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第一話「二人の幽霊」

章ごとに主人公が変わるので、今作から主人公が変わり、雰囲気もガラッと変わります。

「なあ、糠烏。幽霊の住まう桜の木って知ってるか?」


俺の名前は谷崎たにざき 紳介しんすけ

輝石大学一年生であり、同大学の幽霊研究同好会の一員である。

同好会には俺の他に糠烏ぬかえ 怜理れいり村上むらかみ 双葉ふたば越村こしむら 英康ひでやすの三人がいる。

サークルではなく同好会である。サークルとして大学に正式に認められてもらえなかったのである。

それでも俺たち四人が集まって活動する理由は、糠烏の存在であろう。

彼女は本当に幽霊が見えるのである。

そして、彼女が言うには幽霊が魔術を発動できる可能性があるらしい。

そんなことが実証できれば幽霊研究は公に認められるようになり、俺たちは小さな同好会から大きなサークルへと昇華するだろう。


「桜の木の幽霊は何度も見たけど、特に面白いものは無いよ。」

「怜理、桜との交配による人間のこと知らないのかな?」


村上はボーイッシュな性格と裏腹に、とても会話が好きだ。

大学二年と年上なのに背も低く童顔だが、胸が非常に大きい。

ギャップの塊のような存在。

優秀なライターであるだけで特に人智を凌駕した存在とかでは一切ないのだが、このギャップにまみれた存在は、この同好会の異色さを際立てていた。


「死んだんじゃなかったっけ?まさか・・・」

「越村が見つけやがったんだよ!その霊の場所を!」


越村は三年と同好会最年長で、男性では珍しい凄腕キャスターで成績が学年トップだ。

ちなみに怜理もキャスター学年トップである。

糠烏のほうが圧倒的に能力が上だが、それは怜理がすごすぎるだけで越村も相当腕はすごい。

そしてなんといっても、人脈が広すぎる。

有名企業の社長や資産家などの人脈を持っているため、そこからさらに人脈が広がっている。

なので、主に幽霊に関する情報は越村が持ってくる。


「みんなで行かないか?その桜のところ。」

「ごめん谷崎、私と越村でどうしても収集したい情報があるんだ・・・」

「一人で行ってくるよ。」


いや、さすがにそれは不安だ。糠烏は普段から暗い雰囲気で、淡々と話すせいで他人から理解されにくい。

というか、本当は優しいことを知ってるのは俺たちくらいじゃないだろうか。

それに、何を考えているのかわからない。

これは雰囲気だけでなく、行動すら読めないのだ。

唐突におかしな行動をとるからだ。

本人に注意したら言う言葉は一つ。「ちゃんと意味があって行動している。」

意味があっても許されていなければ行動してはいけない。

そういうところがあるから、糠烏を放ってはおけない。


「糠烏、二人でいこっか。」

「分かった。」

「じゃあ、私たちは情報収集いってくる!」

「無理すんなよ、谷崎と糠烏。」


こうして、四人は半分に分かれた。




―――――桜の木がある家



「そうね。って、あそこにいるの誰だろう。」

「良く観光客は来てるみたいよ?心霊スポットになったらしいわ。」


知らない三人が話しながら歩いてきた。ここの家に入ろうとしているので、多分家の人か関係者だろう。

不法侵入よりは許可を得た侵入のほうが絶対いい。

というか、ここそんなに有名になってたのか。


「ここの家の方ですか?あそこに幽霊が二人いるので、近くに行きたいのですが。」


糠烏が先に切り出した。

黒い長髪に無表情の姿。傍から見るととても怪しい。

一応どんな幽霊なのか聞いておこう。危険な幽霊もこの世にはたくさんいる。


「糠烏、どんな幽霊だ?」

「現世から遠い幽霊が一人、現世にものすごく近い幽霊が一人。現世に近いほうはものすごく眩しい。」


糠烏が幽霊を見るとき、ものによって光り方が違うらしい。

現世から近いか遠いからしいが、それが何を意味しているのか俺はちゃんと理解していない。


「本当に見えてる感じね。」

「浩美、牧野の代わりに侵入許可取れるか?」

「もちろんよ。」


あっけなく許可を取れた。

関係者みたいだが、俺たちみたいな明らかに怪しい人を通すとは、相当余裕のある人達なのだろうか。


「では、失礼します。」


怜理がそう言うとスタスタと庭に入っていく。

俺も続いて入っていく。


怜理はまず幽霊があるであろうところを手で触る。

怜理は毎回この行動をする。何の意味があるのかは分からないが。


「魔法の詠唱を止めなさい!」


後ろから叫び声が聞こえる。

詠唱?怜理、お前観察してるふりして魔導書無しの詠唱してたのか。

やっぱり俺が来て正解だった。

なんの魔術なのかは知らんが、やっぱり糠烏は危険すぎる。

俺が詠唱を止める意味もないだろう。

そもそも無理やり止めるのは無理だし、言ったところでこいつは止めない。


「きゃっ!」


怜理が珍しく女の子らしい悲鳴を上げる。

こんな怜理を見るのは久々だ。

何が起きた・・・?

