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プロローグ

これは5年前の出来事。

僕は毎年、昼間に流れ星を見る。


普段使いの真っ白な机と椅子。

椅子に座ると、正面には窓。



部屋の窓の外では、晴れているのに粉雪が舞う。

氷柱が垂れ下がる。氷柱の先からは、粉雪こそ舞うが太陽が出ているせいか涙を流していた。


 

「もう1月か……」なんてつぶやきながら、スマホを手に取る。

好きな動画を観てもコメント欄のトゲトゲしさに心の傷ついたところから涙が流れ出る。


はぁ……


心と体が寒くなりフードを被る。 

スマホの代わりに近くのリモコンを手に取りテレビをつければ、誰かが謝り、誰かが怒り、誰かが互いに見下し合い。

挙げ句に、今の時代を否定する始末。

 

似た者たちが集い、意見がどっちであれ同情を得ようとするピエロたちのように見えてならなかった。

 

正直どっちもどっち……こんな薄汚い世界なんか消……やめよう


だから僕は、そんな現実から逃げるためにペンを取った。

僕の頭の中にある世界は、誰にも邪魔をされない優しい場所。


ペン先が紙に触れると同時に首を下げ目を閉じる。


というのも妄想する時はこの姿勢になるからってだけ


いつものように目を閉じる。


カチッ


……ん? なんだろう


目を開くと、なぜか視線は机の隅に連れて行かれる。

雪の様な白い机の上に映える、茶色く四角。

  

見覚えのない木製のオルゴール。

小さくて、古くて、でもどこか懐かしい。

 

手を伸ばし()れる。


蓋がひとりでに開き、中から柔らかな旋律が溢れ出した。


なんだろうこの感覚……

春に吹く暖かい風に包み込まれる感覚、まぶたの裏に青く澄んだ空を見た。

――昼間なのに、まるで深い夜のように。

次回は、【2026年1月5日 21時30分】 に投稿いたします。


最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。


 まだまだ魅力に欠けていると思っております。

読者様の正直な、お気持ちで結構です。

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