アネモネ
アネモネ
高校二年生のある日、僕は友達と一緒に遊びに出かけた。その帰りに夕飯を食べるために僕と友達はファミリーレストランに足を運んだ。
友達と夕飯を二人で楽しく食べていると、隣に僕達と同い年ぐらいの一人の女性が座った。一人ぼっちの女性はウェイトレスに注文し、読書をしていた。
「あの子、一人かな」など、友達と話をしていた。あの子…見たことがある。黒い大きな目に背中まで伸びた黒い髪、とても姿勢がよく、でもふわふわしたような感じもありお嬢様みたいだ。
ああ、そうかなるほど。塾でいる子だ。僕の通っている塾でいつも端の席で黙々と勉強している女の子だ。こんなところで何をしているんだろう、ご飯を食べに来ているなんてことはわかりきっているけれど一人で来ているから違和感も持つ。友人と来なくても親とかと来るとかはないのかななどを考えてもいた。
すると友達は僕に、その女の子に声をかけてみろよ。と言ってきた。
一人でいるのを見ているのも少しいたたまれないので僕は「ねぇねぇ」と、声をかけた。
すると彼女は僕の方をバッとみて、怯えながら、
「はっ…はい! なんでしょうか…」
と、答えた。
「あぁ、そんなに怯えないで。一人だったから、話したいと思ったんだー。僕は、櫻井浩介。君は?」
「あっえっと、私は秋篠穂乃…と言います」
「へぇ~。一人?」
「えっはい…私、体が弱くて…こんな性格だし友達、少ないんです」
これが彼女、秋篠穂乃との出会いであった。
その後、僕は友人そっちのけで彼女と話をした。短い時間ではあったが意気投合し、好きな本の話をした。『アドニスの血』という本が好きということで話が弾んだ。時間も時間だったので少ししか話はできなかったがとても楽しむことができた。僕は、彼女に電話番号とメールアドレス、それとLINEのIDを渡して帰路へと着いた。
帰りに友人は「あの子、可愛いな」と、僕に言ってきた。たしかに、おとなしく可愛らしい子ではあった、僕はなぜか少し恥ずかしくなり「連絡先くれればいいんだけどな」とだけ、返した。
家に着いてから、風呂に入り部屋に入りはしたが一向に返信はこない。やはり、あのようなナンパ紛いのことしても成功はしないかまぁ仕方ないか。相手のを聞かないあたり草食なのかな、などの思いにふけっていた時にケータイが鳴った。秋篠さんからだった。
【今日は、ありがとうございました。
もし、櫻井さんが嫌でなければ、また、お話したいです。】
と、メールを開くとそれだけが書いてあった。
よかった返信がきた。何をしていたのかな忘れていたのかな。 そんなことを考えながら僕はすぐさま返信した。
そのあとは少しだけメールを交わして床についたが それからというもの、僕と彼女は、メールで時間があれば話をしていた。
彼女から聞いたのだが、彼女は小さい頃から人と触れ合う機会があまりなく友達が居なかったそうだ。小さい頃に人と触れ合っていないとその後の交友関係に大きく影響するともよく言われるし、正にそうであろう。彼女には友達も少なく、一番親しい友達は僕であることになった。
それから二カ月が経ち、僕と彼女はより親交を深めていき良く遊ぶようになっていた。そしていつしか恋人同士のような関係へと変化していった。
二人で過ごす時間を増やして、話をし、一般の彼氏彼女と、変わらない雰囲気へと進展した。
「浩介君、凄く寒い」
「ああ、もう冬になるしな」
彼女は手袋をはめた手を口元に持っていきながら空を見上げた
「空…遠いねぇ」
「まぁ、秋だしな」
すると彼女は僕の方へ向いて笑いながら
「さっきと言ってることが違うじゃない」
