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初恋

作者: 汐野 夢咲
掲載日:2026/03/04

昔、ある村にティムという犬がいました。ティムは

生まれた時から1人ぼっちでした。そんなティムに

奇跡の出会いがあったのです。ある日いつも通り散

歩をしていると1匹のカワイイ猫とすれ違いまし

た。ティムはその猫に恋をしました。猫の名前はマ

メちゃん。マメちゃんはなんと日本語を話せる猫な

のです。ティムはそうとも知らず、思い切ってマメ

ちゃんに話しかけてみました。


「ニャーニャー」

その後も続けます。

「ニャーニャー」

と一生懸命伝えましたがマメちゃんは、猫なのに猫

語が分かりません。分からない事を知ったティムは

猫に付けてあった板を見て名前と電話番号を知りま

した。ティムは嬉しくなりました。それからという

もの、毎日、日本語を話せるように練習しました。


そして、練習を始めてから1ヶ月後、ティムは日本

語がペラペラになりました。次の日、マメちゃんの

家を探しに行きました。2時間ほど探しましたが見

つからず、一度家に帰りました。家に入ろうとする

と家が見えました。看板を見ると、「マメ」と書い

てありました。ティムはびっくりしました。ティム

はそのままマメちゃんに会いに行きました。


マメちゃんの家にティムは、

「こんにちは」

と元気に挨拶をしました。するとマメちゃんが、

「誰ですか?」

と聞いてきたので、

「前、道ですれ違った犬です」

と言うと、

「ティムくんですよね。私、すれ違った時、首輪に

ティムって書いてあるのが見えたんです」

と言われてティムは嬉しくなりました。


それからマメちゃんの家でティムとマメちゃんはこ

んな話をしました。

「あのさぁ、僕変わった所ない?」

「あるよ」

「何?」

「日本語、話してる所」

「気づいた?」

「うん」

「嬉しい」

「ティムくん。明日も来てね」

「うん。必ず来るよ」

「じゃあね」

「じゃあね」


こんな話をしているうちにティムはマメちゃんがも

っと好きになりました。そこでティムはマメちゃん

に明日プロポーズすると決めました。


次の日、ティムはマメちゃんに電話をしました。

「もしもし。マメちゃん?僕ティムだよ」

「どうしたの?」

「あのさぁ、今から近くの海に来てくれない?」

「良いよ」

「分かった。じゃあね」

電話が終わると、ティムはスーツを着て海に向かい

ました。海に着くと、ちょうどマメちゃんも来た所

でした。そしてプロポーズが始まりました。


「マメちゃん。急に呼んでごめん」

「ううん、大丈夫だよ」

「今日はマメちゃんに伝えたい事があって呼んだんだ」

「何?」

「僕と結婚してください」

「よろしくお願いします」

「ティムくん」

「何?」

「私と結婚してください」

「よろしくお願いします」


「ティムくん、もう一個言いたい事あるんだけど」

「何」

「私に猫の赤ちゃんがいます」

「分かった。一緒に頑張ろう」


それから1ヶ月後、無事にマムちゃんが産まれまし

た。マムちゃんはお母さんに似ています。今は夫婦

二人でマムちゃんにミルクを飲ませるのを頑張って

います。

               おわり

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