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第60話「もう……レロレロ……何を言ってるのよ……んっ!んん!?また、大きくなった……口に出す?」『イトウとカトウ』

 【天界 女神フレイヤチーム】

マーサ「着いた!……天界!?」

 天界は想像した感じと真逆で、高層ビルが建ち並び、転生前の東京のようだ!

レキ「もっとこう……雲・雲・雲!みたいなのを想像していたけど……王都より発展しているのはなんとなくわかるわ!」

 高層ビルを初めて見たレキは興奮している!

女神フレイヤ「天界も近代化が進んでつまらない世界になってしまったわ。だから絶対神ゼウスは自分を愕かせた者に願い事をひとつ叶えることにしたの」

マーサ「すぐ咥えてくれるトモミンより、仕方なく咥えてくれるレキのほうが有り難みがあるって話?」

レキ「全然違うわよ!」

女神フレイヤ「バカな事言ってるアホは放っておいて行くわよ!ゼウスはあのハトのマークのスーパーのどこかにいるわ」

マーサ「え!?い、イトーヨーカドー!?」

 転生前の記憶が呼び覚まされる!

レキ「え?なに?イトウとカトウ?なに?」

フレイヤ「……気にしないで。私たちは正面から入るわよ!」

 女神フレイヤチームはハトのマークの建物へ足を踏み入れた!

 【一方、女神ノートチーム】

女神ノート「『惣菜コーナー』にはゼウスはいないか!」

 女神ノートチームは西口から建物へ入っていた!食品売場だ!おいしそうな商品を天使達が次々とカゴに入れている。

イク「ユキノ様!この『ころっけ』という品、食べたことない味です!うまうまです!」

ユキノ「う!!この『ちくわ天』……マーサのバナンポに匹敵する旨さ!」

女神ノート「下界には揚げ物ないからね。基本、ここの食べ物は食べ放題だから食べていいよ。全部、ゼウスが趣味で作ったものだから」

ユキノ「ゼウスすごいな!この『なっとう』の臭い……マーサのバナンポジュースのようにクセになる……」

イク「……本当だ。いやなのにいやじゃない!待てよ……この『なっとう』を『ちくわ天』にかけて食べると……!!?旨っ!ネバネバ旨っ!すごい臭い!でも嫌じゃない!!」

ユキノ「本当だ!すごいぞイク!口のまわりがネバネバで、臭いにクラクラしながら喉の奥に押し込むと熱々ネバネバでおかしくなりそうだ!!」

女神ノート「お、おい!ここには他の天使や『てんいんさん』というお手伝いさんもいるからあまり目立つな!!」

 女神ノートは悪目立ちする二人を慌てて注意する。

てんいんさん「あの……『てんない』でのお召し上がりはちょっと止めてください」

 紙の帽子にエプロンを着た『てんいんさん』が声をかける!

女神ノート「す、すいません!こいつら初めてで!ほら!お前達!行くぞ!」

ユキノ「顔中がネバネバに!!?臭っ!!顔ネバネバ!!ああ……臭い!!……でも不思議と嫌じゃない」

 『ちくわ天』を口に咥えながら『なっとう』に苦戦する勇者ユキノ!

イク「あふっん!!……この『おでん』という食べ物!口の中に熱い液体が流れて……あん!!熱い!!喉の奥まで……あん!熱い!!」

女神ノート「ほらっ!行くよ!!」

 女神ノートは二人を引きずるように去っていった……。

てんいんさん「……」

 引きずられながら奥に行く二人を見つめる『てんいんさん』……。

てんいんさん(なにあの下界から来た勇者達!エローー!!変装してきてみたらすごいエロいんですけどーー!!?)

 『てんいんさん』は変装した全能神ゼウスだった!ゼウスは天使や女神が期待するほど『完璧』ではない!必死で『完璧』を演じているだけだ!だからエロこと好きだし、あんなことや、こんなこともしてみたい!だが、皆の羨望の眼差しがそれを許さなかった!!

