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あノ神ハキミ。  作者: はるかわちかぜ
3/347

Word.1 あノ目醒メ 〈3〉

『ハァっ…!ハァっ…!ハァっ…!』

 どのくらいの時間を、走り続けたのかわからない。だが体育のマラソンなどは軽く感じる程に、全力で走り続けた。人気のない荒地まで駆け抜けてきたアヒルと少女は、置かれている壊れた車の横にしゃがみ込み、身を潜めて、その乱れた呼吸を、必死に整えていた。

「ここまで来ればっ…さすがに追って来ねぇだろっ…」

「ハァっ…ハァっ…ったく、何なの?君っ…」

 疲れ切った様子でその場に座り込みながら、少女が横で呼吸を整えているアヒルを見上げる。

「何だって、私を引っ張って逃げたりなんかしたのよっ?」

「何となくっ」

「はぁっ?」

 短く答えるアヒルに、少女が大きく口を開く。

「何となくって、何それ?適当ねぇっ」

「何となくなもんは、何となくなんだから仕方ねぇだろぉっ?」

「んっ…?」

 少女の横にしゃがみ込むアヒルの鞄から、小さな長方形の何かが落ち、少女がそれに手を伸ばした。拾ったそれを表に向けると、顔写真が見える。どうやら生徒手帳のようであった。

「朝比奈…アヒル…?」

 写真の横に描かれた名前を、口にする少女。

「何?この変な名前っ。本名っ?」

「うっせぇなぁ!本名だよっ!」

 顔をしかめたアヒルが、少女の手から素早く手帳を奪う。

「悪かったな!変ちくりんな名前で!」

「ホントね。親のセンス、おかしいを通り越して、イカれてるわよ?」

「ちったぁ遠慮しろっ!」

 悪びれもなく言い放つ少女に、アヒルが強く怒鳴りあげる。

「お前の名前は?何ていうんだよ?」

「何で私が、見ず知らずの君ごときに名前を教えなきゃいけないのよ」

「人の名前、散々バカにしといて、それっ!?」

 嫌そうな顔を見せて言い放つ少女に、アヒルが怒鳴りあげるを通り越して、ショックを受ける。

「ったく、んな口ばっかきいてっから、こんな目に遭ってんじゃねぇーの?」

「え?」

 アヒルの言葉に、少女が少し戸惑うように振り向く。

「あの男があの変な悪霊に取り憑かれたのって、悪意ある言葉を向けられて、傷ついたからなんだろ?」

「ええ、そうよ」

「その悪意ある言葉って、お前が今朝、あいつに言ってた、“消えろ”だの何だのじゃねぇーのっ?」

「……っ」

 驚いたように、目を見開く少女。

「何で君が、そんなこと知ってんのよ?」

「たまたま見てたんだよっ」

「盗み見?サイテーねっ」

「たまたまだっつってんだろうがっ!」

 非難するようにアヒルを見る少女に、アヒルが思わず怒鳴りあげた。

「っつーかさ、お前があいつに謝れば、あいつの気も済んで、あの変な悪霊も消えるんじゃっ…」

「冗っ談じゃないわっ」

「へっ?」

 強く言い切る少女に、アヒルが少し驚いたように振り向く。

「なんで私が、あんな奴に謝らなきゃいけないのよっ」

「……っ」

 不快そうな表情を見せ、煩わしそうに言い放つ少女を見て、アヒルがそっと目を細める。

「一方的に、付き纏ってきたのはあの男よっ?私はただ迷惑 こうむっただけっ!被害者は私なのよっ?」

 少女はさらに、強気なその言葉を続ける。

「あの男は、ああ言われて当然っ、私は何にも間違ったことなんてしてないわ!」

「…………」

 少女の言葉を聞きながら、アヒルがそっと俯く。


―――ううぅっ…!―――

 力なく落とされていた、悲しげな声。


「だから私が謝る必要なんてっ…」

「迷惑被ったからって…」

「……?」

 少女の言葉を遮るアヒルの声に、少女が少し戸惑うような表情を見せながら、アヒルの方を振り向く。

「間違ってないからって…」

 ゆっくりと顔を上げたアヒルが、まっすぐに少女を見つめる。

「だからって…人の心を傷つけていい、わけじゃないっ…」

「……っ!」

 まっすぐに注がれるアヒルの視線とその言葉を受けて、少女が思わず大きく目を見開く。

「そっ、それはっ…」

「グオオオォォっ!!」

『……っ!!』

 少女が言葉に詰まっていたその時、激しい叫び声が響き渡ると、二人が身を潜めていた車が勢いよく砕け散った。背もたれをなくし、二人が一気に険しい表情となって振り返る。

「グオオオォォォっ…!!」

「追って来たのかっ…!」

「クっ…」

 二人のいる荒地へと駆け込んでくる男に、アヒルと少女が厳しい表情を見せる。

「仕方ないわねっ…こうなったらっ…」

「へっ?」

 そう言ってレースで飾られた服の、懐に手を入れる少女を、少し戸惑うように見つめるアヒル。

「“破”っ!!」

『うっ…!』

 少女が何かしようとしたその前に、駆け込んできた男は、二人へ向けて、先程と同じ衝撃波を勢いよく放った。迫り来る衝撃波に、今度は避けるような曲がり角もなく、二人の表情が歪む。

