表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

短編シリーズ

クロマルさんの尻尾は誰にも見られない 

作者:屋津摩崎
「フミや、お前も私を置いて先に逝くのか?」

尻尾のない年老いた黒猫のクロマルは飼い主フミの最期を看取った。これで何度目の別れだろう、いつもクロマルは飼い主に取り残されていく。実はクロマルは気付いていないがすでに200年以上生きている無自覚の妖怪「猫又」だったのだ。

ただ今回はいつもと違った。いつも別れの後は放逐されるか追い出されるので、次の飼い主を探すまでは野良になるしかなかった、だけど今回はフミの娘の久美子の家に行く事が決まっていた。新しい飼い主家族に今まで通りのクロマルという名前でいられる、全てはフミの遺言のおかげだ。
クロマルは新天地で新しい家族に囲まれて幸せで平穏な日々を送る事となる。
だがある日の夜、自分を訪ねて来たのか分からないが、成仏できないで漂っているフミの姿を見つける。その姿を不憫に思い、優しくされた恩を返したいと思いクロマルは動き出す。

*胸糞要素は保険です。
*全3話構成の短い小説です。
2022/01/03 18:17
2022/01/03 20:11
2022/01/04 18:02
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