「そりゃぁ、秋と冬の間だし仕方ないって。それに遠いって言うより高いじゃないか?」
「まあ、そうなんだけどさ」
そういうと穂乃は手袋を外して僕のポケットに手を突っ込んできた。
「なんで、手袋してたのに冷てーの」
と、僕は軽く笑いながら
「だって冷え性だもん…浩介君は手、あったかいね」
と、笑いながら言った。
二人で出かけて他愛もない会話をして……年月を重ねるうちにいつしか彼女だけが居ればいい…そんなことを思うようになっていた。
「お前さ、どういうつもりだよ?」
と、学校での昼休みに友達から声をかけられた。
「どういうって、なんだよ?」
「隣高の、秋篠さんだっけ?お前、あんなまじめな子捕まえてなにしてんの?あんなタイプと付き合うのはじめてだろ。今まで付き合ってきたのってもっと派手な奴らばっかりだろ?どうしたんだよ」
と、言われた。
「いや、趣味が変わったんだよ。俺はアイツの事が好きになったの」
「お前…秋篠さんで遊んでるならやめろよ、変な噂立つぞ」
「うっせえよ。お前は早く彼女を作れ」
「うるせえ!」
蹴られた。
でも、今のは結構イラッっときた。お前が最初は声かけろって言ったんだろう、しかも俺の気も知らないで、遊びだなんて・・・
僕は本当に秋篠穂乃の事が好きなんだ。
邪魔しないでくれよ。もうそれでいいじゃん。
「浩介くん、ハイ。プレゼント」
十一月某日。今日は僕の誕生日だ。
「おぉ、ありがと」
彼女は満面の笑みを浮かべながら僕の方を見ていた。
「開けていい?」
「うん。どうぞー」
乱暴に包装紙を破くと、中から箱が出てきた。箱を開けると中には黒くて丸いボールのようなものを抱えたネコのストラップが入っていた。
「ストラップ?」
「うん。そうだよ、ネコのストラップ。私とおそろいだよー」
「おうー、ありがとうな。お前の誕生日も期待してていいぞ」
「えっ、ほんとに?それじゃぁ私、ネコが欲しい!」
「お前、ネコは無理だろネコは」
「いや、ネコそのものじゃなくてネコの何かだよ」
「ああそうか・・・おう。期待しとけ」
今度の穂乃の誕生日は何にしようかなネコかぁ……僕もネコのストラップにしようか。
僕も穂乃とお揃いにして、宝物にしよう。このネコのストラップは僕の人生での二番の宝になるだろう。
来年もらったら順位が下がるかって?
じゃぁ、来年もらったやつも再来年もらったやつも、全部二位で宝物だ。
僕と穂乃は高校三年生になった。
大学も本格的に決めてしまっている期間である。A大学を受けようと決めていた。しかし、彼女はB大学に行きたいと言っていた。B大学といえば結構な難関大学である。成績が悪いというわけではないのだがどうにも厳しい。厳しいのだが、僕は穂乃と同じ大学に行きたかった。その一心であった。
僕は勉強した。今からでは遅いのかもしれないとは思っだが、勉強した。一日6時間、頭に知識を詰め込んだ勉強して勉強して勉強した。
一月某日、センター試験があった。
ここで未来は決まるのかもしれない。B大学にいきたい。
どうしても行きたい。その一心で試験を受けた。
B大学への判定はBだった。教師はビックリした様子だった「よく頑張ったな、このままいけば入れるんじゃないか?」と言われた。以前までならばD判定ぐらいだっただろう。
僕は早速、穂乃へとメールをした。
『B大、B判定だった。これからも頑張れば入れるらしい』と、メールをすると
『よかった 浩介君頑張ったね! 一緒に合格しよう』
『あぁ。大丈夫。これからも勉強頑張るから』
余談ではあるが穂乃は余裕でA判定だったらしい。
そして、二ヶ月程が経ち、受験当日。