自爆する魔術のように見えたが、流石にそんなことはしないだろう。

まさか、本当に幽霊が魔術を使った・・・?


「さくらが守ったの!?」

「さくらはこの場所でのみ魔術を使えるのよ。」


後ろから声が聞こえてきた。

あの人たち、さっきから意味深な発言しかしてなくないか・・・?


「お前ら、もう二度とここに来るな。」


やっぱり怒られた。


「すいません・・・」


俺はすぐに謝り、すぐに帰る。




―――――幽霊研究同好会の部屋



「なあ怜理、ちゃんと話せばもっと情報を得られたんじゃないか?」

「無理よ。幽霊研究は闇の機関の分野。あの人達は違うけど、無理にでも冷静を奪わないと情報は得られない。」

「まさか、最初から冷静さを奪うために行動していたのか?あの魔術はなんだ?」

「当然よ。あれは攻撃魔術。」


おいおい、勘弁してくれよ・・・ 人の家の木に攻撃魔術ぶっ放すとか、警察沙汰だぞ。

最も、この地域の警察が本気の怜理に敵うかといったら絶対敵わないのだが。

国のトップの治安部隊とかが来たら、それはそれで面倒すぎるのでやめてほしいけどな。


「リスク無しに情報は得られないけどさ、もうちょっと自分の身を大事にしたらどうだ?」

「私の身なんかより情報が大事よ。」


糠烏はいつもそうだ。他人に心配されてることを疎かにして、自分一人でなんでもこなそうとする。

村上と越村は半ば諦めているが、俺は諦めていない。


「同好会の皆にとって、糠烏が大事な存在なんだよ!」

「私のこと大事にしてるの、あんただけでしょ。」


その通りだ。村上と越村はメンバー同士の繋がりより研究を大事にしている。

糠烏もきっとそうだ。メンバーのみんなを大切にしているのなんて、俺だけなんだろう。

リーダーがいないこのグループだが、メンバーの繋がりを管理しているのはきっと俺だ。

研究だけでいえば越村だけどな。


「じゃあこれでいいのか?俺にとって糠烏が大事だから、もっと自分の身を大切にしてほしい。」

「そういう言葉は恋人にでも言いなさい。」


友達同士だって別にいいじゃないか。

やっぱり糠烏って冷たい人間なんじゃないか、と錯覚してしまう。

本当は、このグループで一番優しい人間のはずなんだけどな。


村上と越村はなんの情報収集に行ったのか分からないが、まだ帰ってくる気配はない。

最近妙にあの二人、仲がいい気がする。

ライターとキャスターは惹かれあうっていうやつなのか?

実際、ライターとキャスターの恋人というのは珍しくなく、むしろすごく多い。

俺たちは男二人女二人のグループ。

異性がいる以上、恋愛に発展するのは不思議じゃない。

なんでもかんでも恋愛に結び付けるのもあまりよくないが、俺の恋愛経験が少ないせいもあるのか、どうもあの二人は友達を超えてるとしか思えない。

何か秘密でも共有しているのだろうか。


「なあ糠烏、村上と越村さ、最近仲良すぎないか?」

「私も思ってる。あのままいけばあの二人付き合うよ。これからの幽霊研究が心配。」

「相変わらず研究熱心だねぇ・・・ 糠烏は気になってる人とかいないのか?」

「いない。恋というのがよく分からないの。」


それは恋を知った上で分からないのか、未熟故に分からないのか。

俺には糠烏のことがさっぱり分からない。


「一人で寂しいとか、思ったりしないのか?」

「思わない。というか逆に聞くけど、谷崎、気になる人は?」

「今は特に。」

「嘘ばっかり。私のことが気になってるんでしょ。」


こんな発言をする女は初めて見た。

女ってのは恋愛になるともっと消極的になる生物だと思っていた。

俺が糠烏のことを気になってる?恋人として?

