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9芒星TACTICS(ノナ!タクティクス)  作者: k_i
10月のホーム画面
9/82

草馬との初対面

休部中の副キャプテン・草馬の部屋がある、

西寮へ向かった。


主人公

「一応、どんなやつなのか、

 見ておくだけみといてやるか。

 む……あれは?」


西寮の手前で女子らが集まっている。

十人近くいるだろうか。


女子らを前にして一人の女子が立って

何か話しており、その女子に向かって――


女生徒

「草馬さん、……」


――と呼びかけられたのが聞こえた。


主人公

「(あれが、草馬か……強いと聞いていたので、

 もっとがたいのいい筋肉女なのかと思ったが

 何ていうか、普通だな。背は小っちゃいし)


(にしても、向かい合ってるやつら……)」


柄の悪そうな連中。いかにも不良といった

ルックスの女生徒ばかりだ。

赤髪、モヒカン、アフロ、金髪銀髪、タトゥー、

眼帯、棍棒、肩パッド、ソバージュ……


主人公

「(あんなのがここにも存在するんだな、

 ってか草馬は、絡まれてるのか?

 よしここは、助けることできっかけを……)


(まあ、ありがちだがな。ふふっ)」


……


不良A

「お、なんだこいつ……」

不良B

「男子じゃん。珍しい。」


草馬

「……」


主人公

「あ、あの…………


(む、むう。実際こう前に立ってみると、

 意外な迫力というか威圧感があるな。

 なるほどこれはただ者ではない、か……)


…………こんにちわ」


顔を上げると、草馬に睨まれる形で、

目が合った。


草馬がまっすぐに進んでくる。

思わず、よけた。


草馬はそのまま、行ってしまう。


主人公

「あ、…………えーっと」


不良A

「草馬先輩!」

不良B

「待ってくだせえー」


……


女生徒らはぞろぞろと、草馬に付いていった。


主人公

「…………えー、えーっと??

 どういうことだ?

 草馬は、不良グループの、リーダー??

 ……今これ以上、詮索はよしておくか。

 時を改め、一人でいる時に話しかけてみるか。」

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