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あノ神ハキミ。  作者: はるかわちかぜ
138/347

Word.35 安団、包囲 〈4〉

 『いどばた』一室。

「ん…」

「大丈夫?ゆっくりと起き上がって」

「ありが、とう…」

 七架の言葉通り、目を覚ました弓は、七架に支えられながら、長い間横になっていた布団から、ゆっくりと体を起こした。傷は塞がっているが、その表情からは、まだ疲労が見て取れる。

「気分はどうだい~?弓削弓さんっ」

「えっ…?」

 自分の名を知る為介に、弓が戸惑うように声を発する。

「なんで、私の名前…ここ、は…?」

「僕の店だよぉ~何でも屋さんっ」

「何でも屋…?」

 戸惑うように部屋を見回した弓に、扇子を振りながら、為介が明るく答える。

「覚えていますか?君は二人組の男に追われ、この店の裏の広場で、戦闘を行っていたんです」

「戦、闘…」

 為介の横から、状況を説明する雅に、弓が少し考えるように俯いた。

「あの者たちは何者だ?何故、追われていた?」

「ストレート過ぎよ…篭也…」

 鋭く問いかける篭也に、囁が注意するように声を掛ける。

「のんびりと話している場合ではないだろう」

「まぁまぁ、別にゆっくり話したっていいじゃねぇか。追われてるわけでもねぇーんだしっ」

「あっ…」

 さらに篭也へと声を掛けるアヒルの姿を見て、弓がハッとした表情を見せる。

「あなたは…」


―――大丈夫か!?おい!―――


「あの、時の…」

 アヒルに見覚えのある様子で、声を発する弓。どうやら、アヒルが助けてくれたことを、覚えているようである。

「彼らがあの二人を追い払って、君を介抱してくれたんだよぉ~?」

「追い払って…?」

 為介の言葉に、弓は戸惑うように眉をひそめる。

「あなたがたは…一体…」

「俺?俺はぁ…」

「朝比奈アヒル。五十音第一音“あ”の力を持つ、安の神だ」

「神っ…?」

 アヒルの代わりに答える篭也に、弓が驚きの表情を見せる。

「まぁ、今は言葉一つ使えないけれど…フフフ…」

「うっせぇなぁ」

「そ、それは失礼いたしました!」

「へっ?」

 ひっそりと言葉を付け加える囁に、アヒルが顔をしかめていたその時、弓が勢いよく布団の中から体を出し、畳の上に正座して、アヒルへと深々と頭を下げた。頭を下げる弓に、アヒルが目を丸くする。

