前置きという名のプロローグ
楽しんでいってくれたらいいと思います
前置きという名のプロローグ
星暦3000年に天災害が起きました。とても大きな天の災害です。海は荒れ、天は雷を放ち、地は割れ、そこら中が火に包まれた。死者はその時生きていた人間の半分だったそうです。そこからは大変だったそうです。歴史を紐解いてもここまでの災害は一度もなかったそうです。そういえば忘れていました、私のいる世界はラクリマ・・・・・・それがこの世界の名前。無駄に単純な名前なのですよね・・・・・・私たちの言語で星の導きなんて意味を持つくらいには・・・・・・・・・。
さてラクリマでは魔法が日常的に使われています。魔法または精霊魔法どちらも同じように見えますが使うのに必要なものが違います。
魔法は魔力という生まれた時から決まっている量の力を使う必要があり精霊魔法は大気中のマナと呼ばれるエネルギーを使って魔法を行使します。
二つの違いはこれだけではありません。魔法の方は魔力さえあれば基本使えます。ですが精霊魔法は大気にマナが存在していなければその力を行使することができない。
逆に言えばマナが充実していれば永遠に力を行使することができるわけですが世の中そんなに甘く行くはずがありません。マナはマナスポットという場所から湧き上がっていきます。それなので都市を作る際マナスポットがある場所に作ることが大前提なのです。
この魔法の出現により商業、通行手段、生活。魔法によってこの三つは急激な発展を遂げました。魔法万々歳ですね。もちろん治癒や攻撃魔法なんてものもあります。
物騒ですが実は必要なものでもあるのです。
私たちの街、都市などはドームに囲まれています。外に空気はありますが荒れ放題。
しかもそこにはもちろんゲームなどでお馴染みモンスターが出るわけで。
おかげで街と街との交流は少なく隔離された世界で人間様は生きているのです。
それとこれ以上の前口上を踏み倒します。話が進みません。
この世界ができるまでの歴史を知るとなると膨大な時間が必要ですから。
すべてを知るには11年分使うそうなので知識は少しかじって放棄しましたが。
大まかに説明してお分かりいただけたでしょうか?わからない?
もう適当でいいでしょうに・・・・・・おっとこんなこと考えている暇はないのでした。
もう出かけなければならない時間ですし・・・・・・えっ? 名前?
おっとそういえば名乗っていませんでしたね。私の名前はユエ・エリトーゼ。
愛称ユエです。以後お見知りおきをお願いいたします。
すぐに更新します。
次回「後置きという名のプロローグ」