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あノ神ハキミ。  作者: はるかわちかぜ
234/347

Word.59 死ンダ言葉 〈2〉

「うわぁ、もうこんな時間だ」

 病室の掛け時計が五時半を差していることに気づき、カモメが慌てた様子で、椅子から立ち上がる。

「カモメくん、もう帰っちゃうの?」

「ごめんね、飛鳥ちゃん。俺帰って、弟たちのご飯作らないと行けないんだぁ」

「そっかぁ」

 納得するように頷きながらも、飛鳥は残念そうに肩を落としていた。

「また来るよ。今度は抱えきれないくらいの野菜を持って」

「やめてくれ…」

「晶?」

 ひっそりと聞こえてくる声に、カモメが戸惑うように振り返る。

「お兄ちゃんは野菜が嫌いなの。見るのも好きじゃないから、野菜の種類とかも全然わからないんだよぉ」

「そりゃ大変だ!手遅れになる前に、何とかしないと!」

「何の手遅れだ…」

 ひどく慌てた様子を見せるカモメに、晶は呆れたように言った。

「じゃあねぇ!」

 ベッドの上から大きく手を振る飛鳥に応えながら、カモメが病室を後にする。飛鳥に言われ、カモメを病院の出口まで送ることとなった晶が、渋々、カモメを先導する。

「イイ子だねぇ、飛鳥ちゃん」

 先を行く晶の背へと、カモメが笑顔で声をかける。

「あ、俺の弟たちも負けず劣らずのイイ子なんだよぉ!良かったら今度、連れてく…!」

「必要ない」

「あ、そぉ」

 あっさりと晶に断られ、残念そうに肩を落とすカモメ。

「お前にも、二度と来なくていいと言おうと思っていたが」

 病院の出口を出たところで、晶が足を止める。

「飛鳥のあんなに笑っている顔は、俺も久し振りに見た」

「え?」

 晶につられて足を止めたカモメが、戸惑うように首を傾げる。

「だから、また、来てやってくれ」

 ゆっくりと振り返り、晶がまっすぐにカモメを見る。

「今日は、ありがとう…」

 向けられたその言葉に、カモメは少し驚くように目を見開いた。素っ気なく落とされたその言葉には、何の偽りもなく、ただ素直に晶の気持ちが表されているような、そんな風に見えた。

「うん!またね、晶!」

 カモメも、精一杯の笑顔で応え、大きく手を振ると、晶に背を向け、そのまま病院を後にしていった。道の向こうへと見えなくなっていくカモメの背を、晶はしばらくの間、見つめる。

「おかしな奴…」

 呆れるように言いながらも、そっと笑みを零す晶。

「ん…」

 だが晶の表情が、急に鋭くなる。

「忌の、気配…」

 夕焼けに染まる空を見上げ、晶はそっと表情を曇らせた。




 一方、晶と別れたカモメは、自分の町である言ノ葉へ帰るため、見知らぬ道を何となくの感覚で進んでいた。

「今日の晩御飯、何にしよっかなぁ」

 赤く染まる空を見上げながら、カモメが首を傾げる。

「昨日の売れ残りに人参とジャガイモと玉葱があったし、カレーにしようかな。アーくん、カレー好きだし」

 自分で納得するように数度、頷き、笑顔を浮かべるカモメ。弟たちの喜ぶ顔を連想すると、その分、足取りも軽くなる。

「さぁ、早く帰…!」

「きゃああああ!」

「……!」

 すぐ近くから聞こえてくる悲鳴に、カモメが軽かった足取りを止め、その場に立ち止まり、眉をひそめる。

「悲鳴?」

 少し戸惑いながらも、カモメはすぐさまその場を駆け出し、悲鳴の聞こえてきた方へと駆け出した。細い道を通り抜け、人気のない裏路地へと出る。

「確か、この辺から…」

「助けて、助けて!」

 再び声が聞こえてきて、カモメが振り向く。長い髪を振り乱しながら、カモメの居る方へと、必死に駆け抜けてくるのは、二十代半ばくらいの、まだ若い女であった。女が必死に助けを求めながら、カモメのすぐ傍までやって来る。

「助けて!」

「一体、何が…」

「グアアアアア!」

 しがみついてくる女に、何があったのかを聞こうとしたカモメであったが、その問いは、続いて聞こえてきた激しい叫び声に、見事に掻き消された。人のものとは思えない、低く、重いその叫び声に、カモメが一瞬で、険しい表情を作る。

