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あノ神ハキミ。  作者: はるかわちかぜ
68/347

Word.18 初陣 〈1〉

 午後一時二十分(神試験スタートから一時間)。


 言ノ葉の森遊園内、枝垂桜の森地点。

「ふぅ…」

 桜の舞い散る並木道に立ち、どこか疲れたように、ゆっくりと息を吐くシャコ。

「“ね”、か…」

「フフフっ…これで本当に天国行きかと思っちゃったわ…」

「天国へ行けると思っていたのか?」

「あら、心外ね…フフフっ…」

 息を落としたシャコの前には、何ら変わりない様子で、いつも通りの会話を進めている篭也と囁の姿があった。“之守しもり”であるシャコの“死ね”という言葉を向けられたはずなのだが、二人はいたって元気そうである。

「よく逃げなかったな…」

『……っ』

 意外そうに声を掛けるシャコに、二人がゆっくりと振り向く。

「あたいの言葉が本当に発動していたら…あんたたち、今頃死んでいたよ…?」

「発動しないとわかっていたからだ」

 シャコの問いかけに、篭也がすぐさまはっきりと答えた。

「五十音士の言霊は絶対だが、人の生死に関わる場合のみ、その効力を発しない時がある」

 まるで説明するように、言葉を続ける篭也。

「例えば、死に逝く人間に“きろ”と言っても、命を永らえさせることが出来ないように、あなたの“死ね”も、まだ寿命のある僕らには効かない」

「ご名答っ…」

 すらすらと答える篭也に、シャコが少し目を細め、小さく頷く。

「こけおどしくらいにはなるかと思ったけど…そこまで知ってたとは、調査不足っ」

 そう呟き、シャコがそっと肩を落とす。

「言葉のことを、よぉく知ってる…さすがは一応、神の血筋っ?」

「……っ」

 シャコのその言葉に、篭也が表情を曇らせる。

「とにかく…」

「……っ?」

 そんな篭也を庇うように、囁が一歩前へと出る。

「こけおどしとか…そういう遊びは、もうやめにしない…?いくら制限時間がなくても、時間の無駄だわ…」

「やめてどうする気だ?あんたたちの言玉は、あたいの手の中にっ…」

「丁度、時間だし…」

「何っ…?」

 意味深な囁の言葉に、シャコが眉をひそめる。

『……っ』

「あっ…!」

 突然、霞み、掻き消えていく篭也と囁の姿に、見つめるシャコが大きく目を見開いた。

「これは…幻影っ…?クっ…!」

 消えていく二人の姿を見つめ、表情を曇らせていたシャコが、ふと何かに気づいた様子で、慌てて自分の左手の中を見る。シャコの左手には、二人から奪った言玉が握られているはずである。

