表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/34




「エリールは何歳なんだ?」




すぐさまサジェスさんに止められた。




「クラフト、女性の方に年齢を聞くなんて失礼ですよ」




この世界では女性に年齢を聞くことはダメなんだ。




私は年齢を聞かれることを気にしてはいない。




「私、十七歳です」




私の言葉に団長、副団長は驚いた目をした。




「じゅ、十七歳ってまだ、子供ではないか⁉︎」




私の脳内は???が浮かんでいる。




「あの子供ってどういうことですか?」




「この、セレジェィラ国は二十歳から大人として認められるんだ」




前世の国でも二十歳からは成人として大人の仲間入りだ。




「もしかして子供だと、街に入れないんですか?」




「いや、街には入れるが二十歳未満の子供がギルドへ登録をするのに二十歳以上の人の保証人が必要なんだ」




どうしようか。私には二十歳以上の人が身近にいない。するとクラフトは何かを思い出したかのように話をした。




「よし、俺が保証人になってやろう!」




「えっ……」




「確かにクラフトが保証人になることはできますが、先にエリールの気持ちを聞かないと」




二人は優しく私を見ている。二十歳になるまであと三年ある。私のスローライフ生活を送るためにここは、クラフトさんに保証人になってもらうことを決めた。




「クラフトさん、私の保証人になってください!」




「わかった!」




「ありがとう、ございます!」




街のことは向かう途中にでも聞くことにする。




今はこの出会いに感謝をして楽しく過ごそうと思う。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