「な、何っ…」

「神をあのような事態に巻き込んだ上、私のような者の介抱までっ…!何とお詫びしてよいか…!」

「おいおいおいっ」

 必死に言葉を連ねる弓に、アヒルが困ったように声を発する。

「やめろって。俺、確かに神だけど、そんな偉そうなもんでもねぇしっ」

「そうよ…頭を下げる価値なんて、微塵もないわ…」

「そうだ。存分に軽んじろ」

「お前らね」

 アヒルに続くように言葉を述べる囁と篭也であったが、その失礼極まりない言動に、アヒルが思わず表情を引きつる。

「三言衆、ヤ行の五十音士たちは、古くからの伝統を重んじる習慣があるからねぇ~神様を崇めちゃうのも無理ないよぉ」

「ま、まぁとにかく、顔上げろって」

「は、はい…申し訳ありません…」

 まだかしこまった態度は抜けないながらも、アヒルの言葉に、弓はやっと深々と下げていた頭を上げた。

「色々と聞きたいことがあるんだ」

 顔を上げた弓の正面へと、アヒルが腰を下ろす。

「お前が追われていたあの二人組、あいつらは一体、何者だ?なんで、お前は追われていた?」

「それが…」

 アヒルの問いかけに、弓が厳しい表情を作る。

「わから…ないんです…」

「わからない?」

「はい…申し訳ありません…」

 聞き返すアヒルに、弓がまたしても謝罪の言葉を述べる。

「わからないとは、どういうことだ?」

 アヒルの後方から、篭也が鋭く問いかける。

「いつものように、仲間と共に…忌退治をしていた夜でした…満月の、綺麗な夜…」

 弓は自身でも戸惑いながら、ゆっくりと話を始める。

「忌退治が終わって、帰ろうとしたその時…私たちは、黒い影のようなものに…襲われたんです…」

「影…?」

「はい…仲間の助けで、私だけは何とか…その場から逃げることが出来たのですが…」

 そっと曇る、弓の表情。

「刃と鎧は…その影に呑み込まれて…」

 弓が震える拳を、強く握り締める。

「あ、刃と鎧というのはっ…」

「君のお仲間さんだねぇ~?君と同じヤ行の五十音士、也守と与守のっ」

「は、はい…」

 為介の言葉に、弓が大きく頷く。

「一人になって…どうしていいのか、わからなくて…とりあえず、韻へ報告にと思っていた時、あの二人が現れて…急に襲ってきたんです…」

「あの二人に見覚えは…?」

「いえ、まったく…」

 囁の問いかけに、弓が大きく首を横に振る。

「忌の気配がして、忌の言葉を使って…忌のように、体を黒い霧に変化させることくらいしか…」

「成程ねぇ。それじゃあ確かに、何もわからないだろうなぁ」

 弓の話が終わったところで、為介が納得したように頷く。

「結局、奴等の正体は知れぬままか」

「そうだねぇ~」

 壁にもたれかかった篭也が、少し肩を落とす。

「申し訳、ありません…」

「お前が謝る必要はねぇって。お前が悪いわけじゃねぇんだから」

 またしても謝罪する弓に、アヒルは明るく笑みを向けた。

「でも手がかりは無いままだし…これから、どうするの…?アヒるん…」

「どうする?篭也」

「少しは自分で考えろ」

 囁の問いかけを、そのまま篭也へと持ってくるアヒルに、篭也が呆れた様子で言い放つ。

「とりあえず、僕が韻に出向いて、今回のことを報告してくる。和音なら何か知っているかも知れない」

 腕を組んだまま、冷静に答える篭也。

「それもそうだな」

「それまでの間、神たちはここで、その者と共に待機を…」

「ちょっと待ってぇ」

「ん?」

 割って入って来る為介の声に、篭也が眉をひそめる。

「何だ?」

「そう何でもかんでもポンポン、韻に報告するのはどうかと思ってさぁ」

「何…?」

 為介の言葉に、篭也が眉尻を吊り上げる。

「どういう意味だ?」

「いやねぇ、僕は別にどうでもいいんだけどぉ、恵さんが言ってたんだぁ」

 扇子を閉じ、為介が鋭く目を細める。

「“あまり韻を信用するな”って」

『……っ』

 為介のその言葉に、篭也と囁の表情が、同時に曇る。

「恵先生が?んだよ?どういうことだ?」

「はぁ…」

 大きく首を傾げるアヒルの後ろで、篭也が深々と溜息をつく。

「そんな何の根拠もない言葉を、真に受けろというのか?」

 篭也がしかめた表情を、為介へと向ける。

「僕から言わせてもらえば、あなたやあの女教師の方が余程、信用出来ない」

「ありゃ、ヒドイっ」

 冷たく言葉を吐き捨てる篭也に、為介が余裕の笑みを浮かべる。

「とにかく、この件は韻へ…んっ…?」

「篭也?」

 急に眉をひそめる篭也に、アヒルが首を傾げる。

「全員!襖から離れろ!」

『えっ…?』

 急に身を乗り出し、強く叫ぶ篭也に、皆が戸惑ったその時。


―――バァァァァン!


『なっ…!?』

 縁側へと繋がる襖を突き破り、緑色の光線のようなものが部屋へと飛び込んできた。

「うおっとと!」

 アヒルが必死にその場で寝そべり、飛び込んできた光線を、ぎりぎりのところで避ける。皆の避けた光線は、そのまま部屋の壁を突き破り、店の外まで吹き飛んでいった。

「あぁ~あ…僕のお家が…」

「んなこと言ってる場合かよ!あ!あいつはっ…!?」

 壁に大きくあいた穴を見つめ、がっくりと肩を落とす為介に突っ込みを入れながら、アヒルが自分の前に座っていた弓を気にかける。

「こっちは大丈夫だよ!」

 弓を後方へと引っ張った七架が、茫然としている弓とは異なり、アヒルへとしっかりとした声を掛ける。

「ふぅっ…良かった。敵か?」

「忌なら、私の言葉で遮ってたはずだけれど…」

 起き上がりながら問いかけるアヒルに、囁は表情を曇らせ、言玉を横笛へと変えた。同じく、言玉を格子の姿へと変えた篭也が、壁際から、突き破られた襖の外へと飛び出していく。

