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車酔いの少女  作者: げんたろう
中学生編
24/28

車酔いの少女23

大友視点です

夏休みが過ぎた。



俺たちは二年連続の全国制覇を達成し、有終の美でもってバスケ部を引退した。



レギュラーメンバーの進路も決定した。



俺は県内のバスケの強豪校からスカウトを受け、入学を決めた。


二年連続のMVPを獲得した野々宮は…都内の強豪校から特待生のオファーがあったが、都内の県立高校に入学するらしい。「全寮制とかとんでもない!」と言っていたが…もったいないことだ。


秀司にも特待生枠があったが、県内の進学校に入学するそうだ。

頭も優秀な奴だから、それでいいと思う。



他のメンバーも県内の高校から推薦を受け、バラバラになった俺達は高校になるとライバルになる。



マネージャーの水野は…秀司と同じ高校に入学するものだと思っていたのだが、私立の情報学科を受けるべく猛勉強中だ。



てっきり文系だと思っていた、と聞くと「そりゃもう思いっきり文系だよ…」と言った。



親に進められての理系進学だという。就職難が続くと文系は潰しが効かないから…と言われたらしい。



「わたしって、親とか秀司君のいいなりな人生だよね~。でも正しいから、いいかな?って思っちゃうんだ」



秀司は理詰めで相手を追い詰めるタイプだからな…。



「でも、就職先は絶対自分で決めるの! せっかく理系の勉強するなら楽しく頑張らないと! めざすはゲームプログラマー!!!」



そういえば水野は佐川とゲームの話題で盛り上がっていたな。




そして、5年後。


水野が大学在学中に、ゲーム会社にバイトに入りそのまま就職。

昼も夜もないハードな社会人となり、秀司の例の野望が途中で潰えることになる。




これにて完結にさせていただきます。

ぼちぼち番外を書くかもです。


シリーズとして、かなめ叔母の話を書き始めます。姪の話よりギャグよりです。

そちらもよろしくお願いします。

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