「忌…!」

 逃げてきた女を追うように、その場へと現れたのは、その女と同世代くらいの、地味めの女性であった。大人しく控え目そうな女性の背後には、禍々しい黒い影が見える。女性の瞳は虚ろで、発している声も女性のものにしては低すぎる。忌に取り憑かれているということは、すぐにわかった。

「グアアアアア!“”!」

「あ…!」

「いやあああ!」

 忌に取り憑かれた女性が、カモメと逃げてきた女へ右手を向け、激しい衝撃波を放つ。向けられた衝撃波に、カモメが焦ったように目を見開き、女が鬼気迫った悲鳴をあげる。

「五十音、第六音…!」

 しがみついている女を何とか後方へと回し、制服の胸ポケットから、真っ赤な言玉を取り出すカモメ。

「“か”、解放!」

 カモメの言葉に反応し、言玉が強い赤色の光を放ち始める。

「クワアアア!」

 言玉から姿を変え、その場へと現れたのは、眩い金色の光で形作られた、一羽の巨大な鳥であった。上空で道幅よりも広い両翼を広げ、鳥は甲高い鳴き声をあげる。

「きゃあああ!」

 現れた巨鳥に、カモメの後方で、さらに悲鳴をあげる女。

「行くよ、カー坊」

 カモメの呼びかけに応え、巨鳥が大きく頷く。

「“き消せ”!」

「クワアァ!」

 カモメが高らかと言葉を放つと、上空の巨鳥が大きく両翼をはためかせ、カモメたちへと向かって来ていた衝撃波を、同程度の強い風で粉砕した。

「じゃあ、町に被害出ちゃうから、何もないところまで移動しよっか」

「へ?」

 そう笑顔で言い放ち、もうわけがわからなくなっていた女を、降りてきた巨鳥の背へと乗せるカモメ。そんなカモメに女が戸惑う中、カモメも続いて、巨鳥の背に乗る。

「“けろ”!」

「なんで私までぇぇ!?」

 女の悲痛な叫び声が響く中、カモメたちを乗せた巨鳥は、目にも留まらぬ速さで空を駆け抜けていった。



「ふぅ~、この辺まで来れば平気かなぁ」

 人気も民家もない町はずれの平原までやって来ると、カモメは女と共に巨鳥の背から降りた。すでに日は落ち、辺りは暗闇が包んでいる。女は夜間飛行に相当、神経をすり減らされたのか、降りたばかりの地面に膝をつき、肩で大きく息をしていた。

「な、何なのよ…?あんたは、一体…」

「ねぇ」

「へ?」

 困惑している女へと、しゃがみ込んだカモメが視線を合わせ、呼びかける。

「さっきの女の人にさ、何を言ったの?」

「……っ」

 穏やかな笑顔で問いかけるカモメに、女が勢いよく表情を曇らせる。

「別に、何も…」

「もう一回、鳥さん乗る?」

「い、言うわよ!言えばいいんでしょ!?」

 脅しとも取れるカモメの誘いに、女が慌てた様子で必死に頷く。だが女はすぐに浮かない表情となって、カモメから逃げるように、視線を下へ落とした。

「あの子、地味でいつも暗いから…その、“一緒に居るとこっちまで暗くなる”って…」

 少し躊躇うようにゆっくりと、言葉を繋げていく女。

「“居なくなってくんない”って…言った、わ」

「うわぁ、最低~」

「最低なのは、わかってるわよ!」

 批判するように呟いたカモメに、女が顔を上げ、勢いよく怒鳴りあげる。

「私が悪いのは、わかってるわよ!だからって、私をあの女の前に突き出す気!?私に死ねって言う気!?」

「何だぁ、わかってるんだ」

「へ?」

 必死に怒鳴り続けていた女が、カモメの言葉と、その力の抜けきったような柔らかな笑みに、思わず言葉を止め、戸惑うように眉をひそめる。

「わかってるなら、大丈夫だよ。死ぬ前に、出来ることがある」

「え…」

「グアアアアア!」

『……!』

 二人が会話をしていたその時、聞き覚えのある激しい唸り声が聞こえてきて、二人はすぐに表情を険しくし、振り向いた。忌に取り憑かれた女性が、女を追ってやって来たのだ。

「“”!」

「あ…!」

 間髪入れずに衝撃波を放ってくる女性に、カモメが焦ったように声を漏らす。

「カ、カー坊…!」

「“たれ”」

「え…?」

 カモメが巨鳥を呼ぼうとしたその時、一つの言葉がカモメの耳に入り、それと同時に赤い光の弾丸が、カモメの横を駆け抜けていく。思わず目を見張り、カモメが視線で追う中、光の弾丸は、迫り来る衝撃波と正面からぶつかり合い、その場で弾け飛ぶようにして相殺した。

