~売れない作家が転生して大人気作家を目指す!?~
これは、俺が大人気小説家になる物語だ。
第一章 売れない作家が異世界転生!?
「はぁ、伸びねぇな~」
そういって、俺は、某小説サイトに投稿した小説の閲覧者数を見て画面を閉じた。前よりも閲覧数が少なくなっていることに俺は、焦っていた。
だが、それは、結果的に俺の運命を180°変えることになったんだ。
なんで、180°も変わったかって? 聞けば誰しもが耳を疑うさ、なぜなら、、、、
俺、異世界に転生したんだわ。
ネタ探しで街歩いて、トラックに衝突して、転生。
とまぁ、こんな三拍子の感覚で俺は異世界に転生した。
普通、異世界転生系の小説の主人公はだいたい最初に、魔力の特訓とかするんだろうけど、俺はそんなことはしなかった。
かわりにネタを探すために森の中を一日中走りまくった。その際俺は、たくさんのモンスターと出会った。
その中で、俺はある1つの考えが生まれた。
モンスターって面白いネタ持ってんじゃね?
そして俺は、さらに思った、モンスターのネタを小説にしたら、バズるんじゃね?って。
そういうわけで、モンスターからネタを引き出すために、俺は、会話を試みた。
会話といっても、話が通じない以上俺は、全力でモンスターの真似をしまくった。
時にスライムのように丸まったり、時にゴブリンのように全身緑色になってみたりした。
だが、どれも会話しているとは、言い難いものだった。
そして会話を試みてから10年がたった今日、ついに奇跡が起きたのだ。
なぜか、俺は、SKILL【魔言】を手にしたのだ。
まず、びっくりなのがこの世界にスキルという概念があるのということだ。
今までそれらしいものを一切見ずに育ってきた俺にとって、スキルという存在は憧れであった。
そして俺はついに手に入れたのだ。憧れのスキル、【魔言】
その能力は、ズバリ、モンスターと話すことができる。
俺は震えた、涙も出そうになった。こんなことあって良いのか?...
「こんな良いスキル貰っちゃって良いのか〜?」
大体の人は、もっとマシなスキルよこせや。と思うだろう。
だかしかし、小説のネタを集めたい俺にとってこのスキルは、うってつけだったのだ。
俺はもう、興奮のあまりいてもたったもいられなくなった。
なので、早速スキルを使って森にいたモンスターに話をしてみた。
「おい、そこのスライム~」
「人間が話してきた!? ん? え! は!? 」
その反応を見て面白くなった俺は、
「我は、SKILL【魔言】を操りしものなり。この力をもってすればそなたらに話かけることなど造作もない。」とちょっとカッコつけて言ってみた。
そしたらなんと、、、
「スキルを持っているだって!?そんなの世界で数人しかいないはずなのに、どうしてここに?」
とかいう衝撃のカミングアウトが返ってきた。
「ん?んんんん!? ちょっと待て、スキルってそんなに珍しいのか?」
「はい。スキルというのは、百年前に神が、~2時間経過~ ともかくすごい力なんです!」
このスライム2時間も語りやがって、と思いながらあいつに尋ねた自分を恨んだ。
ふと空を見上げると、暗くなっていたので俺は家に帰った。
家について俺はすぐにベッドに横たわり、今日起きたことを振り返った。
スキルを手に入れてスライムに話しかけたら、めっちゃ語られた。
そんでもって、スキルっていうのは、神様が昔人々に与えた能力であって。昔は、ほとんどの人が使うことができたらしいけど、現在使うことができるのは超少ないってことらしい。
そうして振り返り終えた俺は、次はどんなモンスターに話を聞きに行こうかを考えているであった。
あ、そうそう言い忘れてた。俺の名前は ”ラノ・ファンス”だ。
これから、【魔言】の力を持つラノは世界中を旅し、様々な出会いを体験することになる。
だが、それはまた今度のお話で。
最後まで見てくださった方!または、この文章?を読んでくださっているそこの方!
見てくださってありがとうございました!最初の作品なのでまだまだ、欠点がありまくっているので
どうかご指摘お願いします!自分一人だけでは成長はできません。なので、皆さんのお力を是非お 貸しください!
改めて、ありがとうございました。