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21話

「「ごちそうさまでした!」」


 用意しておいた肉も食べ終わり、お風呂の準備をする。いつものように簡単のお風呂を作って羽衣を脱ぐだけだけど。


「よし、じゃあ入ろ…っ?!」


 入ろっかと言おうと真夜の方を向いた時に、私はあることに気づいてしまい、顔を逸らした。今日真夜と一緒に入るのはダメだ。ただでさえ刺激的な姿を見たのに、自分の真夜に対する思いが恋愛的な意味かもしれないと気づいたのだから。


 そんな気持ちを自覚してるのに、一緒にお風呂に入って合法的?に裸を見るのはダメな気がする(真夜が、私に対する思いが恋愛的な意味だと自覚しているけど、私の裸を見るために一緒にお風呂に入っていることをこの時の私はまだ知らない)


「……やっぱり今日は別々に入ろっか!」


「…………」


 真夜からの返事はない。今の真夜の顔は不満でいっぱいになってるだろうか?それともただ単に、なんで?って疑問でいっぱいだろうか?

 分からない。でも確認することができない。もし今私が真夜を見たら、理性が負けてこれぐらいならいっか、ってなりそうだから。

 うー…無言が怖い。なんか言ってよー!

 

「たまには一人で入るのもいいと思うんだ!!」


「はあ…はあ……」

 

 勝手に気まずくなって言い訳のようなことを言ったけど、真夜の異変に気がついて真夜の顔を確認する。

 息を荒らくしながら、私をちょっと怖いけど、ゾクっとするような目でジーッと見てきていた。だけどボーッとしてるようにも見える。


「真夜……?」


「はあ…はあ…」


「真夜!」


「はっ!どうしたのお姉ちゃん!?早くお風呂はいろ!!」


 私が強く呼びかけると、目をパチクリしながらそんな事を言った。話聞いてなかったな…?


「えっと、今日は別々に入ろっかって言ってたんだけど…」


「そっか、じゃあ私先入っていい?入るね?入らせて!ありがと!」


 真夜はそう言って逃げるようにお風呂に飛び込み、魔法で私から見えないようにした。

 私にとっては別々に入れたのは好都合だけど、真夜大丈夫かな?




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

side:真夜



 何あれ!何あれ何あれ何あれ!?何なのあの記憶!?!?


 私は夕飯を食べ終え、お姉ちゃんがお風呂を作ってる途中にお姉ちゃんを見てると、急に頭が痛くなった。休憩していると、段々とモヤがかかったモノが頭の中に思い出てきて、そのモヤはすぐに消えてった。それは今日の記憶だった。


 その記憶は二つあり、一つはお姉ちゃんとキスする寸前にお姉ちゃんに正気に戻してもらった記憶。もう一つはお姉ちゃんがキスしてこなくて、私からキスをしてベロまで入れた記憶だった。

 どちらも魔物のおか……ごほんっ!魔物のせいとはいえ、お姉ちゃんとディープキスまででき……してしまったのだ。


 そんな記憶がある状態でお姉ちゃんを見ると、操られてるフリすればなんでもできるんじゃないかな?お姉ちゃんなら何しても許してくれるんじゃないかな?なんて考えが浮かんできて、段々と理性がなくなっていき、ボーッとなってしまった。

 なんとか何か起こる前にお姉ちゃんに戻して貰ったけど。


 そのあとお姉ちゃんがたまには一人で入るのもいいんじゃないかなって言ってたから、逃げるようにお風呂に入った。

 お姉ちゃんとお風呂に入れないのは残念だけど、今一緒に入ったら確実に理性が崩壊すると思うからね!


……理性が崩壊するのは時間の問題の気もするけど。


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