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出会い

作者: 心華

ちょっと省いてあります

つまらないと思います


1月1日に1人の女の子が産まれた。

その子の名前は

未来(ミク)と名付けられた。


――――――――――――――


それから12年



わたしは1月に12歳になった。

4月になり中学1年生☆になったわたし。


わたしには小学生の頃から付き合ってる男の子、K君がいた。


K君は頭良し、顔良し、スポーツ万能…

性格は少し意地悪だけど優しい男の子だった。


K君とは毎日のように一緒に帰っていた。



ある日の放課後


「ごめん…今日は一緒に帰れない」


「…うん!わかった」


「あ……じゃあな」


「バイバイ☆」


その日わたしは1人で帰った。

たまにはそんな日もあるだろうと考えながら…




次の日


今日は一緒に帰れると思って楽しみにしていた。


「未来!」


「あ♪Kじゃん。今日は一緒に帰れるんだよね?」


「それが……ごめん。帰れないんだ」


今日もなの…?


「そ、そうなんだぁ☆」


「ごめんな…」


「…気にしないで♪じゃあバイバイ☆」


「…じゃあな」


Kの様子をなんだかおかしく感じた。


明日は帰れる!

そう思ってわたしは1人で帰った。




でも、次の日も一緒には帰れなかった。

その次の日もまた次の日も…


「もう一緒に帰れないのかなぁ…」


放課後、空を見ながらつぶやいていた。


「未来ー!」


え…?


「おーい!聞こえてんのかー!?」


「ぇ…K!?どうしたの?」


「一緒に帰ろう!」


「ほ、本当に!?一緒に帰れるの?」


「あぁ」



ー帰り道


わたしは嬉しくてKの様子なんて気にしないで歩いていた。


「K♪最近忙しかったの?」


「まぁな…」


「ん?どうしたの?具合悪い!?」


「大丈夫だ。……未来」


「なぁに?」


「………」


「K?」


「……別れてほしい」


今…なんて言った?


「他に好きな人ができた。最近その人と帰ってたんだ」


「そっかぁ…」


「未来と付き合えて幸せだったよ。ありがとう。…じゃあな」


「………」


Kは走って行ってしまった。


わたしはしばらく動けなかった




家に帰った。

誰もいなかったが


「ただいま…」


そう言って家に入った。


部屋に行き、制服のままベッドに倒れ込んだ。


「K…」


その日の夜は泣いた。




その日からわたしは学校に行かなくなった

いわゆる不登校ってやつだ。


友達から毎日メールがくる…

[大丈夫?]

[無理しないでね☆]

