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10月10日に何が起こった?  作者: 力丸あかね


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7/10

妄想と現実の乱高下


北条君に送った経過報告メール


「どうしても『かの君』に会いたくなって、都合のいい日を聞くのだけど、なんだかんだ忙しさアピールでNGが続く、もしかして私の暴走を察知して距離を置いているのかも、でもそんなの知らんふりしてちょっと強引に「じゃあ、いつだったらいいんでしょうか?」みたいなメールを送ったらとうとう言われてしまった

「今までやんわりとお伝えしていたつもりですが、会うのはやめた方がいいです」って

で、すねたつもりが逆に具体的な予定を突き付けられて、今週末から1週間元嫁の実家で法事とミニ旅行ですって。(妻帯者だったのかあ、じゃゲイじゃないよね残念)。

で、帰って来たら長野に森林整備のボランティアだとかで本当に忙しいと詰められた。

最近私だんだんイカれ具合が膨張して、妄想がひどくなってきた。

なんだろう、二人で散歩したり、夜景の見えるホテルの部屋とか、もちろんエロいことなんかも含めて毎晩眠れない!!

で、私も少し冷静にならなきゃってメールしたの。

タイトルは「そっちからみたらそうなるよね、私も不思議」って

「私も不思議なんだよね、なんでこの人にハマっているのか、この人にとってはいきなりの追突事故みたいで申し訳ないなと思う、ごめん秘密を共有させてしまって」

そしたら「そうなの?」って、携帯で目的地に着く直前だったみたいでそれから1週間はお預け。


「会うだけ。不道徳なことは求めていない。お話しするだけなのになぜいけない」と

メールしたら「僕はタダのおっさんですよ」と私を冷静にさせようと懸命な様子が伝わってくる。


そこでちょっと長い文を書いて自分の現状を整理してみた

タイトルは「色々考えてみた(長文なのでパソで見て)」と

「私は今、一番イカれてた時を100℃とすると60℃くらいで落ちついている。

あなたが私を切り捨てずに暴走を止めようとしてくれているのが、毎回のメールでわかっていたよ。とてもありがたかった。

年下なのに経験値は私より上だし、誠実で真面目な指導者として私をなんとか救おうとしてくれていると頭ではわかっていたのに、抑えきれない私の感情が熱すぎた。

もし、あの時私の欲望が成就してしまったら、あとは破滅だとわかっていたので、真面目な私も(←本来はこれ、エロ婆ではない)私なりに自分の中で戦っていたんだ。でも妄想も暴走し始め、体や精神に影響し、中学の片思いのように胸が苦しくなって、自分でもコントロールできない日もあった。そして、突如バグって情緒不安定になってしまった。 


でもメールのやり取りが面白くて、返事をくれる誠実さがうれしくて、熱い感情と秘匿性の現実、新しい相手への好奇心。刺激される私の創造力、私だけの空間ー受信トレイ、何物にも代えがたい私だけのドキドキする時間、そしてそこにいる現実の対象者、どんなアニメよりドラマチックな没入感を味わっていたら酔って、バグったのかも。

まるで呪いをかけられたように自分を失った瞬間と我に返った瞬間が交互に上書き合戦しているようで、まだ交戦中。

恫喝や恐喝で終わりにすることもできたのに、寄り添って見守ってくれてすごく感謝。ありがとう。


と、現状分析はできたけど、私これからどうすればいいのかな?(^^;)」と送ったの

すると すぐ返信があり


「そこまで現状分析されているのならゴールはもうすぐですね、がんばってください」 

と。えっ、それだけ? 

で「あなたの考える私のゴールってどこ?」と返したら

「あなたが穏やかに暮らせることです」だって

なんだろう、このプラトニック不倫。毎晩胸が締め付けられて痛い。(もしかしたら心筋梗塞かもしれないけど) どうなるんだろう

・・・・・・・

「なるほど私相当イカレてるね」北条君にメールした

オレも17歳年下の子にハマって離婚しようかと思ったときもあったしな」

「ああ、あのときね、私もそばにいてあんたのイカれ具合みてたから・・・」

「そうだっけ、今はもうガンで入退院繰り返してたらそんなエネルギーも消えていくよ」

「で、次は・・・あるんでしょ秘密文書の続き、送って」





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