ありえなくはないけど。いやいや、そういう関係じゃないだろ。


「糠烏にはそう見えるのか?」

「そうとしか見えない。」


幽霊すら見える糠烏だ。人の心も結構分かるらしい。

糠烏が言うならそうなんだろう。


「えっと・・・」

「私は谷崎をそういう目で見てないから、そこのとこよろしく。」

「あ、うん・・・。」


こいつ、色々強すぎる。

キャスターの成績だとか霊感だとか、そういう能力もすごいのだが・・・


この女の性格が強すぎる。


しばらく気まずい雰囲気が続く。

そして、その雰囲気を壊すように二人が帰ってくる。



「やっほーい!神情報ゲット!」

「こっちも神情報あるぞ。」

「じゃあまずそっちからよろしく!」

「糠烏、説明を頼む。」


さっきのことがまるでなかったかのように、いつもの同好会の雰囲気が戻る。


「例の桜の木の近くに幽霊が二人。光が弱いのが一人、強いのが一人。」

「その家の関係者も結構興味深かった。」


「それ以外は?何かありそうな感じだな。」


さすが越村、分かってるじゃないか。



「越村、幽霊が魔術を使ったぞ。これは大発見だ。」


どうだ、びっくりしたか。


「それも興味深いが、もっと興味深いものを見つけてしまってな。これを見てくれ。」


おいおい、大発見だぞ?それも興味深いがって、どんだけすごい情報手に入れたんだよ。


「なんだこれ!?ホムンクルスか?」


伝説上の存在、ホムンクルス。越村が見せた写真はそれにしか見えなかった。


「あの幽霊と同じ表情をしてる。」


糠烏はこういう発言をするから面白いのだ。

幽霊には表情があるらしいのだ。

これもさっぱり理解できない。


「光が強いほうの幽霊か?」

「もちろん。光が弱いと表情はよく分からない。」


「桜との交配によって生まれた少女、そしてその幽霊、そしてホムンクルス・・・ これから情報収集は大変になりそうだな。」

「いままでが暇すぎただけっしょ。」


これまでも稀にものすごい幽霊を見つけてきたが、それ以外は基本暇な同好会だった。

だからこそいつまで経っても大学に認められないのだが。お前ら雑談してるだけじゃねぇかって。

だが、今日の発見は一つ一つが大物な上、3つもある。

やっと俺たちもちゃんとした活動ができるのだ。


「で、まず何から手を付ければいいんだ・・・?」


こんな収穫は初だ。

故に、どうすれば事が進展するのか分からなくなっていた。


「俺たちがホムンクルスの情報を得た奴らとは敵対関係なんだが・・・ とある研究家のグループがいてな。」

「その二人、カップルなんだって!」


村上以外の三人が、カップルという言葉に反応する。


「そいつらとコンタクトを取るのか?」

「ああ、例の桜の関係者達らしいぞ」


・・・まずい。これはやらかしてしまった。

あれは俺たちの責任なので、これは俺たちで解決したいところではある。

だが、流石に今回ばかりは人に頼らざるを得ない。


「実は・・・ だな。」


俺と糠烏は起こったことを全て話した。


「それは間違いないだろうな。まさにその人たちだ。」

「怜理こわーい!」

「というわけで、この件は村上と越村に頼みたいんだ。」


こうして、また二人と二人で分かれた。


「もう・・・ 糠烏、お前のせいで研究に手間取ってるじゃないか。これは完全に計算違いだぞ?」

「谷崎はもっと頭がいいと思ってた。いや、頭はいいのに危険なことが関わるとすぐに冷静を失って間違った思考をする。」

「糠烏はこの事態をどこまで予測していたんだ?」

「あの三人の研究者は攻撃性が少なく感じたから、リスクの高い行動を行ってまで確実に情報を得る。その後、村上と越村にコンタクトを取らせる。こっちの情報が無かったら今回の進展もなかったでしょ?」

「このグループのメンバーの特性、関係性を全て理解した上での行動って訳か。」


このグループのメンバーを一番理解しているのは俺だと勝手に思い込んでいた。

でもそれはただの思い込み。

一番理解しているのは、おそらく糠烏だ。

でも糠烏が唯一理解できない人がいる。


「ん?何?」


俺は糠烏を見つめる。


「お前さ、自分の事をどこまで理解してる?」

「ああ・・・ ほとんど理解できてないよ?」

「やっぱりか。」


糠烏の奇妙な行動は全て計算によるもの。

だが、そもそもこいつは自分の性格や願いとか、自分中心のことを理解できていないのだ。

糠烏には親がいない。一人暮らしだ。

並外れたキャスティング能力のおかげで金には困っていないが、心の調子はどうなのだろうか。


「糠烏はさ、なんで一人なのに平気なんだ?」

「色々あってね。あまり教えたくない。」

「そうか・・・ それなら仕方ないな。平気なら別に構わないんだが。」

「谷崎さ、私のことそんな気になるなら、もっと深い関係になってもいいよ?」


これはどういう計算での発言だ・・・?