「しまった…!」

「うわあああっ!」

「クっ…!」

 焦ったように言う少女の横で、頭を抱えて叫ぶアヒル。そんなアヒルを横目に、少女が唇を噛み締める。


―――バァァァァァンっ!


「痛てててててっ…」

 吹き抜ける、砂煙。表面が大きく削れた荒地のすぐ横で、倒れていたアヒルが、後頭部を押さえながら、ゆっくりと体を起こす。

「こんだけ痛けりゃ、夢ってことはなさそうだなっ…」

 苦い笑みを見せながら、アヒルが少し残念そうに呟く。

「ううぅ…」

「ん?あっ…!」

 すぐ傍から聞こえてくる、どこか苦しげな声に、アヒルが大きく体を起こすと、アヒルのすぐ横に、アヒルを庇うようにして倒れ込んでいる少女の姿があった。

「お前っ…!」

 アヒルがすぐさま起き上がり、倒れている少女へと駆け寄る。少女のスカートから見える細い足は、深く傷つき、赤々とした血が流れ落ちていた。

「俺を庇ってっ…!?おいっ…!」

「ハァ…ハァっ…」

 起き上がったアヒルが、倒れ込んだままの少女の体を、支え起こす。呼びかけるアヒルに対し、少女は息を乱しながらも、ゆっくりと顔を上げた。

「まだ…動ける…?」

「はぁっ?あ、ああっ」

 途切れ途切れの言葉で問いかける少女に、少し戸惑いながらも頷き返すアヒル。

「じゃあ…とっとと、ここから…逃げ、てっ…」

「はぁっ!?」

 思いがけない少女の言葉に、アヒルが大きく驚く。

「あいつの狙いは…悪意ある言葉を向けたこの私っ…君が逃げても…追いかけていくことはないはず、だからっ…」

「バッカなこと言ってんじゃねぇーよ!怪我人の女一人残して、逃げられるわけがっ…!」

「私だって…いたいけな一般人の家鴨あひるクン、巻き込んじゃうわけにはいかないのよっ…」

「はっ?」

 少女の言葉の意味がわからず、アヒルが大きく口を開く。

「それに…確かに、君の言う通りかも知れないっ…」

「えっ…?」

「“間違ってないからって、人の心を傷つけていいわけじゃない”ってやつっ」

「……っ」

 先程、アヒルが言った言葉を繰り返し、そっと笑みを浮かべる少女に、アヒルが少し驚いたような表情を見せる。

「私は、あの人の心を傷つけた…だからお詫びしないとっ…」

 少女が笑みを浮かべたまま、さらに言葉を続ける。

「でも、君は関係ない…だから逃っ…」

「フザけんなよっ」

「えっ…?」

 少女の言葉を掻き消して、強く言い放つアヒルに、少女が少し戸惑うように、アヒルを見上げる。

「あいつに傷つけられてやることがっ、あいつに詫びることになるとでも思ってんのかっ?」

 アヒルが少女に、突き刺すような視線を送る。

「んなことっ、少しの詫びにもならねぇっ!」

 必死に叫ぶアヒルが、徐々に声を大きくする。

「言葉で傷つけたんならっ…!言葉で謝れよっ!!」

「……っ!」

 その言葉に、少女が大きく目を見開く。

「言葉でっ、あいつと向き合えよっ…!!」

「……っ」

 必死に叫ぶアヒルを、少女はまるで眩しいものでも見つめるかのように、目を細めて見つめる。

「グオオォォォっ!!」

『……っ!』

 再び聞こえてくる叫び声に、同時に振り向くアヒルと少女。

「“破”っ…!!」

『うっ…!』

 男が二人へ向け、再び衝撃波を放つ。

「クソっ…!」

「なっ…!」

 向かってくる衝撃波と倒れたままの少女の間に、強く立ち塞がるアヒル。そんなアヒルの姿に、少女が大きく目を見開く。

「何やってんのよっ!逃げなさいっ!」

「それはさっき、断っただろっ?」

「バカなこと言ってないでっ…!とっとと逃げっ…!」

「俺がっ…」

「えっ…?」

 遮るアヒルの声に、少女が思わず言葉を止める。

「俺が絶対にっ…」

 立ち塞がったアヒルが、迫り来る衝撃波を見つめながら、強い瞳を見せる。

「お前をっ…言葉で謝らせてやるよっ…!!」

「……っ!」

 アヒルの言葉に、大きく目を見開く少女。

「あっ…!」

 だがその間にも、衝撃波は迫り来る。

「ダメ…!もうっ…!」

 どうすることも出来ないと悟り、少女が厳しい表情を見せた。その時。


―――パァァァァァンっ!


