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討伐依頼書を見ていくとホワイトタイガーの討伐依頼書があった。
「これだ!」
私はすぐさまホワイトタイガーの討伐依頼書を取ってアウラに見せにいく。
「アウラ、私この討伐依頼書をしに行きたいんだけど」
私が渡した討伐依頼書を見たアウラは心配そうに聞いてきた。
「ひとりで大丈夫?騎士団の人を同行させようか?」
「まずはひとりで頑張ってみようと思う。それでもし難しいと思ったら引き返してってこともできるかな?」
「そういうことなら大丈夫。ホワイトタイガーの討伐した証はホワイトタイガーの牙と足爪の一つずつをギルドに持ってきてくれれば討伐成功となるわ」
「わかった」
私がギルドを出ようとしたとき、壁のに掛けられている一枚の肖像画に目を向けた。
「あっ」
私の声に気がついたアウラは教えてくれ
「この人はこの世界の神様みたいなお方なんだ」
おじいちゃん、ここでも真面目な顔ではなくいい笑顔の肖像画になっている。
「それじゃ、行ってきます!」
「エリール、初めての討伐か? 無理せずに頑張れよ」
「はい、頑張ってきますね」
私はギルマス、アウラ、クラフトさん、サジェスさんに見送られながらひとりで初めての討伐へと向かうのだった。