僕は、思ったより良い結果を残すことができた。滑り止めでA大は受けたがもう、大丈夫そうであった。
合否判定当日。僕はてっきり、ドラマやマンガでよく見るような、大学の特設看板に張り出されるものだと思っていたのだが、結果はネットで見えるのだな。知らなかった。僕は家で、ネットでご合否判定を確認した
合否判定を見た瞬間、僕は飛び上がって叫んだ。
すぐさま、僕は穂乃へとメールをした
『合格した!』
すぐに返信はきた。
『おめでとう! 私も合格したよ! これで同じ大学に進めるね!』
『あぁ。本当によかった。勉強した甲斐があったよ』
その後は、少し話をしてメールは途切れた。
次の日、メールをしたのだが、返ってこなかった。合格したお祝いに家族でどこかに出かけているのかな?と今まで、そんなことはほぼなかったが、それほど心配はしなかった。
合否結果から二日後、結果は土曜日であったので月曜日、今までお世話になった学校の先生に結果報告へと向かった。玄関で友達に会った。
「よぉ。久しぶり、どうだった?A大合格した?」
「あぁ。合格したぜ。お前は?」
「俺も合格だったよ」
と、二人で結果を確認しあうとその友達は、
「ところでお前、秋篠さん、大丈夫なの?」
と、少し、焦っている様子で話しかけてきた。僕は意味がわからなかった。
「…なにがだよ?」
すると友人はさらに焦っているように
「なにが、じゃねえよ。お前知らないの?」
「だから、なにがだよ」
「秋篠さんが倒れたって聞いたんだよ!」
意味が解らなかった。というか、なんでお前が知ってんだよ。お前関係ねーじゃん。
「倒れたってお前、貧血とか何かか?」
「ちげえよ!バカ!隣高の友達から聞いたんだけどさ、なんかヤベーらしいんだよ。昨日、学校で倒れて、今入院してるらしい・・・てか、お前なんで知らないんだよ!」
僕の思考回路はショートしたようにしばらく理解できなかった。
穂乃が倒れた?
いつ?昨日?
そういや、メールの返信がこなかった。
「おい、櫻井!」
友達が僕に呼び掛けて、正気へと戻った
「どこだ。」
「…え?」
「どこ病院かって聞いてんだ!!!」
僕はつかみかかった。
「え、えー隣高の近くにあるでかい県立病院」
そのまま僕は走って学校を出た。自転車通学なので自転車で病院へと急いだ。
結構な距離があったが、一度も止まることなく病院へと着いた。受付へと走って出向き、
「秋篠・・・穂乃・・・どこで・・・すか」
息も絶え絶えだった。
「えっと、今、集中治療室に入っていますので面会は出来ないように――――」
「その、集中治療室ってどこですか!」
「えっ…あ、三階ですけど、中には―――」
「ありがとうございます!」
「え、ちょっと!君!」
後ろで呼びとめられているようだが僕には知ったこっちゃなかった。
三階へと着いて集中治療室へと走った。赤い字で「ICU」とだけ書かれている部屋があり中に入ろうとしたのだが鍵がかかっていた。
何度もこじ開けようとしたのだが開く気配は全くない。
「クソッ!」
すると、近くにいた白衣の男性数人に止められた。何を言われたかはよく覚えていないけど、集中治療室だ、誰も入れない。的な事を言われたのではないかと思う。
僕は廊下にうずくまっていた。
一、二時間ぐらいしただろうか、ICUと書かれた扉が開けられた。僕は顔をあげて扉の方を見た。
ストレッチャーに横たわる人物が白衣を着た男性や看護士さん数人に押されながら出てきた。横たわっていたのは秋篠穂乃だった。
「っ!穂乃!」
僕は飛びあがり、穂乃の方へとかけていった。
「穂乃!」
