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第4話父

徳太郎は、病院の屋上で、煙草を一本くわえた、俺はどうすればいいのか、何で逃げ出したのか?思い出せない・・・・


すると、目の前に黒いマント?らしき物で体を包んでいる謎の男がいた。


「久しぶりだ・・・・始末書kに会うのは」

徳太郎

「誰だ」

徳太郎は、拳銃を取り出して、銃口を男に向けた。


「乱暴だ、まだその癖は、治っていないのか・・・撃ってみなよ・・・君に僕は殺せない・・」


男は、マントを外して、徳太郎のほうを見た。


徳太郎

「かっ・・・一史?なんで、お前が・・」

徳太郎は、拳銃を手から離した。青く透き通った瞳に、一樹と同じ青い髪が、ちょびちょび生えている。


一史

「君に、殺されるほどの男に見えるかい、確かにあの時は危なかったが」

4年前、俺が、この手で殺したはず・・・俺のマグナムで胸を・・・・。徳太郎は、混乱している、自分が殺したはずの男が、生きている、この事実に、徳太郎は、混乱している。


一史

「君を呼んだのは、これを、弟に渡してもらいたい」

一史が手渡ししてきたのは、封筒。差し出し人が、『一史』と書かれている。


徳太郎

「やはりお前が、どうやって呼び出したんだ」

一史

「救急車の中に、俺がいたことは知らないらしいな、俺はお前に、催眠術をかけた、いや、かけていたやつを今日になって発動させた、というべきかな」

徳太郎

「なんだと、いつ俺に、催眠術をかけた」

一史

「弟によろしく・・・・」

一史は、黒いマントの中に体を隠して・・・・黒いマントが落ちると一史の姿は、なかった・・・・・・




                8


一樹君の後を追いかけて行ったけど、いつの間にか見うしなっていた。


いつの間にか、人通りが少ないところに来ていた、あたりは、暗くて、薄気味悪い 誰もいないはずなのに、後ろに誰かがいるような気配も感じてきた。


目の前に黒いスーツを着た男性が現れた、私は、少し早足になりつつその場から、立ち去ろうとしていた


「ちょっと待ってくれ」


その男から呼びかけられた


香苗

「なんですか?(少し緊張)」


「一樹の友達だよね?」


香苗

「はいっそうですが、あなたはどなたですか」


男は、帽子を取って顔をあげた、片目だけ青い瞳で、一樹君と同じ青い髪の毛がちょびちょび生えている。


「一樹の・・・・・・一樹の父親だよ・・・・・」


私は、驚きを隠せなかった、「えー」という声が暗い夜道に響く、一樹君の話だと行方不明て聞いていたけどなんでこんなところにいるんだろう、それに何で、私のことを知っていたんだろう。


「一樹は、いい友達を手に入れたか・・・・・・頼みがある」


香苗

「なんですか」


一樹君のお父さんが紙を渡してきた。


「これを一樹に・・・・・」


香苗

「でも、渡すなら・・・・」


今まで、私の目の前にいた、一樹君のお父さんの姿が、消えていた・・・・・・・


続く

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