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16話

 ちょっとしたハプニングもあったけど、私と真夜は探索を再開した。珍しそうで、使えそうな植物を家に転移しながら歩いている。


 ガサッ!


 突然近くの茂みから飛び出してきたのは、根っこで立っている木だった。


「お姉ちゃん、これってもしかして…」


「…トレント?」


 今まで私たちは、獣の種類の魔物…ってさっきスライムと会ったばっかりだった。ってこれデジャブを感じるんだけど…。


 悪い予感がして、トレントに向けて風の刃を放つ。これで大丈


「「えっ?!」」


 風の刃はトレントに当たる手前で霧散していった。風じゃダメなのかな?そう思って炎、水、土と、そのほかにもいろいろ試してみたけど、全部トレントに当たる直前に消えてしまう。


 魔法が使えるようになってからそれほど時間が経ったわけじゃないけど、今まで魔法を使ってきて、私と真夜は魔法に対して、なんでもできる、と絶対の自信を持っていた。


 それが全く効かないトレントに、頭がパニクって逃げるという選択肢が思い浮かばなかった。


 トレントがゆっくりと一歩近づいてきて、私と真夜も一歩後ずさる。けど、すぐに木にぶつかってしまう。いつのまにかトレントは目の前にいた。


 ファサッ!!とトレントが頭?の葉っぱを揺らして、ピンク色の粉をまいてきた。私と真夜は何もできずに顔からかかる。トレントはスライムと同じように、役目は終えたと言わんばかりに枯れていった。


 やっぱり、私の体は熱くなって、呼吸も荒くなっていき、真夜を見た瞬間意識が途切れた。





「はっ!?」


 正気に戻って、解呪の魔法をつか…おうとして私は固まってしまった。スライムの時はお互いの息がかかるほど近づいただけだったけど、今はお互いがベロを突き出して触れるギリギリまで近づいていた。心なしか唇がしっとりしている。


 え?!私、もしかして真夜とキスした?!え?え?!


 真夜は目をつぶって私が近づいてくるのを待ってる状態のようだ。


 普段の私ならとっさに離れてたんだろうけど、私は解呪の魔法を使ってないから、トレントがまいた粉の効果がまだ残ってるのか、この状態から離れられなかった。


 真夜の記憶に残らなんだし、ちょっとだけなら…いやでも、私みたいに急に正気を取り戻すかもしれないし、実の双子の妹にそんなこと…いや、もうキスしたかもしれないんだし……


「んん…?ん!!」


「ん?!」


 そんなことを考えてたら、痺れを切らしたのか、真夜が顔をぶつけるような勢いでキスしてきた。私の口の中に真夜のベロが侵入してくる。


「んん……」


「んっ……ん!!」


 身を委ねようかとしたけど、流石にこれ以上は危ないと思って咄嗟に真夜を突き放し、解呪の魔法を使う。


「はあ、はあ」


「はあ、お姉ちゃん?」


 真夜もちゃんと正気に戻ったようだ。


……冷静に考えて何してるんだ私?!

 

プロセカのイベントできる程度に走りおわって、さっき小説書き始めたばっかなのにやっぱり百合百合シーンだとスラスラかけますね(笑)


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