14話 一人目の仲間
読んで頂きありがとうございます。すこしでもよかったと思われた方はブクマ登録と評価お願いいたします‼タイトルで検索しても中々引っ掛かってこないのでよろしくお願いします!
あの後俺達はサバンナに渡した返済金150万チコルを野郎供とサバンナにしっかりと数えさせ、無事全額返済をさせる事が出来たのだった。
全ての髪を失ったサバンナは最後までアホな人みたいになっていたが、悪事を働いていた罪はしっかりとこれから償って貰わないと、また悪事を働かされても他人が迷惑かかる。
ということで役所に報告して面倒な事は全て向こうに任せて一件落着となったのだった。
無事全てが解決した俺達はいつもの宿屋で夕食を取ろうと席に座っていた。
でも今日は特別に、晴れて自由の身となったニーアちゃんを招待し一緒にお祝い会も兼ねて食事をしようとしていた。
夕食が三人の元に運ばれてき、ドリンク片手に乾杯を交わす。
「かんぱーいっ!!」
全員アルコールの入ったドリンクを一気に飲んでいく
「ぷはぁ~。 無事に返済が終わってよかったぁぁぁ」
この一週間、何だかんだで忙しかった。
ニーアちゃんを救いたい一心で俺もキラ様も活動していたんだ。
ショーをやれば稼げるんじゃないかと確信に近いものはあったが、少しの不安があったのも事実。
でも本当にニーアちゃんの妖精のような笑顔を守れてよかったと心から思う。
「あの……本当にキラ様とユウキさんには色んな事を助けて貰ってなんてお礼を言ったら……」
改めて今回の件についてニーアちゃんからお礼を言われる。
確かにアホ丸出しな所はいくつもあった。即金でもあの闇金商会からは普通借りないだろ。
助けなかったら今頃どうなっているかわからない。
「礼なんていらんわい。 これからもここでオヌシには働いて貰うからのぉ」
唐突な答えにニーアちゃんも言葉を詰まらせる。
「えっ?! これからとは……?」
「オヌシは剣士よりバニーガールのがお似合いじゃと言っとるんじゃ」
俺もそれには同意見だった。バニーガールをエロ可愛くあそこまで着こなせる子は世界中探してもニーアちゃんただ一人しかいない。
「俺からもお願いさせて欲しい。 これから俺達は旅に出る。 俺の夢の世界一の道化師になる事と、世界を救う事の二つを成し遂げる為にはニーアちゃんの存在が必要なんだ」
「私が……必要……?」
ニーアちゃんは黙りこんで考えた。
バニーガールは確かに最初は恥ずかしいと思った。
でもやり始めたら意外と楽しいことも沢山あった。
お客さんに喜んで貰えたこと、自分があんなに声援を浴びることなんて今まで一度もなく、まるでアイドルになったような気分だった。
周りから必要とされていると言われたのも今回が初めての経験だった。
「本当に……こんな私でもいいのだろうか?」
「勿論だよニーアちゃん。 俺達と一緒に世界を回る旅に出よう」
「ユウキがニーアを気に入っとるんじゃ。 さっさと返事をせい」
(ユウキさんが私を気に入ってる? なら……)
ニーアは色々考えた結果モジモジしながら答えをる
「こ……これからもよろしくお願いします」
「マジでっ!! やったぁぁぁぁぁあ!!」
俺は初めての仲間が出来たことに本当に喜んだ。
こんな妖精みたいな可愛い子と一緒に世界を旅をすることが出来るなんて夢みたいだ。これから楽しい旅になりそうだ。
こうしてお酒を交わしながら話が進んでいく。
「これから旅をするのにサーカス団の名前を決めようよ」
「私は名前は簡単で覚えやすい方がいいと思います」
「ミジンコ並の脳みそしかないくせに、たまにはいいこと言うではないかニーア」
「あ……ありがとうございます」
「そうだなぁ、覚えやすい名前かぁ……」
「爽やかサーカス団とかはいかがでしょう?」
「いいとこまでいっとるが、なんかパッとせんなぁ」
「難しいですね……」
キラ様はボソッと呟く
「ミジンコサーカス団……」
いやいや、それじゃちっぽけなサーカス団に見えちゃうでしょ。お酒飲み過ぎてさっき言ったセリフが頭から離れてないじゃん。この言葉は聞かなかった事にしよう。
キラ様を見て思ったことがある。
この世界に来て俺はキラ様のサポートがあったからここまでやってこれた。
名前をいれるならキラ様の名前を少し入れたいと考えたが、そのままキラサーカス団と言ったらまず断られるだろう。
なんかいい方々は………
「そうだ! キラキラサーカス団はどうだろう?」
「おぉ!」
「いいですね。分かりやすくて覚えやすい」
『俺達は明るく楽しい世界に少しでも近付けるようにキラキラと光り輝く存在になるという意味を込めてみたんだ』
「決りじゃな」
「私も同意見です」
「よーし! 名前はキラキラサーカス団に決まりだ!」
こうしてサーカス団の名前が決り、くだらない会話を遅くまで交わしていくのだった。
そして………
前世では散々会社で飲みに行っていたこともあり、俺はまだ元気だったがニーアちゃんとキラ様は酔い潰れていた。
「ははっ、ニーアちゃん。 キラ様、起きてよ」
「う……ん」
ダメだ全然起きない。
俺は続けてニーアちゃんも起こそうと揺すってみる
「うぅ……ん」
起きないし、超色っぽい。
こんな状態じゃ帰ることは難しいだろう。
俺は同室の部屋を三人にしてもらい、キラ様は胸ポケットに適当に押し込んで、ニーアちゃんを肩を持ち抱き抱えようと起こす。
「ん……。 ユウ……キさん」
ああ、ヤバイ。
顔が近いし超いい匂いする!
体も支えてるだけなのにフニフニと柔らかい!!
俺の理性がこの後制御出来るか全然自信ないぞ!
こうして自室に計算か偶然かは分からないが、ニーアとキラ様をお持ち帰りしたユウキなのであった。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
少しでも良かった、続きが気になったと思われた方はブクマ登録と評価をして頂けると大変嬉しいです!励みになります!!
レビューもお待ちしてますので是非宜しくお願いします‼




