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ハシバミ
私は玲。中学二年生。瞳と言う名前の友人がいる。瞳は大人しくて 、でも、真面目な普通の女の子だ。
数年前のある冬の日、いつもは一緒に学校に行くのに、この日はチャイムを鳴らすのが面倒くさくなって、瞳になにも告げずに1人で学校に行った。これが全てのすれ違いになったことは私は知らなかった。
あれから数年間、私達2人はろくにすれ違わなくなり、私は別の友人ができた。
そして、ある夕方、瞳は郵便受けにハシバミをいれていった。瞳はがおかれてる状況や、私達が仲直りするのはもう少し先の話し。