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砂塵の中に灯る

作者:げたお
遥か未来、世界はすでに終わっていた——そのことを、誰も知らないままに。

古機械屋の青年・ヒースと、彼と共に生きるAIの少女・レイ。
二人が暮らす街「カマチシティ」に、ある日、謎の救難信号が届く。
旅の果てにたどり着いたのは、封印された軍事施設と、そこに眠る旧時代の人工知能・クロッサー68000。
そして語られるのは、40年前に滅んだ世界の真実と、レイの隠された“使命”。
彼女は人類を救うために設計された兵器の核であり、迫る隕石を止められる唯一の存在だった。
だがその選択は、彼女の「命」そのものを代償とする——。

壊れたものを直すことしかできなかった青年が、愛する者の“最後の願い”と向き合うとき、
彼の胸にひとつの火が灯る。

これは、砂塵に埋もれた世界の片隅で、小さな奇跡が生まれる物語。

初投稿です。よろしくお願いします。
1:終末
2025/03/24 01:31
2:受信
2025/03/24 01:32
3:挨拶
2025/03/24 01:33
4:静寂
2025/03/24 01:34
5:開示
2025/03/24 01:34
6:決断
2025/03/24 01:35
7:砂塵の中に灯る
2025/03/24 01:36
EPILOGUE
2025/03/24 01:44
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