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あノ神ハキミ。  作者: はるかわちかぜ
286/347

Word.71 明日ナキ少年 〈5〉

「芽衣子…!」

 芽衣子を連れ、遠久のもとから、韻本部へと逃げ帰って来た為介は、芽衣子を韻の治療室へと運んだ。そこへ、為介からの連絡を聞きつけ、恵がやって来る。

「芽衣子!」

「恵、さま…?」

 芽衣子の眠る寝台のすぐ横へと、必死に駆け寄る恵。自身の名を呼ぶその声に、深く瞳を閉じていた芽衣子が、薄く瞳を開き、か細い声を漏らす。

「治療は?」

 恵の後から、治療室へと現れた明が、部屋の入口付近に立っている為介へと、小声で問いかける。その問いかけに、為介はそっと、首を横に振った。治療室に、治療班の従者は見当たらない。すでに治療は終わり、手の施しようがないことは、確認されていた。

「そうか…」

 明が視線を落とし、険しい表情を見せる。

「恵、さま…」

「芽衣子…!」

 その薄い瞳で恵の姿を捉え、どこか嬉しそうに微笑む芽衣子の右手を、恵が両手で強く握り締める。

「良かった…間に、合って…」

「え…?」

「私の、力…」

 恵が握り締めた芽衣子の右手の中には、芽衣子の緑色の言玉が握り締められていた。芽衣子はそのまま、言玉を右手の中へと吸収させる。すると、芽衣子の右手が、緑色に輝き始めた。

「私の、言葉…消えて、しまう前に…恵さまに…」

 光り輝く右手で、芽衣子がしっかりと、恵の手を握り締める。恵もそれに応え、固く握り締め合うと、やがて芽衣子の右手の光が、恵の右手へと移った。光る自身の手を見て、恵がそっと目を細める。

「芽衣子…」

「恵、さま…我が、神」

 とても大切そうに、丁寧に言葉を発した芽衣子が、恵を見上げ、穏やかに微笑む。

「どうか…お幸せ、に…」

 願うような言葉を最期に、芽衣子の瞳が閉じられ、恵の両手に握り締められていた右手が、ゆっくりと寝台に落ちていく。その光景に、大きく目を見開く恵。

「め、芽衣子…?」

 いつもすぐに返事をしていた芽衣子が、今はもう、恵の呼びかけに答えない。

「芽衣子ぉぉぉ…!!」

『……っ』

 恵の悲痛な声が響くと、為介と明も、遣り切れない表情できつく唇を噛み締め、その場で深く俯いた。

「ク…うぅ…!」

 芽衣子の眠る寝台に顔を埋め、言葉にならない声を漏らす恵。

「恵…」

 明の後ろで、眠るカモメを抱いたまま、恵を見つめ、茜が悲しげに眉をひそめる。

「明」

「ウズラ」

 皆に遅れるようにして、ウズラが治療室へとやって来ると、明がウズラの方を振り返った。

「どうだった?上層の連中は何て…」

「韻は、動かない」

「何だと…?」

 ウズラのその言葉に、明が大きく表情をしかめる。明の傍で聞いていた為介と茜も、同時に表情を曇らせた。

「どういうことだ!?為介からの報告は、いってるはずだろ!?」

 治療室であるというのに、気を遣うことなく、明が思いきり声を荒げる。

「今まで発見された、死因不明の謎の死体も、恐らくは遠久の…!」

「うん、わかってる。全部わかってて、それでも韻は動かないんだよ」

 明の言葉を遮り、ウズラが鋭い口調で言い放つ。韻の意志を伝えているウズラであったが、ウズラ自身、韻に怒りを感じているような、そんな様子であった。

「どういう、こと?なんで、韻は…」

「遠久くんは、五十音、最後の音“を”の力を持つ者。もし、その“を”の文字を消せば、五十音の他の文字もすべて消え、この世界から五十音士はいなくなってしまう」

 戸惑った様子で問いかけた茜に、ウズラがすらすらと言葉を続ける。

「上層部は、五十音士を失い、韻の統制がなくなってしまうことを、恐れているんだよ…」

「そんなの…!」

「クソ!」

 韻を批判しようとする茜の声は、明が拳を治療室の壁へと叩きつけた、その大きな音により、掻き消された。

「自分たちの権力が残れば、他の人間は、何人死んだって構わねぇっていうのか!?」

「兄さん…」

 心からの怒りを見せる兄の姿を見て、茜がそっと、目を細める。

「でも、韻が動かないんじゃ、どうしたら…」

「消そう」

「え…?」

 考え込むように下を向いた茜が、小さく聞こえてくるその声に気付き、ゆっくりと振り向く。

「恵…」

「“を”を、遠久の文字を、消そう…」

 茜が振り向くと、そこには、芽衣子の眠る寝台の横から、ゆっくりと立ち上がった恵の姿があった。涙の滲む表情に、すでに悲しみはない。恵は決意したような、鋭い瞳を見せていた。