「何者だっ…!?」

 格子を身構え、強く言い放つ篭也。

「なっ…!?」

「あっ」

 縁側へと出た篭也が、庭に立っているその人物を見て、大きく目を見開く。部屋の中から外を見たアヒルも、同じように驚きの表情を見せた。

「ザ、ザべスぅぅっ!?」

「エリザよ。久し振りね、朝比奈アヒル」

 為介の家の庭へと現れたのは、金色の巻き髪の眩しい、緑色の瞳の、日本人離れした顔立ちの少女。アヒルもよく知る、エリザであった。

「誰、だろ…?」

「衣沢・アレクサンドラ・メアリー・エリザベス。衣団えだんを束ねる、“の神”さんだよ」

「神?あの人も?」

「……っ」

 為介の言葉を聞き、驚く七架の前で、弓もそっと目を細める。

「おっ前、何ド派手にやって来てんだよ?いっくら文化の違いったって、限度ってもんがっ…」

「お邪魔するわよ」

「お、おいっ!」

 あれこれと言葉を掛けるアヒルの横を素通りし、靴のまま、堂々と家の中へと上がり込むエリザ。縁側に立ち、皆の居る部屋を見回す。

「ん?」

「えっ…?」

 弓と目を合わし、そっと眉をひそめるエリザ。そんなエリザの様子に、弓が戸惑う。

けい

「ここに」

 エリザが呼びかけると、エリザのすぐ横に、派手な忍者装束を纏った、黒髪の少女が姿を現す。エリザの附き人の慧左衛門子であった。

「彼女?」

「はい、恐らく。顔写真と一致します」

「……?」

 エリザと慧の会話を聞きながら、アヒルが戸惑うように首を傾げる。

「由守の、弓削弓ね?」

「えっ?」

 すぐ目の前に立ったエリザに問いかけられ、顔を上げた弓が目を丸くする。

「あ、はい…そ、そうですが…」

「韻へ引き渡すため、あなたを拘束するわ」

「えっ…?」

『なっ…!』

 思いがけないエリザの言葉に、アヒルや篭也たちが皆、一斉に驚きの表情を見せた。

「エリザ!何をっ…!」

「これは我々、衣団が、韻から受けた命。神である君でも口出しは無用よ、アヒル」

「韻から…?」

 声を荒げたアヒルへ、エリザが冷静な言葉を返す。アヒルの横では、篭也が戸惑いの表情を見せていた。

「為介さん…」

「…………」

 厳しい表情で振り向く雅に、黙り込んだまま、特に動こうとはしない為介。

「さぁ、大人しく私たちと一緒にっ…」

「ちょ、ちょっと待てよ!」

 弓を連れて行こうとしたエリザを、アヒルが弓とエリザの間に割って入りながら、強く止める。

「こ、こいつは変な連中に狙われてたんだぞ!?それに、俺の町が今、忌だらけになってて…!」

「一連のことに関しての対処は、彼女を韻へ連行した後、韻が主体となって行うわ」

 まっすぐにアヒルを見つめるエリザが、勢いよくアヒルの言葉を遮る。

「君たちは、それに従えばいい」

「んなっ…!」

 強く言い放つエリザに、顔をしかめるアヒル。

「んなもん、大人しく待ってられる状況じゃっ…!」

「彼女を連行する理由は何…?」

 アヒルが怒鳴りあげようとしたその時、エリザの後方から、囁が冷静に問いかけた。

「どちらかといえば、彼女は被害者…保護ならともかく、拘束されるのはおかしいんじゃ…」

「ここ三日の間で、元五十音士の人間が、行方不明になる事件が数件、続いているわ」

 エリザが囁の方を振り返り、その疑問へと答える。

「元五十音士が…?」

「そう。そして、その失踪現場数ヶ所で、同じ五十音士の目撃情報が上がってる」

 再び前を向き、弓を見つめるエリザ。

「“也守”八城刃と、“与守”横川鎧の目撃情報がね」

「えっ…!?」

 エリザのその言葉に、弓が衝撃を走らせる。

「成程。それで、同じくヤ行五十音士の弓さんを取り調べようってわけぇ」

「そ、そんなっ…!」

 補足するように言う為介に、声を荒げた弓が、思わず身を乗り出す。

「二人がそんな失踪とか、そんなことに関係しているはずがありません…!」

「そうだ。第一、その二人自身も、謎の黒い影に襲われて、行方不明に…」

「その話、誰から聞いたの?」

 口を挟もうとした篭也の言葉を、エリザが勢いよく遮る。

「それは…」

「彼女でしょう?そして、その襲われたって現場を目撃したのも、彼女だけ」

「えっ…」

 再び振り向くエリザの、その鋭い視線を向けられ、どこか怯えるように、肩を震わせる弓。

「そ、そんなっ…初めから弓さんを疑うような言い方…!」

「也守と与守が関与してるのよ。由守を疑うのは当然のことだわ」

 怯える弓を気遣い、声をあげる七架であったが、七架の発言もエリザの前に、あっさりと掻き消された。