すると僕は周りの看護師に近づくのを止められた。
「やめてください!絶対安静なんです!」
「穂乃っ!穂乃!」
僕の耳には穂乃の事しか考えておらず全く入っていなかった。すると白衣を着た男性に殴られ、押し倒された。僕は茫然としていた。白衣の男性は何事もなかったかのようにストレッチャーを押して廊下を進み、僕の視界から離れた。
あの後僕は、穂乃がどこに行ったのかわからず帰らざるを得なくなった。
次の日、僕は学校に行かず再び、病院へと向かった。
あれから僕は毎日、病院へと向かって行った。。
しかし、穂乃の入院しているであろう・・・表札の出された部屋は【面会謝絶】と書かれており中に入り穂乃とあう事は出来なかった。
それでも、僕は何もできないのが嫌で、ただ嫌で僕は会えなくても、それでも毎日通いつめた。
何もできないのはわかってるけどそれが嫌で嫌で仕方なかった。
ただ、祈る事しかできなかった。
四日目に突入した。
とうとう穂乃のご両親と鉢合わせしてしまった。鉢合わせといっても僕が一方的に扉の前で立っていたところ中からご両親が出てきただけなのだが…。
僕は穂乃のご両親に軽く会釈をした。穂乃の父親と見られる人物が少し顔を歪めて口を開いた。
「君、は?」
僕は穂乃の両親と会ったことがない。今回が初対面である。
「え、と。僕は穂乃さんの友達の―――」
穂乃の父親は僕が話を終える前に
「あぁ。君が、穂乃言っていた「コウスケ君」とやらか」
「え、はい」
知っているなら話は早い。
「悪いが、ちょっと来てもらえないだろうか」
「え?あ…はい」
明らかに穂乃の父親のトーンは下がっていた、下がりきっていた。どう考えても良い事があるとは思えず僕は
穂乃の父親の後ろからついて行った。穂乃の父親から穂乃について話を聞いた。
『先天性脳動静脈奇形』
生まれつき脳の血管に異常を持っておりクモ膜下出血や脳内出血を引き起こす病気である。普通ならこの病気の発症率は十万人に一人近くの割合である。しかし穂乃は少し特別であった。一般的な脳動静脈奇形は、一度切れてしまった場合、再発する確率はかなり低い。しかし、穂乃の場合は特別であり再発する確率は高いらしい。
なぜそのような構造になっているかはまだ解明されていないらしいのだが、世界でも数えれるぐらいの人数しか発症していない、稀な病気である。
この病気は、日常生活をしようが、運動をしようが安静にしていようが特に発症する確率が上がるわけではないらしい。
さらに、穂乃は生まれつき体が弱い、体が弱いが故、今回も危険な状態であったらし。あと発見がすこしでも遅れていたら危なかったらしい。そして、今度こそ―――
いつ発症するかわからない。
明日かもしれない。来年かもしれないし十年先かもしれないし一般人と同じくらい長生きするかもしれない。
だから僕は穂乃の父親からこう言われた
「アイツはいつ死ぬかわからない。君は聞く限り良い人だと聞いている。もしアイツと・・・穂乃と男女の仲だと言うのなら考えておいてくれ。君の将来を無駄にするかもしれないからね。私の意見としてはあの子に人並みの幸せを味あわせてやりたいと思っているんだが……だから良く考えてくれ」
と、そう言われた。
厳しい…いやとても優しい父親だ。その上、自分の娘が危ないというのに僕の心配までもしてくれている。
なんて優しい親だろうか。
その後、僕は彼女の病室へと入った。窓の方を見ていた彼女は僕の方へ上半身を起こし、こちらを向いた。そして笑顔を作り、
「…やぁ、浩介君」
「…やぁ、穂乃」
「ひさしぶり」
「ひさしぶり」
あぁ。なんで彼女がこんな運命を負わなきゃいけないんだよ。