「あっ…」

 シャコが手にしたはずの言玉も、二人の姿と同じように、霞みがかって消えていく。

「そういえば、左守の語句の中に“錯覚さっかく”の言葉があったか…チっ…」

 空っぽとなった左手を握り締め、シャコがどこか悔しげに舌を鳴らす。

「それにしても…」

 右手に残った自分の言玉の光を止ませ、桜の舞い散る上空を見上げるシャコ。

「下調べした時は…即効で逃げを選択するような奴等には思えなかったが…」



<“加守”“左守”両名、“之守”から言玉を奪還。現在の言玉数、安団、ゼロ。以団、ゼロ。>

「初めから別に奪われていないっ」

「放送に文句言っても仕方ないわよ…フフフっ…」

 その頃、“錯覚”の言葉を使い、シャコから逃れた篭也と囁は、無事、枝垂桜の森を抜け、次の森へと進もうとしていた。

「“錯覚”の言葉が切れたのね…追いかけてくるかしら?彼女…」

「このまま大人しく引き下がるはずがないだろう」

「フフフっ…それもそうね…」

 少し顔をしかめて答える篭也に、囁はそっと笑みを浮かべる。

「それにしても珍しいわね…篭也が迷わず“逃げ”を選ぶなんて…」

「個人戦なら誰に止められても戦っていたが、これは団体戦だ」

 意外そうに言い放った囁に、篭也が厳しい表情を見せる。

「一刻も早く、あのバカと奈々瀬の所へ向かわねばならないのに、之守の相手をしている暇はない」

「あら…随分と心配性なのね…」

「心配などしていない。あの二人の言玉が奪われては、こちらが不利となるからなだけだ」

「そういうことにしてあげるわ…フフフっ…」

 どこかムキになって答える篭也を、囁が大人の笑みを浮かべて見守る。

「とにかく、之守に追いつかれる前に、二人と合流するぞ」

「ええっ…」

 そう言葉を交わすと、二人はさらに歩を速めた。




 一方、遊園内。雪国の森地点。

「何だぁ~シャコちん、言玉とりとり取り返されちゃったのぉ~?情けなっ」

 同じように放送を聞いたニギリが、シャコを馬鹿にするように言い放ち、がっくりと肩を落とす。

「でもこれでっ、私にもまだ、言玉い~っぱい奪うチャンスがあるあるあるってことかっ」

 考え方を前向きに変え、ニギリが大きな笑みを浮かべる。

「じゃあ素人さんの奈守ちんは、とっとと、たおたお倒しちゃってぇ~っ」

「…………」

「……っ」

 言玉から姿を変えた薙刀を構え、鋭い表情でニギリを睨みつけている七架の方を振り向き、ニギリがそっと、その表情を曇らせる。

「さっきの放送に…顔色一つ、変えてない…」

 仲間二人が言玉を奪還したというのに、喜ぶどころか、安心した表情一つ見せない七架。

「放送が聞こえていないのね…それほどに集中している…」

 そんな七架を見つめ、ニギリが目を細める。

「おもおも面白いじゃないっ」

 声を張り、口端を吊り上げたニギリが、言玉を持った右手を振り上げる。

「昨日、目醒めたばかりの五十音士の力、私がためため試してあげるわぁ!」

「……っ」

 高らかと言い放つニギリに、七架は薙刀を握る右手に、さらに力を込める。

「“にじめ”!」

「うっ…!」

 ニギリの言葉を受け、ニギリの右手の言玉が青色の光を放つと、七架の足元から滝のように水が噴き出し、七架の足場を侵食し始めた。

「そのまま、おぼおぼ溺れ死んじゃえぇっ!」

「クっ…!」

 笑いあげるニギリに対し、七架が鋭い表情で、薙刀を振り下ろす。

「“ながせ”っ…!」

 七架がニギリへ向けて薙刀を振り切ると、七架の足元を侵食していた水が、その薙刀の動きに合わせるように、ニギリの方へと飛び出していく。

「えっ…?」

 向かってくる水に、驚きの表情を見せるニギリ。

「……っ」

 そんなニギリに、七架がさらに薙刀を振り下ろす。

「“波打なみうて”…!」

「なっ…!?」

 ニギリへと向かっていく水に、七架が薙刀の刃先を向けると、その刃先から赤い光が放たれ、その光を浴びた水が、その場で大きく広がり、巨大な波を作って、ニギリへと襲いかかった。

「クっ…!」

 迫り来る身長よりも遥かに大きな波に、ニギリが表情を歪める。

「に、“げろ”っ…!」

 ニギリが言葉を放つと、ニギリの足下に小さな波が生まれ、その波が素早く動いて、迫り来ていた巨大な波から、ニギリが何とか逃げ切る。

「ハァ…ハァ…」

 避けた波が近くの木々を薙ぎ倒していく様子を見ながら、軽く息を乱すニギリ。

「結構、まともな攻撃、してしてしてくれんじゃないっ」

「はぁっ…はぁっ…」

 微笑みながらも、その額から汗を流すニギリの見つめる先で、ニギリと同じように、少し呼吸を乱している七架。

「じゃあこっちもえんえん遠慮なく、行っちゃうよぉ!」

 ニギリが再び、言玉を持った右手を振り上げる。

「“にじめ”っ!」

 今度は右手の言玉から、七架の方へと放つように水を生じさせるニギリ。

「また“滲め”…」

 向かってくる水の塊を見つめながら、七架がニギリの言葉を分析するように、そっと眉をひそめる。

「もう一回っ…“ながっ…!」

「“にごれ”っ」

「えっ…?」

 先程と同じように薙刀を振り上げ、水を流し返そうとした七架であったが、ニギリがさらに言葉を放つと、七架へと向かってくる水が、その色を灰色へと変え、七架の視界を遮る。