「とにかく、韻に行ってすべてを話せば、真実は知れるわ」

 エリザが弓へと、白い手を差し出す。

「さぁ、私と一緒にっ」

「うっ…」

 強く言うエリザに、身を小さく丸め、さらに怯えた表情を見せる弓。

「素直に従って。でないと本当に、無理やり力で拘束することに…」

「エリザ」

「……っ?」

 弓を説得しようと声を掛けていたエリザが、横から呼びかけられ、ゆっくりと振り向く。

「アヒル…」

 エリザが厳しい表情で、アヒルを見つめる。

「今ここで、こいつを韻へ引き渡す気はねぇ。韻に戻って、言姫さんにそう伝えてくれ」

「……ふぅっ」

 強く主張するアヒルに、エリザが少し困ったように、頭を抱える。

「これは韻の命令よ?君も五十音士なら、神であるなら、これに従いなさい」

「俺は納得出来ねぇ命令に、従う気はねぇよ」

 どちらも一歩も譲らず、強く睨み合うアヒルとエリザ。

「彼女を庇いだてすれば、君まで事件に関与してると見られるわよ?」

「別に構わねぇさ。こいつ助けた時点で、もう関係のないことでもなくなったしな」

「安の神…」

 そっと微笑むアヒルを見つめ、怯えていた弓が少しその表情を崩し、目を細める。

「彼女の言葉を鵜呑みにする気?彼女は嘘をついていて、君たちを利用する気かもっ…」

「こいつは嘘なんて、ついてねぇーさ」

「……っ」

 あっさりと否定するアヒルに、エリザが眉をひそめる。

「会ったばかりだっていうのに、随分な自信ね。いつもの君の勘とやらかしら?」

「ああ」

 挑発的に問いかけるエリザに、アヒルは迷いなく、堂々と頷いた。

「誰の言葉を信じるか、俺はいつだって、自分で決める」

 アヒルのまっすぐな瞳が、エリザへと向けられる。

「だから俺は、こいつの言葉を信じる。韻の命令には、従わない」

「…………」

 はっきりと言い放つアヒルを見つめ、その表情を厳しくするエリザ。

「バカまっすぐな君のことだもの…一度決めたことを、早々には変えてくれないんでしょうね」

 どこか諦めたように言いながら、エリザが少し肩を落とす。

「君には二度、助けられてる。今度会った時は、この借りを返そうって、そう決めてたけど…」

 一度俯けた顔を、ゆっくりと上げるエリザ。

「残念だわ…」

「……っ」

 そっと声の音調を低くするエリザに、どこか警戒するように表情を曇らせるアヒル。

「慧」

「はっ」

 エリザの呼びかけに、素早く立ち上がった慧が、右手に持っていた言玉を、留め紐を解いた長い黒髪へと吸収させる。

「“けずれ”!」

「うっ…!」

 言玉を吸収した慧の髪が淡い緑色の光を帯び、毛先がドリルのように鋭く尖って、勢いよくアヒルへと向けられた。

「“さまたげろ”」

「……っ」

 慧の毛先が、アヒルのすぐ前で、赤い光の膜により止められる。

「“れ”」

「クっ…!」

 さらにエリザと慧へ向け、赤色の一閃が飛んで来る。

「エリザ様!」

 慧の呼びかけにより、エリザが慧と共に庭へと飛び降り、飛んできたその一閃を避ける。二人がかわした一閃は、そのまま隣の部屋まで突き破っていった。

「あぁ~あ、僕のお店…」

「いい加減、諦めて下さい」

 さらに穴のあいた部屋を見つめ、がっくりと肩を落とす為介に対し、雅は冷たく声を掛ける。

「篭也、囁」

 エリザと慧を退け、アヒルを庇うように、アヒルの前へと立ったのは、それぞれの武器を身構えた篭也と囁であった。二人は鋭い表情で、庭へと降りたエリザを見つめる。

「君たちも、韻の命令に背く気?」

 庭に立ったエリザが、厳しい表情で篭也たちを見る。

「背く…?フフ…可笑しなことを言うのね…」

「えっ…?」

 そっと微笑む囁に、眉をひそめるエリザ。

「我ら神附きが従うのは、自身の神の命のみ。僕たちは何にも、背いてなどいない」

「……はぁ」

 堂々と言い放つ篭也に、エリザが一つ、溜息を落とした。

「わかった。そっちがその気なら、仕方ないものね」

 どこか諦めたように、言い放つエリザ。

誠子せいこ徹子てつこ音音ねね

『はっ』

 エリザの呼びかけを合図に、庭先へと姿を現す、三人の女性。

「我々、衣団は、“由守”弓削弓を拘束する為…」

 そっと左手を掲げ、その中の緑色の言玉を明らかにするエリザ。

「障害と成り得る、安団の排除を行うわ」

「……っ」

 冷たい瞳を向けるエリザに、アヒルは厳しい表情を見せた。


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