ペロペロキャンディ殺人次元
ペロペロキャンディを舐め続けた私は、ついに念願のペロ死という偉業を成し遂げてしまった。
ペロ死というのは、ペロペロをしすぎてペロペロキャンディが死んでしまった事を指す言葉だ。
飴というものは最後になればなるほど噛みたくなる魔物みたいなもの。
それを舐め続けて無くなるまで我慢するのは苦行であるのは確かだ。
ある程度、ペロペロテクニックを磨いた私は新たな挑戦をし始めた。
ペロペロキャンディの真ん中を舐め続けドーナツペロペロキャンディにする事だ。
これがなかなか難しいものである。
ペロペロキャンディはドーナツになるのを拒むかのように空洞が出が上がる前に崩れてしまう。
私は何回も挑戦した。
雨の日も風の日もトンネルの先が雪の日も私は舐めた。
舐めても舐めても対策が寝られず、私は糖質過多により病院送りになってしまった。
もう、わたしは対策が練られずに死んでしまうのだろうか?
わたしは、もうダメかもしれない。
これを読んでいるのは、未来のペロペロ博士たちだろう。
わたしが成し遂げれなかった研究を是非解読し、第二の都市を築いてくれる事を願っている。
でわ、わたしは死ぬ前に散髪に行ってくる。
あのクルクル回っているのは何だろうか?
なんだか見てると、眩暈とともに懐かしさが溢れ一粒の涙をこぼした。