「敵に追われているのに、雑談している奴があるか…?」

「あ…」

 ゆっくりとした足取りで、カモメと女のもとへと歩み寄って来るのは、右手に真っ赤な銃を構えた晶であった。カモメが少し茫然とした様子で、晶を見つめる。

「晶~奇遇だねぇ」

「奇遇なわけがないだろう…」

 笑顔で手を振るカモメに、晶が呆れた様子で肩を落とす。

「あ、もしかして晶、忌の気配を追って?」

「当たり前だ」

「グ…!」

 鋭く言い放ち、銃口を向ける晶に、女性に取り憑いている忌が、少し焦ったような声を漏らす。カモメ一人の時は追って来たが、さらに五神の一人である晶まで現れ、怖気づいているのだろう。

「あの忌は、俺が倒す…お前はその女を連れて、この場を離れろ…」

「やったぁ!」

 晶の指示に、とても嬉しそうに両手を突き上げる女。

「さ、あんたの仲間もああ言ってることだし、私たちはとっとと…!」

「ううん、俺たちもここに居るよ」

「なんでよ!?」

 あっさりと晶の指示に首を振るカモメに、女が思わず怒鳴りあげる。まったく笑みを崩さないままカモメが、ゆっくりと女の方を振り向いた。

「さっき言ったでしょ?死ぬ前に出来ることがあるって」

 カモメがさらに目を細め、大きく笑みを浮かべる。

「謝ろうよ。あの人に」

「え…?」

 思いがけないカモメのその言葉に、女が驚いた様子で、大きく目を見開く。

「馬鹿なことを言うな。お前たちは今すぐ、この場を離れるんだ」

「この人に謝らせる。それまで俺は、ここを離れる気はないよ」

 もう一度強く指示する晶であったが、それでもカモメは、頷きはしなかった。

「“謝らせる”なんてことは、五十音士の役目ではない」

「五十音士の役目は、忌を倒すことだけ?」

 言葉を続ける晶へ、カモメが真剣な表情を向ける。

「じゃあ、あの人の傷ついた心は?この人の傷つけてしまった心は、どこへ行けばいいの?」

「……っ」

 まっすぐに向かってくるカモメの視線に、晶は少し不快そうに、目を細めた。

「誰が、受けとめるの…?」

「……俺はお前の神で、お前は俺の神附きだ」

 カモメの問いかけに少し間を置いて、晶がそっと呟く。

「お前は、俺の指示に従っていればいい…」

「うん、わかってる」

 すぐに頷いたカモメが、穏やかに微笑む。

「でも俺は、俺の神様には、誰の心も、誰の言葉も受けとめる、そういう神様で在ってほしいよ」

 願うように言いながら、ただまっすぐに、優しい笑みを向けるカモメを見て、晶は少し目を細めると、何も言わないまま正面を向き直り、銃口を向けた忌の方を見つめた。

「あ…」

 晶が大きく口を開き、自分の文字を口にする。

「“足枷あしかせ”」

「グ…!?」

 晶の銃口から放たれた細長い弾丸が、忌に取り憑かれている女性の両足へと巻きつき、女性の動きを封じる。その場から動けなくなると、忌は益々、焦りの表情を見せた。

「アシカ、背?」

「動きは止めた」

 先程、晶が発した言葉の意味が理解出来ず、首を傾げているカモメへと、晶が再び声を掛ける。

「早くしろ」

 振り返り、素っ気なく言う晶に、カモメは大きく目を見開くと、すぐさま嬉しそうな笑顔を見せ、後ろにいる女の方を振り返った。

「さ!神様がチャンスをくれたよぉ?」

「神様?」

 その単語に首を傾げている女を、カモメが自分の前へと軽く押し出す。女は動きを止められている女性と向き合うと、どこか気まずそうに何度も視線を下げながら、それでも何度も視線を上げ、やっとのことでまっすぐに女性を見つめた。

「ごめん!」

「……っ」

 女が発したその言葉に、女性の表情がかすかに動く。

「あんな酷いこと、いっぱいいっぱい言ってごめん!全部、私が悪かったってわかってる!だから、だから…!」

 声を、思いを振り搾り、女が必死に言葉を紡ぐ。

「許して…!」

 真剣な表情でその言葉を発した女の瞳から、涙が零れ落ちる。

「グ…ウゥ…グアアアアア!」

 女性に取り憑いた忌が、途切れ途切れの苦しげな声を漏らしたかと思うと、突然、激しい叫び声をあげる。激しい声があがった途端、女性の体から、強い白色の光が放たれ、暗闇の包む周囲を、きつく照らし出した。

