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解体屋のダレス

15匹のストライクレイヴンをギルドの解体受付まで来るとドワーフの男性に驚かれた。

「おいおい、ストライクレイヴンをこの量狩ってきたのか!」

「そんなに驚くことなのか?」

「ここらへんでこいつほど忌々しい魔物はいない。空を飛んでるから攻撃が届かないし、戦闘中にちょっかいをかけてきてそれが原因で死ぬことも少なくはない。」

一呼吸おいてドワーフの男性は続ける。

「ギルドもクエストを張って積極的に狩りを推奨している魔物だ。惜しいな、クエストを受けてりゃ追加で報酬もでたのに。」

俺のランクだとまだクエストを受けられない。基本的に遭遇した最初の敵を売りに来ているのでランクのことを考えて狩猟していない。

「まぁいい、あー、この状態なら1羽で銀貨一枚でどうだ?ランクに対して安いのがこいつが嫌われてる点でな。」

「なるほど、んじゃあ、それでお願いします。」

「あいよ・・・ほい、15銀貨だ。それと坊主、おまえ名前なんていうんだ?」

ドワーフの男性にそう声をかけられ、スリードは答えた。

「スリード。Fランク冒険者」

「ありふれた名前だな。俺は解体屋のダレス。」

「そっちもありふれた名前じゃないか。」

「まぁな、でもスリードよりあマシだ。」

ダレスはそういうと笑った。



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