なんで彼女なんだよ。なんで、七十億人の中から数人に選ばれなきゃなんないんだよ。
ふざけんじゃねえよ。
僕は、ただ、ただ彼女の手を握り涙を流した。ほのは僕に「泣かないで、悲しまないで」と言って頭を撫でてくれた。
本当に苦しいのは彼女のはずなのに―――
それから僕は毎日、病院へと出向いた。穂乃の両親は僕が部屋に行くと気を使って席を外してくれた。申し訳ない気持ちになりながらも僕は穂乃と話をしていた。昨日、なにがあっただの、テレビで面白いものがあっただの、このマンガが面白いだの、どうでもいいことを話し続けた。
二週間もしないうちに、穂乃は回復した全回復とまではいかないが、歩けるほどにはなった。
「この病院の近くには綺麗なお花畑があるんだ。
今は三月だから桜が咲くにはまだちょっと早いか。
じゃぁ、椿…は縁起が悪いかな、スイセンとかアネモネとかが満開なハズだ。そこに一緒に行こう」
と、僕は誘った。
穂乃は二つ返事で、「うん、行きたい」と、答えた。
次の日、僕と穂乃は支度をし、外へと出かけた。まだ、完全には回復していない穂乃はゆっくり、ゆっくりと歩きながら花畑へと到着した。
「わぁ…綺麗」
と、彼女は言葉を失った。花畑はキャンパスに色を塗ったかのように綺麗に様々な色であふれていた。赤、青、ピンク、黄色、緑…とても綺麗だ。そんな彼女に僕は、あぁ綺麗だね。とだけを言った。
僕は彼女の左手を僕の右手で包んだ。少し勇気を込めるように力を込めた。彼女の手はとても小さくよわっちかった。彼女の父親は僕に良く考えてくれ、と言ってくれた。僕の考えはもうあの頃から…いや、穂乃が倒れるよりもっと前から決まっていたのかもしれない。
「なぁ、穂乃」
「ん?なに?」
「穂乃は…さ、これから先どうしたい?」
「どうしたい…って?次もどこかに連れて行ってくれるの?だったら―――」
「いや違うよ。行きたい場所じゃなくて何がしたい?」
「そ、そうだね…やっぱり大学に行きたい、かな?」
「ずっと…ずっと一緒にいてくれるか?高校卒業して大学行っても、大学を卒業してからも、これから先、何があっても」
すると彼女は困って様な顔をしながら
「え…えーと」
困っているような、戸惑っているような何とも言えない表情をした。断られたらどうしよう、なんて考えて僕の方も不安になる。
「でも…本当にいいの?私、いついなくなっちゃうかわかんないんだよ?もしかしたら浩介君の人生棒に振っちゃうかもしれないんだよ?」
「いんだよ。そんなこと言ったって、人間いつ死ぬかわかったもんじゃないんだし、遅かれ早かれ絶対に死ぬんだよ。そんなもの怖がっていられるかって」
すると、彼女は目に一杯の涙を浮かべ、そして零し、
「…うん…うん。ありがとう…ありが…とう」
と。
僕たちはこれからも歩み進んでゆく。傷つきながらも、時に喧嘩をし愛しあい、絆を深めあいながら。共に、 ゆっくりとゆっくりと、一歩ずつ踏みしめながら。
僕は彼女をこれから守っていくんだ。
こんな素晴らしいことが他にあるだろうか?
風が吹き、たくさんの色彩がさわさわと揺れる中、僕と彼女はそっと微笑んだ。
重ねた手と手の中に小さな希望の光が見えた。
「ねぇ、浩介君」
「ん?なんだよ?」
僕たちは、地面に座り込み、花を眺めていた。彼女は、アネモネを一本手に取り、僕に尋ねてきた。
「アネモネの花言葉…知ってる?」
「いや? 知らないな」
そして、穂乃は僕の前にアネモネを差し出して、
「あのね? アネモネの花言葉は―――」
そして彼女はめいっぱいの間をおいて、こう告げた。
「君を愛す」




