書類はちゃんと確認しましょう
「婚約は白紙に戻り、殿下を廃嫡とする書類は受理されましたので、先日お伝えしていた病院へお越し下さい。」
「…わかった、こんなことで私達の真実の愛が終わるわけがない
!」
「…私は嫌!王妃になれないし避妊手術まで!なんでよ!私は聖女なのよ!」
「予約時間が迫っています。移動を始めてください!」
「嫌よ!私はいかないから!」
「仕方ない、お前達!」
「「は!」」
「何よ!きゃあ!カッコいい!王子よりイケメンが居るなんて!」
「「失礼」」
「きゃ!やだ!大胆なのね!二人で私を取り合うのね!」
「おい!お前達、彼女は私の恋人だ!触るんじゃない!」
「行きますよ時間がありません!」
「おい!離せ!彼女にさわるなぁ~!」
~~~病院待合室~~~
「王子、書類を確認してサインして下さい。」
「あぁ彼女に手を出していないだろうな!」
「?、えぇ、今頃ちゃんと診察を受けてるはずですよ、書類失礼します……いいんですか?この方法の手術で…。」
「何でもいい!早くしろ!」
「わかりました、医務官へ提出してきますので麻酔の錠薬です飲んでてください。」
「手術が終わったら、すぐに彼女の所へ行くから用意しておけ!………。」
「起きてください!」
「あぁ~何だ…。」
「手術は無事に終わりました。」
「そうか…な!ない!何故だ!」
「何がないんです?」
「私の股から…が…。」
「王子が手術前の確認書類で全摘出の所にサインしてたじゃないですか?玉だけ取る手術もあったのに、大手術ですよ暫くは安静だそうで入院する事になりました。」
「何だと!痛っ!」
「動いちゃダメですよ、彼女も手術は無事成功し仕事も決めて、働く気が凄いみたいです。」
「王子も慰謝料と入院費払えるように、仕事は入院中に決めて置きましょう。」
~元聖女サイト~
「ねぇ~、手術が終わったらデートしてくれる?」
「「…。」」
「ねぇ~~」
「「妻がおりますので、お断りします。」」
「私の方が絶対にいいよ~」
「「…。」」
「「到着したようですので、失礼します!」」
「あっ!ちょっと!」
「お待ちしてました、先に処置室へ…「さっきのイケメン騎士連れてきてよ!女なんか興味は無いの!イケメン!」」
「少し、お静かに…「嫌よ!!あっ!このポスター!何イケメン舞台俳優が慰問ですって!ねぇ!このポスター!」」
「我が病院におばあ様が、入院中との事で数ヶ月に一度慰問に訪れてくれるので…「次の慰問の予定は何時?」
「慰問の予定は1ヶ月後に…異国「あ!介護助手募集…患者よりスタッフの方が彼に近づけるわよね!これに応募するわ!」
「はい…。ありがとうございます、あの予定が押しているので処置室に入って下さい。」
「わかったわ!」
1ヶ月後~
「ちょっと!慰問にくるのはイケメン俳優でしょ!何よあれ!」
「異国の楽器奏者のヤサブローさん(78)です。」
「イケメン俳優はどうしたのよ!ロビーにポスターがあったじゃない!」
「貴女、うちの孫のファンなのね~ありがとう、あの子はすかうとされて、先月から隣国に行ったのよ~ロビーにあったのは皆で行ってらしゃいのパーティーをしたっていうおしらせね~」
「い、いつ、戻ってくるの?」
「あの子、骨を埋める覚悟なんですって~だから、おばあちゃんも僕と一緒にお出でよなんて、亡くなったおじいさんと同じ事言うのよ~嬉しいわ~。」
「…。」
「私もヤサブローさん見たら、孫の嫁が迎えに来てくれるのよ~おねえさんもお仕事がんばってね~じゃあね」
「ちょっ!」
「おねーちゃん、悪いけどトイレ連れてってくれ」
「そちらは、お願いします。私は手が離せませんので」
「え、あぁわかったわよ!やればいいんでしょ!」
元王子は確認を怠り、大事な物を無くし。
元聖女と呼ばれる女性は、職を手にしましたが何故か満たされない一生を過ごしました。