「こ、これはっ…」

 その濁った水に周囲を囲まれ、七架が戸惑うように周りを見回す。灰色一色に覆われてしまった視界では、言葉を使って、ニギリへと水を返すことも出来ない。

「これじゃあっ…」

「ざんざん残念だったねぇ、奈守ちんっ」

 困ったように表情を曇らせる七架に、ニギリのあざけるような声が届く。

「“えろ”っ」

 微笑んだまま、そっと次の言葉を放つニギリ。

「煮えっ…?あっ…!」

 ニギリの言葉を繰り返した七架が、険しい表情で周囲の水を見る。七架を取り囲んだ水は、急に沸騰し始め、熱い蒸気が七架へと吹きつけた。

「これはっ…!」

「熱湯地獄っ、くらくら喰らっちゃえぇ!」

「うっ…!」

 煮え立った熱い水が、一斉に中央の七架へと襲いかかって来る。

「あああああああっ…!」

 熱い水を全身に浴び、激しく悲鳴をあげる七架。

「うっ…!うぅっ…」

 水が地面に飛び散り、その姿を消すと、手や足に火傷を負った七架が、力なくその場に倒れ込んだ。

「アハハハハっ…!ごめんねぇ~っ」

 倒れた七架を見つめ、楽しそうに笑いながら、笑顔とは裏腹に謝るニギリ。

「成り立ての奈守ちん相手にっ、私ってばおとおと大人げなかったかなぁ~っ?アハっ」

「な…」

「んんっ?」

 倒れ込んだまま、小さな声を落とす七架に、笑っていたニギリが眉をひそめる。

「なになに何ぃ~?命乞いとかぁ?」

「“なおれ”…」

「……っ!」

 七架がそっと言葉を呟くと、七架のその体を、淡い赤色の光が優しく包み込み、七架が先程負った火傷を、見る見るうちに治していく。その光景に、ニギリが笑みを止め、大きく顔をしかめた。

「“治れ”…回復の言葉っ…」

 そっと眉をひそめ、言玉を握る右手に力を込めるニギリ。

「はぁっ…はぁっ…」

「……っ」

 息を乱しながらも、火傷を治し、ゆっくりと立ち上がる七架を見て、ニギリが険しい表情を見せる。

「やるやるやるじゃない、にくたらしいっ」

 ニギリは笑みを浮かべるが、その表情からは確実に、余裕がなくなっていた。

「その方が、たおたお倒し甲斐があるわぁ!“にじめ”っ!」

 ニギリが右手を七架へと向け、水の塊を七架へ向けて放つ。

「……っ」

 向かってくる水に、七架は鋭く目を細め、今度は待ち構えるのではなく、こちらからも素早く薙刀を振り上げる。

「“げ”っ…!」

「何っ…!?」

 七架が薙刀を振り切り、言葉を発すると、ニギリの放った水の塊がその場でピタリと動きを止め、力なく地面へと落ちていった。

「私の攻撃をっ…!」

「“ぎ、倒せ”…!」

「うっ…!」

 攻撃を防がれ、唖然としていたニギリに、七架が休むことなく次の言葉を放つ。七架の振り下ろした薙刀から、赤い一閃が飛び出し、勢いよくニギリへと向かっていき、ニギリがその表情を歪めた。

「に、“げろ”!」

 先程、返って来た水を避けた時と同様に、足の下に小さな波を作り、素早く流れて、七架の攻撃を避けようとするニギリ。

「グっ…!」

 だが言葉を放つのが遅れたためか、完璧に避け切ることは出来ず、七架の放った一閃はニギリの頬をかすめ、そのまま森の奥へと消えていった。切れたニギリの右頬から、真っ赤な血が滴り落ちる。

「クっ…」

 流れる血を左手で拭いながら、そっと険しい表情を作るニギリ。

「何て…言葉数っ…」

 目の前に立つ七架を見つめながら、ニギリが眉をひそめる。

「あれが本当にっ…昨日、五十音士になったばかりの人間っ…?」

「はぁっ…はぁっ…」

 表情を歪めるニギリを見つめながら、荒い呼吸を続ける七架。


―――あなたは五十音士の一人…“な”の力を持つ“奈守”となったの…―――

―――あなたが“な”のつく言葉を口にすれば、それはすべて現実のものとなる―――


「はぁっ…」

 昨夜、篭也と囁から聞かされた言葉を思い出し、七架が呼吸を整えながら、再び薙刀を握る手に力を込める。

「国語は得意教科っ…何度も辞書は読んだ…“な”のつく言葉は、出来る限り頭に入れてきた…」

 そっと呟きながら、七架がその瞳に光を灯す。

「いけるっ…!」

 自信すら覗かせる表情で、薙刀を構え直す七架。

「いける…?」

 七架の放った言葉を繰り返し、ニギリが今まで見せていた明るい表情を消し、そっと眉をひそめる。

「何か、かんかん勘違いしてない?奈守ちんっ…」

「えっ…?」

 弾むような声というよりは、落ち着き払った声で問いかけるニギリに、七架が戸惑うような表情を見せる。

「例え、語句の数が同じだけあったとしても…君と私には、決定的な違いがある」

「決定的な、違い…?」

 ニギリの言葉を繰り返し、首を傾ける七架。

「そう、決定的で、そして致命的な違いっ…」

 再び笑みを浮かべるニギリであったが、その笑みは今までの明るいものではなく、どこか冷たく、鋭い微笑みであった。微笑んだニギリが、右手に握り締めた言玉を、七架に見せるように掲げる。

