あの子と踏切 短編
ホラー、ミステリー系の小説です!
結構奥が深いので最後まで見てみてね↓
去年の夏だった。
あの子が死んだのは。
僕は喋るのが苦手だった。
だから友達を作ることが苦手で、クラスで浮いた存在だった。
けどあの子は、僕の話を真剣に聞いてくれた。
僕が途中で言葉を詰まらせても最後まで頷きなら聞いてくれた。
でもあの子は死んでしまった。
死因は踏切での電車の脱線事故によるものだそうだ。
あの子にもう一度会いたいと思ったのが、この物語の始まりだった。
僕の友達は、あの子とスマホしかいない。
だからあの子がいない今日もスマホをいじる。
僕の目に止まったのはとある都市伝説サイトだった。
SCP-1283-JP 踏切のむこう
死別した人との最後の会話ができる踏切。
条件
・親しい人と死別した経験がある人のみが可能。
やり方
・深夜2時に踏切の前に立ち、20秒間死別した人との思い出を強く思い浮かべる。
・成功したら踏切のむこうに死別した人の姿が映る。
・死別した人とは20分ほど会話ができて、時間になると白い子供のようなものに連れて行かれる。
「なんか嘘くさいな・・」
僕はそう呟く。
でもこれがもし本当の話だったら、あの子に、また・・
そんなことを考えていたら授業のチャイムが鳴った。
授業にはまったく集中できなかった。
試してみなければわからない。
僕はあの子と最後の別れをすることにした。
その日の夜、僕は踏切の前に立った。
そして時計が2時を指した時、あの子との再会を強く願った。
目を開けたらあの子が立っていた。
僕の目に映るあの子は泣いていた。
あの子はたくさんの話をした。
僕と会えなかった時の話、今まで2人で話したたくさんのこと、
まるで、生きていたかのように。
あの子とはたくさんの話をした。
しばらくしたら、僕はだんだんと意識が薄れていった。
小さな誰かの手に服を引っ張られた気がした。
-end-
最後まで見てくれてありがとうございます!
評価よろしくお願いします〜
SCP-1283-JPについては検索したらでてきます。
考察してみてね!