『うっ…!』

 二人のすぐ前方で、強い白色の光が突然、輝き、あまりの眩しさに、二人は思わず目を細めた。

「ガアアアアアアっ!」

『えっ…?』

 先程までの叫び声とは違う、悲鳴のような声が聞こえてきて、アヒルと少女が顔を上げる。そこには、突然、現れた光に弾き返された、自らの衝撃波を受け、吹き飛んでいく男の姿があった。

「忌の技が弾かれるなんて…」

「何だぁ?一体っ」

 驚いたように呟く少女の声を背中で聞きながら、アヒルがその、目の前に現れた光を見つめる。

「んっ?」

 徐々に白い光が小さくなっていくと、やがて、小さくなっていく光のその中心に、手のひらですっぽりと包み込めてしまう程の大きさの、丸くて赤い、宝石のようなものが見えてきた。その玉は、立っているアヒルの丁度、目の高さくらいのところで、宙に浮いている。

「玉っ…?」

「これはっ…!」

 首を傾げるアヒルの横で、少女が大きく目を見開く。

「“言玉ことだま”っ…!」

「コト、ダマっ…?」

 またしても聞きなれない言葉を耳にし、少女の方を振り返りながら、困惑した表情を見せるアヒル。

「グっ…!ググっ…!」

「うげぇっ!あいつ、あれ喰らって、まだ立ち上がってんぞっ!?」

 自らの衝撃波を受けたというのに、特に体に傷を負った様子もなく立ち上がる男に、アヒルが焦ったように声をあげる。

「忌に憑かれてると、体が強化されるのよ」

「マジっ?じゃあ殴ったり蹴ったりしても、無駄ってことかぁ」

「……っ」

 ボヤくアヒルの後ろで、少女が少し考え込むような表情を見せる。

「ちょっと、アッヒーっ」

「変なあだ名つけんなっ」

 傷のわりには元気そうな様子を見せながら、少女がアヒルを呼ぶと、その呼び名にアヒルが少し顔をしかめる。

「その玉っ、手にとってみて!」

「へっ?これを?」

 少女の言葉に、アヒルが目を丸くする。

「なんで?」

「なんででもいいから早くっ!」

「ああっ?わ、わかったよっ」

 強く言い放つ少女に急かされるようにして、アヒルが浮いているその玉へと手を伸ばす。アヒルの指先が、玉に触れ、そしてその赤い玉を掴んだ。

「えっ…!?」

 アヒルが玉を掴んだその瞬間、再び玉から強く白い光が放たれると、玉がアヒルの手の中で、光を放ちながら、形を変えていく。

「なっ…!何だよ!これっ…!」

「…………」

 焦ったように叫ぶアヒルを、まっすぐに見つめる少女。

「うっ…!」


―――パァァァァァンっ!


「んっ…」

 やがて一番強い光が放たれると、あっという間に光は止み、その場に静けさが戻った。思わず瞳を閉じていたアヒルが、ゆっくりと目を開き、自分の手の中を見る。

「こ、これはっ…!」

 自分の手の中にあるものを見つめたアヒルが、大きく目を見開く。

「“銃”っ…?」

 そう、あの赤い玉の代わりに、アヒルの手に握られていたのは、鈍い赤銅色の、一丁の銃であった。銃身が多少長いが、片手で十分に持てる重さで、トリガーもアヒルの指の太さによくフィットしている。だが、銃のはずなのに、銃弾を入れる部分は見当たらなかった。長い銃身の片側に描かれている、『安』の文字。持ち手の下部分には、金色の紐がついている。