「君と私は、偶然にも、同じナ行の五十音士だけどっ…」

 さらに口端を吊り上げたニギリが、言玉を握り締めた手を、高々と掲げる。

「君にこんなことは、出来ないでしょうっ…!?」

「うっ…!」

 今までで一番、強い輝きを放つニギリの言玉に、七架が思わず目を細め、身を屈める。

「えっ…?」

 ニギリの掲げた言玉が、青く強い光を放ちながら、徐々にその形を変えていく。その光景は、安団の言玉が武器へと姿を変えていく様子に酷似しており、七架は思わず戸惑いの声を漏らした。

「どうしてっ…?以団の言玉は確かっ…水を生じるだけで、姿を変えることはないはずじゃっ…」

 篭也たちから与えられた知識とは異なるニギリの様子に、首を傾げる七架。

「“変格”っ…」

「変、かくっ…?」

 片目を伏せたまま、ニギリの放った言葉を繰り返し、七架が表情を曇らせる。

「“仁王におう”っ…!!」

「なっ…!」

 雪国の森全体を包み込むほどの強い光を放って、ニギリの言玉が姿を変えたのは、横の大木と同等か、それよりも大きな背丈の、水で出来た、巨大な二体の仏像であった。水で出来ているというのに、その作りは精巧で、細かい表情までよくわかる。二体の像は片方が口を閉じ、片方が口を開いている阿吽の像。寺の門などに置かれている、仁王像そのものであった。目の前に現れた巨大な像を見上げ、七架が大きく目を見開く。

「こ、こんなっ…」

 水像を見上げた七架が、思わず言葉を失う。

「こんな…ことがっ…」

「一部の五十音士にはね」

「……っ?」

 聞こえてくる声に、七架が二体の水像の間に見える、ニギリの方を見る。

「言玉の力を、さらに高めることのできでき出来る人が存在するのっ」

「言玉の力を、高める…?」

「そう、それをねっ…」

 聞き返す七架に、ニギリが微笑んだまま、そっと頷きかける。

「“変格”という…」

「変、格…?」

 先程も聞いた、ニギリのその言葉を繰り返し、表情を曇らせる七架。“変格”の話は、篭也と囁からの説明の中には出て来なかった。

「はつはつ初耳?まぁ教えてなくっても、無理ないよねぇ。今の奈守ちんには、関係ない話だものっ」

 そう言いながら、ニギリがどこか小バカにしたような笑みを浮かべる。

「“変格”はね、カ行、サ行、ナ行、そしてラ行の五十音士にのみ与えられた力」

「カ行、サ行、ナ行っ…?」

 入っている自分の文字に、七架がそっと眉をひそめる。

「そう、君と私は同じナ行の五十音士っ…」

 言玉が姿を変え、空になった右手を、ニギリがゆっくりと上げる。

「でも五十音士成り立ての君には、到底、“変格”は使えない。これが決定的で致命的な、ちがちが違いよぉっ!“仁王”っ!」

っ!」

うん!」

 ニギリの声に答えるように、低く重い声を発する二体の像。

「“にじれ”っ!」

「うぅっ…!」

 ニギリの言葉に応えるように、二体の像がその巨大な足を振り上げ、膝丈ほどもない七架へ向けて、勢いよく振り下ろす。

「あああああっ…!」

 下りて来た二本の巨大な足を、必死に避ける七架であったが、足が地面を踏みつけた衝撃に吹き飛ばされ、近くの木に背をぶつけて、力なくその場に倒れ込む。

「ううぅっ…」

 七架が地面にうつ伏せに倒れ込んだまま、弱々しい声を漏らす。

「ごめごめ御免ねぇっ、奈守ちん」

 倒れた七架へと、ニギリが気持ちのこもっていない謝罪の言葉を吐く。

「素人さん相手に、ここまでほんほん本気出す気とかなかったんだけどさぁっ」

 ニギリが単調に言葉を並べながら、嘲るように七架を見下ろす。

「まぁそれも、奈守ちんが結構強かった証拠ってことで、ゆるゆる許してぇっ?」

「うっ…」

 軽々しく言い放つニギリを、倒れ込んだまま、目線だけを上げるようにして見つめる七架が、その心ない言葉に、そっと表情をしかめる。

「さぁっ、そろそろおわおわ終わりにしちゃおうっ?“仁王”っ」

「阿!」

「吽っ!」

 ニギリの言葉に頷き、再びその巨大な足を振り上げる二体の像。

「じゃあねぇ、奈守ちんっ」

「……っ」

 残酷に微笑み、手を振るニギリに、そっと目を細める七架。

「神に、最初の言玉をおくおく贈るのは、この私なんだからぁっ…!」

「か、みっ…?」

 ニギリの放ったその単語を、七架がゆっくりと繰り返す。

「あ…朝、比奈…くん…」



“朝比奈くん…”


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