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車酔いの少女  作者: げんたろう
高校生編
25/28

車酔いの少女24~高校生デビュー?~

おばさんの完結記念で1本投入してみました。



水野かなめ、高校一年生になりました。




倍率22倍という私立の情報学科に、塾にも行かず合格できたのは、全て秀司君のおかげです。


学校は私服OKだったので、お母さんやつかさおねえちゃんが、学校用の私服を沢山買ってくれました。



「パンツでもいいんなら、クロップドもあっていいんじゃない?」



スカート派の私につかさおねえちゃんは、シンプルな黒とベージュのパンツを二本薦めました。



「あとはシャツだね。重ね着OKのヤツがバリエが楽しめていいんじゃないの? あとスカーフだね。無地と柄を二本あわせると可愛いよね」



もちろん、アウトレットでの購入です。

それでもけっこう散財させちゃいましたが「私も気に入ったものがあったし、かなめに借りるかも」とウインクしました。



それと、「高校生になったらメイクもするよね」と化粧も教えてくれました。

「かなめは上平の血が強くて平凡顔だから、化粧すると化けるよ~」

と言われた通り・・・当社比3倍目立つ顔になりました。

顔がピトピトする。




***




「・・・・・・・」


化粧した顔を始めて見せたところ、秀司君が黙り込みました。



「は、派手かな?」



悪くは無いと思う。

でも、今までの地味顔からとたん派手目の顔になった。


アイライナーもつけまつげもしていないから、ギャルっぽくはないんだけど・・・ビューラーとマスカラの威力で目が大きく見えるし、色白は七難隠すっていうけど、ファンデーションをつけたら顔色が明るくなったのだ。



「そんなことはない、が・・・」

「が?」

「かなめの学部は男子が多かったな」

「そうだね。クラスは30人で、女の子は5人くらいみたい」



ちょっと前なら絶対にイヤだったけど、男子バスケ部で男の子になれたので、きっと平気だと思う。




「倍率は6倍か」

「22倍だったよ?」

「違う。彼女のできる倍率だ」


単純計算だとそうなるけど・・・。


「早々にクラスの女子にカレシ持ちだと話して、牽制したほうがいい」

「牽制って・・・。私程度の女子が何様ってカンジだよー」



秀司君がカレシだというのも、何様ってカンジだと思うし。




「かなめがそう思っているならそれでもいいが、念のためだ。実際カレシがいるのは嘘じゃない」

「そ、そうですね」



「学校は別々だが、今まで通り迎えに来る。かなめの私服を一番最初に見たいしな」

「っ!」







久しぶりすぎて、かなめの口調も、秀司の口調も、進学先もうろおぼえでした; こんなんでしたっけね?


また完結扱いに戻しますが、ネタが沸いたら高校生編として投稿を開始するかもです。


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