ACT1【アーチャー】
きんしゃ「やった、はは、やったぞ!!お⬆れ⬇はぁ、やったんだ!」
目の前に現れた【それ】を見て傍観者は高らかに声をあげる。
真名を確認するまでもない、自分が何を望み、何が現れるのか、その男には理解できていた。
自身が起こした事象に対しての笑みが絶えず歯茎を汚らしく出す姿に【それ】は明らか不服そうな表情をみせる。
??【応えろ、お前が私の栄光にすがろうとする下劣な傍観者か?】
銀色のようにも見える白髪を腰の辺りまで伸ばしたアホ毛の英霊がこちらを見下すように見てくる。
--たかが旧モデ風情のくせに偉そうに!!
己のプレイドが酷くバカにされたような感覚だった、だがこいつなら仕方もない、だからここではっきりと上下関係をわからせて置く必要があった
そう、、どちらが上かを、
そう思い右手を前に突き出し------
その右手が無くなっていることに気がついた
きんしゃ「あ?..あぁ??ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!いでえええx、、、お、お⬆で⬇のうでがああ、、、ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
先程まで確かにあったそれは、明らかに切れた部位から出たとは思えない程の大量の血でしみていおり、匂いが洞窟の中を充満していた。
??【なんだお前、手品でも見せてくれるのか?だとすれば全然笑えねぇよ、しょーもな】
きんしゃ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛、、、うっx、、ああ、、いでぇよぉ、、」
理性を失いかける中でノミにも満たない脳みそのきんしゃはひとつの可能性を思い浮かぶ
―他の傍観者がこの洞窟にまできている
という事実に
きんしゃ「だれだ!!お⬆れ⬇の結界の中に入ってきたゴミカスは!!」
すると次の瞬間、洞窟の奥から1人の少女の声が聞こえてくる、ただし、その言葉は傍観者にではなく、召喚された英霊に対してであった。
???「申し訳ないけど、前に出てもいいかな」
それを聞いた英霊は一考した後答えた
英霊【いいよ、出ておいで】
???「ありがとうね、それじゃっと、」
そういっておくから出てきた少女は男の傍観者を完全に無視して英霊の前へと座り込む
英霊【で、私にその血を浴びせなかったことだけは褒めてあげるけど、これはどう言う状況かな】
???「ごめんね、そこのカスが汚い腕を差し向けようとしてたから、私が罰を与えたんだダメだったかな?」
きんしゃ「な、ぉまえ!!、、自分が何をしたのかわかってんのかこのアバズレババア!!」
少女はそうキャンキャン喚く男の傍観者を一瞬だけ見るが、すぐに目を戻す
刹那、その傍観者は残った腕に全ての魔力を集中して少女に襲いかかろうとする
きんしゃ「っっっっ、、おまええええええ!!!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すころすうう!!!!」
が、その瞳に捉えたのは自分自身の姿だけだった
きんしゃ「あ....ぁ??....ぁあ.......」
ドサッという音とともに先程まで響いていた男の声はピタリとやんだ
残されたのは胴体と頭を切り離された遺体だけ、その姿を見ても眉ひとつ変えない
英霊【なるほどね、じゃぁもう一度聞こうか、お前が私の栄光にすがろうとする傍観者か?】
少女は答える
あいあい「そうだよ、私があなたのマスターだ」