「“を”の文字を消せば、すべての文字が消え、遠久にかけた、私の“永遠”の言葉も消えて、あいつは死ぬはずだ」

「……いいのか?」

 少しの間を置いて、明がどこか、確かめるように聞く。

「お前はそれで、いいのか…?」

「遠久を、あんな風にしてしまったのは私だ」

 問いかける明をまっすぐに見つめ、恵がはっきりとした口調で、言葉を紡ぐ。

「だから、私が遠久を止める」

「……わかった」

 恵の真剣な表情を見て、決まった覚悟を感じ取って、明は大きく頷いた。

「茜、お前はカモメ連れて、家帰ってろ」

「え?だけど…!」

「心配しなくても、死にやしねぇよ。俺もウズラもな」

 不安げに身を乗り出す茜に、明が安心させるように、穏やかな笑みを向ける。そしてすぐに、その表情をまた、真剣なものへと変える。

「行くぞ。言ノ葉山へ」

 明の言葉に、三人の神は、迷うことなく、大きく頷いた。



「神!」

「あ、充」

 言ノ葉山へ行く準備のため、韻本部にある自室へと戻った為介を出迎えたのは、為介の神附き、充であった。充が居ると思っていなかった為介は、少し驚いた様子で、充の名を呼ぶ。

「どちらへいらしてたんですか?先に戻れと言ったきり、全然帰って来られないですし」

「ご、ごめん」

 眉間に皺を寄せ、険しい表情を向ける充に、為介が短く謝罪の言葉を放つ。

「まぁ構いませんけど。それで、先程の報告書のことなんですけど」

「充」

 報告書を取り出し、話をしようとした充の言葉を遮って、為介が充の名を呼ぶ。いつになく真剣な表情を見せている為介に気付き、充は戸惑うように首を傾げた。

「神?」

「充、あ、あのね…」

「“為の神”、井戸端為介!」

 為介が充に話を切り出そうとしたその時、部屋の外から、鋭い声が届く。

「中に居るのか!?井戸端為介!」

「な、何だ?」

 荒々しいその声に、戸惑うように振り返る充。

「韻への反逆行為の罪で、貴様を拘束する!抵抗せずに、大人しく我々に従え!」

「もう、手を打ってきたか…」

 聞こえてくる声に、為介が険しい表情となって呟く。遠久を倒そうとするであろう為介たちの行動を察し、それを防ぐために、反逆行為などと言って、拘束しようとしているのだろう。

「時間がない。充、あの…!」

「反逆、行為…?」

「……っ」

 真実を話そうとした為介の瞳に飛び込んで来たのは、為介へと冷たい、疑いの眼差しを向ける充であった。その瞳を見て、為介が思わず、言葉を止めてしまう。

「神、あなた、まさか…」

「…………」

 “違う”と、否定すれば良かった。それからすべてを話せば、充は理解してくれただろう。だが、為介は、そう言うことが出来なかった。充は今、確かに為介を疑っている。為介が何も言っていないうちに、外から聞こえてくる声を信じ、為介に疑いの瞳を向けている。何も言わずとも、無条件で為介を信じてくれると、心のどこかでそう思っていた為介は、何も言うことが出来なかった。

