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車酔いの少女  作者: げんたろう
中学生編
19/28

車酔いの少女18 ~うん、イケる!~


本も読む気になれないし、ゲームも気分じゃない。



そんな自分にビックリですよ。




物心付いたころから本を読みまくり(マンガ含め)、小学校4年生からはゲームもやりはじめた。

おとうさんもおかあさんも本とゲームが好きだから、それが普通だった。


もう、趣味っていうより、空気? 生活の一コマ。



でもこんなに具合が悪くなると、それすらどうでも良くなっちゃうものなんだね。

4日間は本もゲームもやる気がおこんなかった。



5日目にリビングで毛布に包まってソファに寝転んでいたら、おとうさんがゲーム機を持ってきた。


「そろそろ、よさそうか?」


そうだよね5日間もやってないもん(他のゲームはやってたんだろうけど。大人のゲームとか)。

おとうさんも続きをしたいよね。


「うん」

「そっか。なら、ちょっとだけな」

「かなめは転がってなさいよ」


おかあさんもやってきて、3人でゲームをした。私は見ているだけ。

でも、面白かったのでキッチリ2時間見てた。


「そろそろ寝なさい」

「うん」


私、もうゲーム出来る(見る?)くらい元気になってきたんだ。面白かった。明日が楽しみだ。

もう少ししたら本も読めるかも。図書館の本を早く読みたい。ゆりかちゃんから借りてるBLも早く返さなくちゃ。

そのためにも早く治さないと!


あ、週末はバスケの緒戦もあるんだ! 

うちはシードだから試合はないけど・・・みんなと一緒に他校の試合を見てみたい。


あと2日・・・。今の体温は37.5度。


うん、イケる!!!


えー、これもげんたろうの実話です。4日目からゲーム・・・じゃなくて撮り溜めしていた映画を観始めました。休み休みですけどねっ!




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