「あ…あぁ…」

 光が収まると、女性がゆっくりと目を閉じ、その場に倒れ込む。

「これは…」

<グググ…!>

 倒れた女性を見つめ、眉をひそめていた晶が、上空から聞こえてくる声に、素早く顔を上げる。月明かりの輝く夜空に、一つの禍々しい黒い影が浮かんでいた。暗闇に潜む赤色の瞳は、明らかに忌である。

「体から抜け出た…謝られたことで、宿主の“痛み”が消えたからか…」

「“快眠かいみん”」

「ん…?」

 聞こえてくる言葉に、晶が振り向く。振り向いたその先では、巨鳥を操ったカモメが、謝り終えた女を眠らせ、地面へと丁寧に横たわらせていた。

「ついでに、俺たちの記憶も消しといたからね」

 よく眠る女を見下ろし、カモメが優しく微笑む。

「さぁ、じゃあ心置きなく、忌退治といこうかぁ!」

「神を差し置いて、しゃしゃり出るな…」

 張り切った様子のカモメに、晶が呆れたように声を掛ける。

<グググ…マズイな…ここは一度、逃げるか…!>

 焦ったように声を漏らした忌が、二人へと背を向け、闇夜に紛れてその場を逃げ去ろうとする。

「あいつ…!」

「おい」

「へ?」

 慌てて追いかけようとしたカモメを、呼び止める晶。

「何、晶?早く追わないと、あいつが…」

「俺が叩く。援護しろ」

 振り返ったカモメへと、晶が強い視線を向ける。

「カモメ」

「……っ」

 初めて呼ばれる名に、カモメは少し驚いたように目を見開いたが、それも一瞬で、すぐに大きな笑みを作った。

「仰せのままに、我が神」

 カモメのその言葉を聞き、満足げな表情を見せると、晶が銃口を自らへと向ける。

「“がれ”」

 そのまま自身へと弾丸を放ち、空へと上昇していく晶。

「じゃあ行こうか、カー坊」

 地上に残ったカモメが、後方で舞う巨鳥へと声を掛ける。カモメの呼びかけに応えるように、巨鳥は準備万端とばかりに、大きく翼を広げる。

「“鎌鼬かまいたち”!」

「クワアア…!」

 巨鳥が鋭く翼を動かし、強い風の塊を上空の忌へと放つ。

<な、何…!?ググ…!>

 逃げ去ろうとしていた忌が、風の塊に呑まれ、その場で動きを止められる。

「“圧縮あっしゅく”…」

<……!>

 すぐ傍で聞こえてくる言葉に、必死に風を堪えていた忌が、素早く顔を上げる。忌のすぐ前方には、忌へと銃口を向けている晶の姿があった。銃口の前に光を集約させ、晶が引き金を引く。

「“たれ”」

<……ギャアアアア!>

 晶の放った強烈な光の弾丸を、正面から直撃し、忌は激しい悲鳴をあげながら、あっという間に黒い霧と化し、夜の闇に紛れるように、掻き消えていった。悲鳴が途絶え、光が収まると、その場にもとの静寂が戻る。辺りが静まり返る中、銃を下ろした晶が、ゆっくりと地面に下降していく。

「ふぅ」

 地面に降り立ち、一息ついた晶が、銃をもとの言玉の姿へと戻す。

「ご苦労さま、カー坊」

 手元に戻ってきた巨鳥を労うと、カモメもその姿言玉へと戻し、もとあった制服のポケットの中へと入れた。

「晶、凄かったよぉ~さすが神様」

 親しげに話しかけながら、カモメが晶のもとへと歩み寄っていく。やって来るカモメを見て、少し目を細めたかと思うと、晶はすぐに視線を逸らし、倒れている、忌に取り憑かれていた女性の方を見つめた。

「神になって、結構な数の忌を倒して来たが…」

 女性を見つめたまま、晶が真剣な表情を見せる。

「宿主が、相手の言葉を許したところを見たのは、今日が初めてだ…」

「チャンスがなかっただけだよ。人は誰だって、人の言葉を許す」

 晶の横に並んだカモメが、穏やかに笑う。

「俺はそういう、“人”の、許し合えるところが、好きだよ」

 カモメの言葉を聞きながら、晶がゆっくりと、視線を空へと上げていく。

「やっぱり、おかしな奴だな。お前は…」

 こうして、晶とカモメが初めて共に戦った、忌退治が終わった。


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