てんいんさん(いや~~すごいの見ちゃったな~~。他の下界の連中も見てみよう……)

 『てんいんさん』はそそくさとバックヤードへ下がっていった……。

 【女神ムーアチーム】

トモミン「んっ!んっ!んはっ!さすが天界のバナンポ!大きすぎて口に入りきらないです!」

 トモミンは『青果コーナー』で天界のジャイアントハイランドバナンポを口に入れていた!

女神ムーア「いや……けっこう奥まで入ったぞ!?その小さい体ですごいな……」

サーフォン「すごいです!トモミンさん!しかし、さすが天界!見たことのない食べ物がいっぱいです!このゴツゴツしたどす黒い食べ物なんて……すごいです」

女神ムーア「それは『ごーや』というものだ!コラコラ、それをそんな風に手で擦ったりするな!」

トモミン「スキあり!てぃ!!」

 トモミンはゴツゴツした『ごーや』を後ろからサーフォンに突っ込む!!

 ガキンッ!!

 サーフォンの鋼鉄の下着がそれを阻む!!

サーフォン「きゃ!もう!トモミンさん!私の鉄仮面(下着)をこじ開けれるのはマーサ様だけですよ!」

トモミン「えへへ!ごめんごめん!試してみたくて!」

女神ムーア「お前達、あまり恥ずかしいことするな!」

てんいんさん「あ、あの……」

 てんいんさん(全能神ゼウス)が声をかける!

女神ムーア「あ!『てんいんさん』すいません!こいつら初めてで!」

てんいんさん(ゼウス)「今、『やきいも』が焼き上がりましたので、どうぞ……」

 熱々の『やきいも』を三人にすすめる。

トモミン「わぁーー!おいしそう!!パクっ!熱い!でも皮までおいしい!ご主人様と同じです!」

 マーサのバナンポも皮までおいしかった!(?)

サーフォン「んんーー!!あつあつホクホク!喉の奥に流れてくるこの熱いものは何ーー!?」

てんいんさん(ゼウス)「みつですね。これは『かんのういも』という種類の芋で、蜜がすごいんですよ!」

トモミン「本当だ!喉に熱いものが流れるのがわかる!!んんっ!んぐっ!あんっ……喉が……熱い……」

女神ムーア「ほらっ!ゼウスを探しに行くよ!」

 女神ムーアは二人を引きずるように去っていった!

てんいんさん(ゼウス)(はぁ……はぁ……こっちも……すごい!!)

 全能神ゼウスは人知れず興奮した!

 【一方、女神フレイヤチーム】

女神フレイヤ「ちょっと、更衣室で試着したいって言って……まだ!?」

レキ「すいません!かわいい下着がたくさんあって!!」

 試着室のカーテンからレキが顔だけ覗かせる。

女神フレイヤ「ちょっとトイレ行ってくるわ。早く決めなさいよ!」

 女神フレイヤは行ってしまった!

マーサ「レキ……!?もう、出る!!」

レキ「ああ!熱い!!……もう!更衣室で入れるなんて……」

 マーサはこっそり更衣室の中でレキに入れていた!

マーサ「レキ、キレイにして……」

 バナンポをレキから抜く。

レキ「んぁ!……もう!仕方ないわね!……んっ!ペロペロ……」

 レキはマーサのバナンポをキレイに舐めまわす。

マーサ「やっぱり、レキのほうが有り難みを感じる!」

レキ「もう……レロレロ……何を言ってるのよ……んっ!んん!?また、大きくなった……口に出す?」

マーサ「……お願いします」

 

 更衣室は……天国だった。

レキ「ああっ!喉の奥に熱いものが流れてくるーー!!」

 <つづく!>


女神フレイヤ「あーー!まだ、履いてるの!?」

 女神フレイヤがトイレから帰ってきた!

レキ「……どんどん入(履)いってきます……ゴクゴクッ」

マーサ「……はは」


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