「……ごめん」

 小さく謝罪の言葉を零しながら、為介が歩を進め、部屋の奥にある窓へと向かう。

「今まで、ありがとう。充」

 俯いたまま、そっと礼の言葉を落とすと、為介はそのまま窓を叩き割り、部屋の外へと飛び出していった。

「井戸端為介!」

 為介が出て行ったと同時に、部屋の扉が開かれ、韻の従者らしき物々しい男たちが、続々と部屋の中へと入って来る。

「窓から逃げたか。追え、追うんだ!」

『は!』

 先頭に立った男の指示に頷き、従者たちが為介を追って、次々と窓の外へと飛び出していく。その様子を見つめ、その場に立ち尽くした充は、そっと目を細める。

「神…」

 それが、充の、為介に対する最後の呼びかけとなった。



「ハァ!ハァ!」

「遅っせぇぞ、クソガキ!」

「ご、ごめん」

 為介が韻本部の外へと出ると、すでに明たち神と、正一や宗吉、熊子ら、その神附きの面々が集まっていた。怒鳴りあげる明に、為介が息を切らしながら、小さく謝る。

「充はどうした?」

「……っ」

 明からの問いかけに、表情を曇らせる為介。

「充は…来ない」

 俯いたまま答える為介に、明がすべてを察したように、そっと眉をひそめる。

「……そうか」

 為介の答えに頷くと、明は為介を励ますように、軽く二度、為介の頭を叩いた。そしてすぐに皆の方を向き、真剣な表情を作る。

「チンタラしてると、追手が来る!とっとと行くぞ!」

 集まった面々は、明の指示に、厳しい表情となって頷いた。




――――何が、間違っていたというのだろう。あの日の僕らは確かに、笑顔で共に在れたのに。


「遠久!」

「……っ」

 荒々しく名を呼ぶ明や恵を見て、遠久はただ、楽しげに笑い、右手に持った言玉を、迷うことなく、かつての仲間たちへと向ける。

「“えろ”…」

 言葉と共に、放たれる終末の光。

「神!ううぅぅ…!」

「宗吉…!」

 遠久が放った光を、ウズラを庇った宗吉が受け、力なくその場に倒れ込んでいく。倒れた宗吉へと、熊子と塗壁が、必死に駆け寄っていく。

「宗氏…!」

「宗吉さん…!」

「……っ」

 二人の呼びかけに応えることのない宗吉の様子を見て、ウズラが悔しげに唇を噛み締める。

「まともに戦ってたんじゃ、全員やられちまう…!」

五母ごぼの力で封印を」

「え?」

 険しい表情を見せる明に、ウズラが鋭く言葉を掛ける。

「ウズラ?」

「五母の力で、遠久の体を、文字ごと封印するんだ。もう、その方法しかない」

 明をまっすぐに見据え、ウズラがいつもの明るい笑顔など一切なく、厳しい表情で言い放つ。遠久の力の強力さは、神々には、少し相対しただけでも十分に理解出来た。まともに戦っていては、明日は守れない。ウズラのその言葉に、明や為介、恵も皆、鋭い表情となって、頷いた。

「第一音“あ”!」

「第二音“ゐ”」

「第三音“う”…」

「第四音“ゑ”…!」

 四人の神が、自身の言玉を構え、それをまっすぐに、言ノ葉山頂上の岩の上へと立っている遠久へと向ける。赤、青、金、緑の光の柱が空へと突き上げられ、中央に立つ遠久を取り囲む。

『“四母しぼ封印”…!!』

「ううぅ…!」

 周囲四方向から、一気に強い光を浴び、ずっと笑顔を見せていた遠久の表情が、大きく歪む。

「神…!」

「おおっと」

 苦しむ遠久のもとへと駆け寄ろうとした桃雪の前に、明の神附きである正一が立ちはだかる。

「俺が相手だ。ここで大人しくしててもらうぜ、桃雪」

「ク…!」

 不敵に笑う正一に、桃雪が大きく、その表情を崩す。

「グ…ううぅぅ…!うああああああ!!」

『……!』

 封印を進めていた四人が、苦しみながらも、必死にもがき、四つの光の柱にも負けない、巨大な白光の塊を生み出す遠久に、一斉に表情を曇らせる。

「あいつ…!今使える全部の力を結集して、この場で爆発を起こす気か…!」

「え…!?」

 明の言葉に、為介が驚きの表情を見せる。

「例え封印が完成したとしても、俺たち全員が爆死したんじゃ、すぐに封印は解ける…考えたね」

「そんな…!」

 冷静に言い放つウズラに、思わず声をあげる為介。ウズラは口調こそ冷静だが、その表情には焦りが浮かんでおり、額には汗が滲んでいた。

「遠久…」

 光の中の弟を見つめ、恵が一層、険しい表情を見せる。

「どうしたら…」

「……一つ、方法がある」

「え?」

 考えるように俯いたウズラが、明の言葉に、また顔を上げる。

「封印はほとんど完成してる。四人のうちの誰か一人が残り、封印を完成させて、他の三人が逃げ延びれば、封印は解けない」

「一人が犠牲になるっていうのかい?」

 明の言葉に、どこか批判するように問うウズラ。

「そんな方法は…」

「それでいい。私が残る」

「恵!」

 認めまいとウズラが言葉を発する中、恵が名乗りをあげるように、皆の前へと出る。

「あいつをこんな風にしたのは、私だ。私が残るのが、丁度いい」

「だったら…だったら、ボクが残る!」

 恵の横から身を乗り出し、名乗りをあげたのは為介であった。

「為介」

「ボクが…ボクが馬鹿だったせいで、遠久サンは怪我して、あんなことに…だから、残るならボクが…!」

「ボケ」

「痛って!」

 必死に主張を続ける為介の頭部に、明の容赦ない頭突きが炸裂した。相当に痛かったのか、為介が両手で頭を抱え込み、その場に蹲る。少しの間、痛がって、まだ少し涙の滲んでいる瞳で、為介がようやく顔を上げた。