「今のもどかしい関係は好みじゃないか。当然ながら俺もだ。村上と越村に内緒で付き合ってくれないか。」

「内緒にする意味ある?私は無いと思うけど。」

「いや、糠烏に恋人ができて、しかもその相手が俺って、グループ大混乱じゃないか?」

「向こうの二人ももうすぐ付き合うよ。向こうがカップルならこっちも同じ関係のほうがやりやすい。」

「そうか・・・ そういえば、糠烏は俺に特別な感情を抱いてないんだよな?」

「うん。嫌いとかそういうのじゃなくて、単純にそういう感情を私は持ってない。」

「嫌じゃないのか?こういう関係。」

「こういう関係のほうがやりやすいって言ったでしょ。」

「そうだったな。別に付き合ったから手をつなぐだの抱き合うだの、しなきゃいけないわけでもないしな。」

「谷崎がそういうことしたいんだったら話は別だけどね。」


問題はそこなんだ。俺はもう一歩踏み出したい。

でも、糠烏はそれを望んでいない。

それが俺たち二人の関係。

でも、恋人関係になった以上、伝えなきゃいけない。


「俺は、もう一歩踏み出したことをしたい。」

「やっぱりそうなの?私は別に嫌ではないんだけどね。気持ち悪いとも思わないし。ただ、私が無感情でそういうことしてるのを谷崎がどう思うかってだけ。」


糠烏が他人の心配するなんて珍しいじゃないか。

というか、糠烏は本来こういう優しい性格だ。

研究熱心になりすぎてこういう心を忘れてただけで、実際は優しいんだろう。


「自分勝手って思われるかもしれないけど、俺は糠烏が嫌じゃないならそういうことをしたい。」

「自分勝手ね。でもいいんじゃない?人間って本来そういうものだし。」


お前も人間だろ、って言いたいところだが、糠烏は幽霊が見えるのだ。

幽霊と人間は違う生き物なのだろうか。


「何、落ち着きがないわね。ほら。」


そう言って突然、糠烏は俺を抱きしめてきた。

たしかにこういうのを求めていたのだが・・・


「ちょっと糠烏・・・!」

「落ち着いた?」


落ち着けるわけないだろ。いや、満たされたかどうかって言いたいのかもしれない。

確かに、満たされて落ち着いた気はする。


「糠烏、お前は人の心が読めるのか?」

「他の人よりかなり分かるよ?というわけで、これからもよろしく。」


やっぱり糠烏は強い。俺には到底敵わない存在だ。


だからこそ、惹かれてしまうのかもしれない。



―――次の日



「やっほー!お前ら。」

「おお村上。やたらとテンション高いじゃないか。なんかあったのか?」

「恋人ができたんでしょ。」

「ちょっと怜理!これから言おうと思ったのに!」


マジで付き合い始めたのか。

まあ予想通りといえばそうなのだが、問題はこちらの関係だろう。


「双葉、このままだと話がずれていくぞ。」


越村が村上を下の名前で呼んでる。開き直ったなこいつ。


「例のカップル研究者に会ってきてさ、それで、仕事貰ってきちゃった!」

「おお、お前らさすがじゃないか!」


「谷崎と糠烏はなんか進展あったか?」


越村は何か気付いているのだろうか。俺たちは特に何かを表に出している意識はないが。


「私と谷崎、昨日から付き合い始めた。」


「ええ、えええー!?」

「まさか糠烏が谷崎と付き合うなんてな。それにしては恋を感じ取れないが?」

「俺が一方的に恋してるだけでさ・・・」

「片思いの恋愛!?なにそれ萌えるんだけどー?」


いつもの雰囲気で安心した。

カップルができるってのは、周りの関係性がガラッと変わるものだと思っていたが、このグループはそうではないらしい。

グループの調和が取れているからなのだろうか。


「それで、仕事ってどんなものなの?」

「ここに列挙された幽霊に関する書籍を読んで、その内容を報告だ。」


「ただの雑用じゃねぇか!!!」


こうして、俺たちの幽霊研究の第一歩は雑用という形で幕を開けるのであった・・・。

絶対エタりたくなかったので、続編を本当に書くか迷っていたのですが、書くことに決めました!

三章構成、全十八話、完結させてみせます!

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