。
万が一気に入りましたら続きも
お読みください。
不定期の連載でございます。
「なぁ、星の魔女のカペラって知ってる?」
「あぁ、勿論。戦争だらけの歴史を塗り替えた英雄じゃないか。」
どこかの窓際で、二人の青年が話す。
「あれの弟子の日記を本にした書があるんだ。
しかしな、歴史は途中で魔法士の誰かに塗り替えられるんだ。だからな、その本に書いてある事は間違ってる。」
「へぇ…間違ってると言われても中身が気になるな。どんなのか教えてくれよ。」
「おう、まずは出会いからだな。」
本を開く。
魔法
突如現れ人々に変化をもたらしたのは
何十年も前の話。
人類は喜んだが、ここにも優劣が生じ
戦争となる。
より魔法に適した者を引き入れる魔法協会、
それに反発する勢力は三度に渡る戦争の末
敗者が出ることはなかったが、
階級制度と大陸統治を教会側が開始。
協議により隷族となる事は回避したものの
往年からの文化、科学と魔法の良さを合わせ
持つ魔具を教会の許可無く作ることを禁じ
られ謀反は絶望的になる。
反教会勢力は祈る。
一人の者に。
第三次大戦
荒野の中低い音が響く。
二方向から戦士達が地を駆け、
火や雷が空を走る。
雄叫びと悲鳴が混ざり血が倒れる者達を彩る。
重なりあった兵達は次第に倒れ、
大地に立つのは二人のみ。
「お前を殺し、我々が教会を従えるのだ。
どちらにも付かず殺しを楽しむお前はここで私が正す!」
血に染まり、剣を呻く兵から抜く女に茶髪の
若い騎士は言う。
「星の魔女、この戦争で協会と共に消えよ!」
赤い飛沫が戦争を締めくくった。