「な、何す…!」

「死ぬことでしか、責任取れねぇような神になってんじゃねぇよ、クソガキ」

「……っ」

 怒鳴りあげようとした為介の声が、明のその言葉を聞き、止まる。

「お前もだ、恵」

「…………」

 穏やかな笑みを浮かべ、恵の方を振り返る明に、恵は一瞬だけ目を合わせると、何も言葉を発せぬまま、すぐに深々と俯いた。

「ぐああああああ…!!」

「……っ」

 さらに叫び声を大きくし、力を膨らませる遠久を振り返って、明が鋭く、目を細める。

「明…君、まさか…」

「ウズラ」

 険しい表情で言葉を向けたウズラの声を遮って、明がそっと、ウズラの名を呼ぶ。

「茜とカモメのこと、頼むな。後、八百屋も…」

 まっすぐにウズラを見つめ、明が穏やかに笑う。

「確かにちょっと寂れてっけど、親父たちから預かった、大事な店なんだ。だから、頼む…」

「明…」

 願うような明の言葉を聞き、ウズラが目を細める。他に手段もなく、止めることに意味もない。何より明は強く覚悟を決めており、何を言ったところで揺るがないことは、ウズラが一番、理解していた。理解は出来ていても、割りきれない思いを噛み潰すように、ウズラが一度、深く瞳を閉じる。

「わかった」

「……ありがとう」

 再び瞳を開き、しっかりと頷いたウズラを見て、明が笑顔を見せ、礼を零す。明の笑顔を見ると、ウズラはすぐに恵や為介、倒れた宗吉に付き添っている熊子たちの方を見て、自身の言玉を突き出した。

「“うごかせ”!」

『え…!?』

 ウズラの言玉から飛び出した金色の不死鳥が、まだ納得しきれていない様子で、困惑する恵たちを、次々と乗せていく。

「明…!」

「明サン!」

 不死鳥の背の上から身を乗り出し、必死に明の名を呼ぶ恵と為介を見上げ、明がそっと笑みを零す。

「正一、お前も…」

「俺はここに残るぜ」

「え…?」

 明が振り向き、桃雪との交戦を続けている正一に、声をかけようとしたが、明が言葉を言い切る前に、正一は断りの返事を放った。正一の言葉を聞き、明が戸惑うように首を傾げる。

「十何年も、あんたに附いてきた。もう、遅刻しまくる神以外には、附けそうもねぇ。だから、俺も残る」

「正一…」

 そう言って微笑む正一を見て、明がそっと目を細める。

「ありがとな…」

 明が礼の言葉を囁くと、正一は満足げに笑みを浮かべ、また桃雪との戦いを始めた。

「行け!ウズラ!」

 高々と顔を上げた明が、上空にいる巨鳥へ向かって、大きく叫ぶ。

「ズラスケ!」

「クワアアァァ!」

 ウズラの呼びかけに甲高い鳴き声で応えると、金色の巨鳥は、その美しいばかりの両翼を広げ、勢いよくその場から飛び立っていく。

「明サン…!」

 必死に身を乗り出し、明の名を叫ぶ為介。ウズラや恵も、ただ険しい表情で、まっすぐに明を見下ろす。遠ざかっていく仲間たちを見上げ、明はそっと微笑んだ。

「後の時代を、言葉の明日を、頼んだぜ…」

 決して届かない声を小さく落とすと、明は上空から、前方へと視線を移した。

「ああああああ…!!」

「……っ」

 皆の五母の力の中で、必死にもがき、狂ったような叫び声をあげる遠久を見つめ、明が鋭く目を細める。

「神…!」

「明…」

 交戦中だった正一と桃雪が、思わずその手を止め、それぞれの神の行く末を見つめる。

「さぁ、遠久」

 遠久の名を呼び、言玉を持った右手を突き出す明。

「これで、終わりだ…!!」

 明の言葉を合図とした封印の完成と同時に、遠久の生み出した、巨大な白光が勢いよく爆発し、言ノ葉山を包み込んだ。



――――バァァァァン!




「あ…!」

 飛び立った巨鳥の背の上から、言ノ葉山頂上での大きな爆発を確認し、為介が背の上から体が落ちてしまいそうなほどに身を乗り出して、大きく目を見開く。

「あ…明さぁぁぁん…!!」

「……っ」

 為介の叫び声を聞きながら、瞳を閉じ、強く唇を噛み締め、深々と俯くウズラ。

「…………」

 空へと噴き上げる爆風を見つめる恵の瞳から、一筋の涙が、零れ落ちる。



 その日、五十音の世界から、すべての“神”が消えた。



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