ほとんどはこんな内容だ。


それでもわたしは学校に行かなかった。



1月

わたしは13歳になった。

家族がお祝いしてくれた。


でも、本当の家族じゃない。


わたしの両親は

わたしが小さい頃に

事故で亡くなった。

1人になったわたしは

お母さんの妹の家でお世話になっている。


みんな本当の家族みたいに接してくれた。

すごく嬉しかった…




4月

中学2年生になったわたしは、学校に行き始めた


最初は緊張していたが、そのうち緊張は解けて

馴染んでいった。


毎日楽しい日々を過ごし充実していた。




恋愛だけはしなかった


もう傷つくのが嫌だったから…


何人かに告白はされたが全て断っていた。




夏休みに

友達と海に行った。


高校生くらいの男の人たちに話しかけられた。

わたしたちは怖くなって逃げようとした。


友達は逃げたが

わたしは腕を掴まれて

しまった…


「逃げようとしてんじゃねーよ」


「嫌ッ……」


「黙ってろ!!」


「………」


わたしは大人しくついていった。


それからわたしは

何回も逃げようとした。

でも逃げられなかった


夜まで高校生たちと遊んでいた。


やっと解放されて友達のところへ戻った

みんな心配してくれた…


その日から海が苦手になってしまった





1月

わたしは14歳になった。


その年は友達と初詣に行った

みんなでハシャいで

みんなでお参りした…


「お誕生日おめでとう」


そう言われた時

すごく嬉しかった。




2月の終わり


メールがきた。

友達からだと思って

開いてみると

登録してあるサイトのメールだった。


一つ年上の男の人。

直メをしようって言われたから直メをした。


彼の名前はT君

大阪に住んでいるらしい

わたしは長野県だったから遠かった。


T君に告白された。

いきなりでびっくりしたけど、いい人そうだったから付き合うことにした


初めての電話はすごく緊張した

T君も緊張していた。


毎日メールしたけど

内容は

[大好き]とか

[何してる?]だった


遠距離だったため

電話とメールしか

2人にはなかった。



わたしは寂しさと

ストレスから入院した


意識を失うことも

少なくなかった。


「いつ退院できる?」


「まだわからないよ」


「そっか…」


そんな会話が多かった



T君とメールや電話ができなくなっていた

T君のお兄さんから

Tが倒れたと聞いた…


わたしは自分をせめた


「わたしがT君を苦しめたんだ。わたしなんかいなくなればいいのに」


「そんなこと言わないの!T君だってそんなこと思わないよ」


「T君に会いたい…」


「きっと会えるから」


お姉ちゃんはいつもわたしを励ましてくれた。





わたしは退院した


でも意識を失ったり

激しい頭痛に襲われることはよくあった。



T君と別れた。

疲れたと言われた



次の日

T君を忘れたくて

彼氏を作った


T君にも彼女ができたらしかった


2人は友達として

メールした


悲しかったし

辛かったけど

繋がっていたかった




わたしは

事故にあった


車にひかれそうに

なっている子供を

助けようとして

車にひかれた…


その時の彼氏

Yは友達とお見舞いにきてくれたけど

わたしはYと友達の会話を聞いてしまった


「めんどいな」


「じゃあ別れれば?お前最初から本気じゃなかっただろ」


「そうだな。めんどいの嫌いだし」


そのあとYは

いつもみたいに

優しかった。



退院

その日にわたしたちは

別れた。






4月

中学3年生になった☆


色々経験をした


T君とやり直して

メールも電話もしないで最後にはいきなり

「別れよう」の言葉。



T君は新しい彼女ができたみたいだ。

彼女とはわたしも知ってる子だった


2人が喧嘩したり

別れそうな時は

なんとかしようと頑張った

結局なにもできなかったけど…


T君に幸せになってほしかったから

友達に笑顔でいてほしかったから


T君への気持ちを抑えて2人を応援した




わたしは彼氏を作った

S君は

優しくて楽しい人。


でも

別れてしまった

お互いに忙しくて連絡も取れなかったからだ



わたしは関西へ引っ越していた

だから余計に離れてしまったのだ。




また長野県に戻ろうか考えている



10月

わたしは

好きな人ができた☆


わたしがT君を好きなせいで彼女を不安にさせてる気がするから…


T君への気持ちは

過去にしよう

そして2人を応援する


そう決めたんだ☆!!






好きな人の名前はR君。

R君は

一つ年上で

馬鹿でガキで

エロかった。(笑)

ついでにSだった



R君と電話していた


「もう失恋でいいや」


「ぇ?」


「なんでもない☆気にするな」


「やだ。気になる!」


「気にするなって☆」


「教えてよー」



そんな会話をしてた。


しょうがないから

告白した


一回振られた


遠距離だからって理由…


友達として会話してた





でも…


「遠距離だから寂しくはなるけどRが好きだから辛くないよ」


って言ったら


「それでいいなら…付き合いたい」


そう言ってくれた。


嬉しかった



その日はたくさん電話した

色々話した


馬鹿みたいな話だったけど、幸せだった




幸せな時を過ごしてる


たまに怒らせたり

不安にさせる。


でも

どんどん好きになってくのがわかる



幸せになろう…

そう決めた☆



大好きな南雲 亮と

ずっと一緒にいたいと

思った




     《完》

最後に人物名を入れましたが気にしないでください。本人に許可を得ています。



読んでくれてありがとうございました。

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