「な、なんで玉が銃に…」

「グオオォォォっ…!」

「うげぇっ!」

 アヒルに考える時間を与えることなく、立ち上がった男が、激しい叫び声をあげ、アヒルと少女のもとへと駆け込んでくる。

「ど、どうしたらっ…!」

「撃って」

「はぁっ!?」

 銃を持ったまま、焦ったように周囲を見回していたアヒルが、少女の言葉に大きく口をあけ、驚いたような声をあげて、少女の方を振り返る。

「バカかぁ!お前は!下手なとこ撃って、あいつが死んだりなんかしたら、俺は即、刑務所行きでっ…!」

「大丈夫っ。いいから撃ってっ」

「大丈夫って、お前なぁっ…!」

「あの人を助ける為なのっ」

「……っ」

 真剣な表情で、迷いなく言い放つ少女。その少女の姿に、アヒルは少し目を見開いた。どうにも信じられない話ではあったが、少女が嘘をついているようには見えなかった。

「私を信じて…」

 少女がアヒルをまっすぐに見つめ、さらに言葉を放つ。

「お願い…朝比奈アヒルっ…」

「…………」

 アヒルの名を呼び、そっと願う少女に、アヒルは少し俯き、強く唇を噛み締めた。

「クッソっ…!」

 意を決した様子で前を向いたアヒルが、今、立っている位置から、二、三歩前へ出て、先程の銃を、見よう見真似で構える。

「どうなってもっ…知らねぇーぞっ!!」

 少し自棄になったように叫んで、アヒルが勢いよく引き金を引く。


―――パァァン!


 響き渡る、銃声。


「……って」

 次の瞬間、少女が声を発する。

「どこ、撃ってんのよっ!!」

「へっ?」

 少し煙の上がった銃口が向いているのは、星の輝く空の方角であった。放たれた銃弾は勿論、男を捉えてはおらず、どこに行ったのかもわからない。

「ハズすにしたって限度ってもんがあるでしょっ!?バカアヒルっ!」

「う、うっせぇなぁ!仕方ねぇーだろっ!」

 責めるように怒鳴りあげる少女に、少し恥ずかしそうにしながらも、必死に言い返すアヒル。

「本物の銃なんて、撃ったことなっ…!」

「グオオォォォっ…!」

「ううっ…!」

「あっ…!」

 言い訳を続けようとしていたアヒルのもとへ、銃弾が当たることもなかった男が、その速度を緩めることなく、まっすぐに向かってくる。すぐそこまで迫る男に、アヒルが表情を引きつり、後ろで座る少女が思わず身を乗り出した。

「グオオオォォォっ…!!」

「アヒルっ…!」

「クっ…!」

 少女が必死にアヒルの名を呼ぶ中、アヒルが、すぐ目の前へと迫る男へ向け、一か八かと、もう一度、銃を構えた。

「あっ…!」

 アヒルが大きく、口を開く。

「“当たれ”ぇぇぇぇっっ!!」

 祈るようにそう叫び、アヒルが再び、引き金を引く。


―――パァァァンっ!


 銃声とともに、赤銅色の銃口から、弾丸が放たれる。だが銃口が向いているのは、向かってくる男ではなく、またしても高い空の先。

「ああっ…!ダメ!またっ…!」

 それを見ていた少女が、諦めるような言葉を発した、その瞬間であった。

「えっ…?」

 空へと向かったはずの弾丸が、空中で有り得ない程に軌道を変え、空とはまったく逆の下方、地面に立つ男のもとへと向かっていく。

「弾丸が…動く…?」

 その有り得ない光景を、大きく開いた瞳で見つめる少女。


「グっ…!」

 来るはずのなかった弾丸が目の前に迫り、思わず焦ったような声を漏らす男。

「ググっ…!」

だがすでに避ける時間も術もなく、男はただ、迫り来る弾丸に、表情を歪めた。


―――…………っ!!


「うっ…!」

 弾丸が男の体を貫いた瞬間、またしても強い白色の光が放たれ、アヒルは構えていた銃を下ろし、そっと目を細めた。

「ガアアアアアアアっ!!」

「……っ」

 アヒルの細めた瞳に、今までとは違う、苦しげな叫び声をあげる男の姿が飛び込んでくる。

「な、何だっ?」

「ガアアアアっ!アアアっ!」

「影が…消えていく…」

 男の体を貫いた弾丸から放たれた白い光が、男を包み込んでいた、黒い影を吸い出し、その光の中へと消し去っていく。

「ああっ…あ…」

「……っ!」

 やがて黒い影も光も消え、力ない声を落とした男が、その場にゆっくりと倒れ込んだ。

「お、おい!大丈夫かっ!?」

 焦った様子で、アヒルが倒れた男のもとへと駆け寄っていく。


「…………」

 男のもとへと駆けていくアヒルの背中を見つめながら、茫然と座り込む少女。

「弾丸が動いたのは…」


―――“当たれ”ぇぇぇぇっ!!―――


「あの言葉が、発動したから…?」

 誰に問いかけるわけでもない問いかけを、少女がそっと口にする。

「“あ”の言葉の発動…」

 少女が鋭く、瞳を細める。

「彼が…“の神”…」



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