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第47話 調査7

ふぁ!??

昨日のPV数1875???

―――ありがとうございます!!!!!


「ふぅ、お腹一杯です。アウルさん、今日はありがとうございました」


「ああ。ところで疲れているところ悪いが、アリスとジークが明日からあの地図に示された場所の一つひとつを調べていくと言っているんだが…」


「はい、わかりました。私も付いて行きます」


「すまない。二人ともこの2年間、いきなり外見が老人になって色々と苦労をしてきたみたいだから一刻も早く元の姿に戻るために必死なのだと思う」


「いえ、その気持ちわかります。早く元の姿に戻りたいですよね。本当にすみません」


「どうしてエイリが謝るんだ? 悪いのは博士だろ。まあ、博士に会ったら元に戻してもらうさ」


「はい…」


 その後、俺はこの階の下にある温泉へ入り、寝室へ戻り寝た。


「ん…」


「おはようでござる」


「おはよう、セリーヌ」


 最近、目が覚めるとセリーヌがベッドの横で座っている。時々何やらセリーヌは刀を磨いて座っていることもあるが、ほぼ毎日俺の寝ている横で静かに座って俺が起きるのを待っている。


「いつも思っていたが、何故いつも俺の寝ている隣で座って待ってんの?」


「いや、最初は暇で何か用事があってアウル殿が起きるのを待っていたのだが、最近はなんとなくここへ座る様、変な癖が付いているのかもしれぬな! はっはっは!!!」


 いや、それどんな癖? 絶対そんな癖、ありえないでしょ…。刀を磨いて待っている時なんか起きたばかりなのに心臓に悪い。


「ところで今日も調査とやらで町へ? 最近、この学院地下にあまりアウル殿はいないでござるな」


「そうかな? まあ、アリスとジークも早く元の姿に戻りたいだろうからね。そのためにもより早く犯人を捕まえてあげないとね」


「むぅ…。わかった。では某も今日から調査とやらに同行する!」


「へっ? いや、セリーヌは関係無いわけだし、それに多分もう手がかりが昨日見つかったから今日から少しこの数日間、祭りが終わるまでちょっとした旅をすると思うからここにはその分帰れないと思うよ」


 すると扉が勢いよく開き、ロリ長とゼレシアも俺の寝室へ入ってきた。いつも思うが、寝室へ人の許可なく入ってくるのを止めてもらえないかな。それと皆どうして簡単に俺の部屋に入って来られるんだ? この部屋に入るための鍵は俺しか持っていないはずなのだが…。


「私も付いて行っていいですか?」


「私も行こう」


「いや、なんで…。それにこれは遊びに行くわけでは無いし、ただの調査だよ」


「調査は調査でもこの町の事件での調査では無いのか?」


「ああ、そうだが…」


「なら帝都治安大臣の私が行かない理由は無いのではないか?」


 そんな肩書きもあったのか…。色々とロリ長頑張っているな…。まあ、どうせ今回はすぐに施設見つけて博士からあの二人を元に戻してもらったらすぐに帰るつもりだし、そこまで長い旅にはならないだろう。


 というわけでロリ長とゼレシアも俺と調査に付いてくることになり、結局いつもの4人とエイリで行くことになった。


「お、アウル遅かったな」


「悪い、悪い。ちょっと急だが今日からこの3人も付いてくることになった」


「あ、パーティーにいた子達だね。久しぶりだ。そしてセリーヌ姫、こんにちは」


 そうハクはセリーヌに頭を下げた。


「本当にこんなに大勢で調査へ向かうの? 本当に急ね」


「ああ、そうだな。だが3人とも腕は確かだから心配しなくても大丈夫だぞ」


 するとアリスとジークは3人をじっと見た。


「どうやらそのようね。パーティーの時には放出する魔力を下げていたみたいだけど、今ははっきりと感じるわ。これからよろしくね」


「僕もよろしくお願いします。あと、出来ればアウルが魔法を使う時に守ってもらえると幸いです」


「だそうだぞ、ゼレシア」


「はい! 私が責任持ってジークさんを守ります」


 というわけで俺達7人は事件の調査へ向かった。

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