20日後
薬草の依頼は結構な量をもちこんで1銀貨を少し超える程度だった。
狩猟もこなしながら資金と昇格に必要な貢献度を稼いでいく。
50銀貨を越えたところで骨ロングソードの鞘の購入費と1か月分の宿代に使った。
残り5銀貨なのでまた貯め始めないといけない。
あれから20日が過ぎた。
☆☆☆
朝起きてから井戸で顔を洗い、手桶に水を汲んで体を拭く。
必要最小限の物はインベントリにいれてもってきているがそろそろ古着などを買い足すべきだろうか。
そんなことを考えながら宿の2階からおりて店主に挨拶をした後にギルドに向かう。
古着も欲しいが防具も欲しいが成長期なので肉も欲しい。
朝ギルドにつくと受付が人でごったがえしていたので酒場で水を飲んで待つことにした。
人の流れが収まってきたので受付に並んで順番を待つ。
いつもの男性の列だ。確かタイラーという名前らしい。
「こんにちは、スリードさん」
「こんにちは、今日も薬草採取の依頼を受けたいです。」
「本日の依頼が終われば貢献度を満たしますのでEランク昇格試験に挑戦することができます。」
思ったより早くに昇格試験を受けられそうだ。
「わかりました。ありがとうございます。」
受付から離れ、ギルドを出た。
☆☆☆
いつもどおり様々な薬草を取った後にワイルドボアを仕留めた。
ストライクレイヴンとはたまに遭遇するがあの時ほどの群れではないので初撃で決着がつく。
魔術しかつかってないので骨ロングソードの出番があまりないのが最近の悩みだ。
そんなことを考えながら森の上を飛んでいたらほかの冒険者が狩りをしているところにでくわした。
ワイルドボア5体にたいして3人の冒険者が相対していた。
スキルや魔術を駆使して次々とボアを討伐していっている。
「俺もあんなふうに剣を使えればなぁ。」
そんな独り言を残しながらギルドに戻るのだった。




